【商用利用OK】画像生成AI・Midjouney(ミッドジャーニー)の規約と商用利用する際の注意点

Midjourney(ミッドジャーニー)」は、リアルでクオリティの高い画像を生成してくれることで、画像生成AIの中でも有名なツールです。

高品質な画像を生成できることから、ビジネスでの利用を考えている方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は「商用利用はできる?Midjouneyの詳しい規約」と「商用利用する際の注意点」について、詳しくご紹介したいと思います。

細かなルールにも触れるため、事前にしっかりと理解しておけば、後々困ることも少なくなるはずです。
では、一緒にMidjourneyの力をビジネスにも活かしていきましょう♪

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目次

商用利用とは?

商用利用とは?

まずは簡単に、商用利用について解説をしていきます。

商用利用とは、利益を得る目的で商品やサービスを使用することを指します。
これには商品やサービスを販売、配布、レンタルする行為や、広告やプロモーション活動に商品やサービスを使用することが含まれます。

例えば、企業が製品を製造して販売する場合や、ウェブサイトで広告を表示して収益を得る場合などが商用利用にあたります。
今回の場合、Midjourneyで生成した画像(アート)をそのまま販売したり、生成画像を使用して商品を作成するなど様々な場合に該当します。

商用利用についての基本知識は、知っていて損はありません。
サービスを利用する際は規約を守って安全に使用していきましょう。

▼Midjourneyの登録方法から教えてほしい!そんな方はこちらの記事がおすすめです♪

Midjourneyの無料版は現在使える??

ミッドジャーニーの無料版は現在使える??

以前は無料版が提供されていましたが、情報が次々とアップデートされており現在がどうなっているのか分かりにくいですよね。

最新版として、現在の状況を確認してみました。

現在(2024年3月時点)は、無料版の提供は休止中のため有料版のみとなっています。

Midjourneyは現状、有料版のみで使用することができます。

商用利用する方に向けて、簡単に料金についても解説します。

【最新版】Midjourney4つの料金プラン

現在Midjourneyのプランについては以下の4つがあります。

年間プランを選択すると、どのプランも20%オフとなるので長く利用する方はこちらのプランがお得です。

▼各プランの詳細は以下となります

Basic(基本)プラン

月額$10または年額$96(月額$8)
Fast GPUの使用時間は月3.3時間となります。

個人的な趣味や小規模プロジェクトに最適です。
また、AIを使った画像生成を試してみたい方や、頻繁に使用しない方にもおすすめ。
Fast GPU使用時間が月3.3時間と限られており、大量の画像生成には向いていないので注意しましょう。

Standard(スタンダード)プラン

月額$30または年額$288(月額$24)
Fast GPU使用時間は月15時間で、Relax GPU使用時間は無制限です。

フリーランスのクリエイターや小規模ビジネスなど、定期的に画像を生成する必要がある方におすすめです。
また、月15時間のFast GPU使用時間と無制限のRelax GPU使用時間が提供され、より多くのプロジェクトに対応可能。Basicプランに比べるとコストが高くなりますが、提供されるGPU使用時間は大幅に増えます。

Pro(プロ)プラン

月額$60または年額$576(月額$48)
Fast GPU使用時間は月30時間で、Relax GPU使用時間は無制限。ステルスモードが利用可能となります。

高品質の画像を大量に生成する必要がある方におすすめ。そのため、中規模から大規模のビジネス使用に適しています。月30時間のFast GPU使用時間とステルスモードの利用が可能になり、よりプロフェッショナルな使用が可能です。

Mega(メガ)プラン

月額$120または年額$1152(月額$96)
Fast GPU使用時間は月60時間で、Relax GPU使用時間は無制限。こちらもステルスモードが利用可能となります。

最大限のGPU使用時間と機能を利用できるため、大規模企業や高度なAI画像生成を頻繁に行う方におすすめ。
月60時間のFast GPU使用時間を提供し、最も高度なプロジェクトにも対応可能です。注意点としては、高コストであるため、投資対効果を検討することが重要ですね。

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Midjourneyは商用利用できる?できない?

ミッドジャーニーは商用利用できる?できない?

では、本題のMidjourneyの商用利用ついて解説していきます。
まずはMedjourneyの利用規約を見てみましょう。(バージョン発効日: 2023 年 12 月 22 日を参考にしています)

You own all Assets You create with the Services to the fullest extent possible under applicable law.

お客様は、適用法の下で可能な限り、本サービスを利用して作成したすべての資産を所有するものとします。(DeepL翻訳)

https://docs.midjourney.com/

権利関係については、原文「Policies」内の「4. Content Rights」に詳しく記載されています。
以前は企業の商用利用について、コーポレートプランに入ることが必須でしたが、現在そちらの記載はなくなっています。

上記の規約を確認すると基本的な所有権はお客様(クリエイター側)にあるとされていますね。

また、以下の内容もご覧ください。

By using the Services, You grant to Midjourney, its successors, and assigns a perpetual, worldwide, non-exclusive, sublicensable no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute text and image prompts You input into the Services, as well as any Assets produced by You through the Service. This license survives termination of this Agreement by any party, for any reason.

本サービスを利用することで、お客様はMidjourney、その後継者、および譲受人に対し、お客様が本サービスに入力したテキストおよび画像プロンプト、および本サービスを通じてお客様が作成したアセットの複製、派生物の作成、公の場での表示、公の場での上演、サブライセンス、および配布を行うための、永続的、世界的、非独占的、サブライセンス可能な無償、使用料無料、取消不能の著作権ライセンスを付与するものとします。このライセンスは、理由の如何を問わず、いかなる当事者による本契約の終了後も存続するものとします。

https://docs.midjourney.com/docs/terms-of-service

こちらの記載からも分かるように、基本的に生成した資産(画像やプロンプト)に関して複製・派生物の作成・公開・サブライセンスの発行・配布等について著作権ライセンスを付与する=許諾すると記載されているので、商用利用は基本的に可能、権利は生成したユーザー本人にあるということになります。

結論、Midjourney(ミッドジャーニー)は商用利用可能となります

商用利用する際の注意点

商用利用する際の注意点

さて、商用利用は可能ですが、規約の中にはいくつかの例外も記載されています。しっかり確認し、理解した上で使用していきましょう。
今回は簡単に大切な部分を抜粋してご紹介していきます。

有料プランでない場合

商用利用する場合は、そもそも有料プランに加入している必要があります。
先ほどご紹介した通り、現在は無料版の使用は停止されていますが、商用利用をしたい場合は、大前提として有料プランに加入することが必要となります。

年間売り上げが100万米ドル以上の企業の場合

Your ownership is subject to any obligations imposed by this Agreement and the rights of any third-parties.

お客様が年間100万米ドル以上の売上を持つ企業またはその従業員である場合、お客様の資産を所有するには「プロ」または「メガ」プランに加入する必要があります。(DeepL翻訳)

https://docs.midjourney.com/docs/terms-of-service

年間の売り上げが100万米ドル以上の企業(または従業員)の場合で、商用利用が必要な場合は「プロ」または「メガ」プランに加入することが必須となっています。

生成した画像がオリジナルでない場合

If you upscale the images of others, these images remain owned by the original creators.

他人の画像をアップスケールする場合、これらの画像は元のクリエイターに所有権があります。(DeepL翻訳)

https://docs.midjourney.com/docs/terms-of-service

商用利用する画像は、前提としてオリジナルである必要があります。
Discordチャットルームなどの共有スペースまたはオープンスペースで他人の画像を使用し、アップスケールした画像については、アップスケールする前の画像を生成した「元のクリエイター」に所有権があります。
そのため商用利用はできませんので、注意しましょう。

コミュニティガイドラインを満たしてない場合

  1. Be kind and respect each other and staff. Do not create images or use text prompts that are inherently disrespectful, aggressive, hateful, or otherwise abusive. Violence or harassment of any kind will not be tolerated.
  2. No adult content or gore. Please avoid making visually shocking or disturbing content. We will block some text inputs automatically.
  3. Respect others’ creations. Do not distribute or publicly repost the creations of others without their permission.
  4. You may not use the Services to generate images for political campaigns, or to try to influence the outcome of an election.
  5. You may not use the Services or the Assets to attempt to or to actually deceive or defraud anyone.

1.お互いに親切にし、スタッフを尊重してください。本質的に軽蔑的、攻撃的、憎悪的、またはその他の虐待的な画像を作成したり、テキストプロンプトを使用しないでください。いかなる暴力やハラスメントも許されません。
2.アダルトコンテンツやグロコンテンツは禁止です。視覚的にショッキングな内容や不穏な内容は避けてください。一部のテキスト入力は自動的にブロックされます。
3.他人の創作物を尊重してください。他人の創作物を無断で配布したり、公に転載したりしないでください。
4.本サービスを使用して、政治キャンペーン用の画像を生成したり、選挙の結果に影響を与えようとしたりしないでください。
5.お客様は、本サービスまたは本資産を使用して、誰かを欺いたり詐取しようとしたり、または実際に欺いたりすることはできません。(DeepL翻訳)

https://docs.midjourney.com/docs/terms-of-service

上記は原文「Policies」内の「9. Community Guidelines」に記載されている内容を、一部引用したものになります。
コミュニティガイドラインは全部で10項目ほどあり、「これらのルールに違反した場合、私たちのサービスから追放されることがあります。私たちは民主主義ではありません。敬意をもって行動しなければ、サービスを利用する権利を失います。」と記載がありますので、ご覧になったことがない方は一度目を通しことをおすすめします♪

商用利用が可能であっても、最も重要なのは全員が一定のルールを守ることです。そうすることで、互いに快適に利用でき、Midjourneyという素晴らしいサービスを楽しむことができます。

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知識0の初心者でもコース受講後には、自由自在にMidjourneyを使ってAIイラストが作成できるようになります。
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よくあるご質問

著作権はいつまで有効ですか?

Midjouneyの規約には、「このライセンスは、理由の如何を問わず、当事者による本契約の終了後も存続します。」と記載があります。https://docs.midjourney.com/docs/terms-of-serviceより引用

基本的にプラン解約後も、生成した画像の著作権は画像生成を行なった自分にあり、画像を生成した時点であなたの著作権になりますので、解約以降も存続します。

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まとめ

今回は、【商用利用OK】画像生成AI・Midjouney(ミッドジャーニー)の規約と商用利用する際の注意点について詳しくご紹介をしました。

最近では、AIが少しづつ身近になってきているのを感じますが、みなさんもぜひAIを使う側となり、一緒に上手く活用していきましょう♪
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