LINE公式アカウントは、企業や個人がお客様と簡単にコミュニケーションを取れる便利なサービスです。
ただ、「公式アカウントは個人でも使えるの?」「アカウントの作り方が分からなくて不安…」と感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、「個人でLINE公式アカウントを利用する3つのメリット」と「アカウントの作り方」について詳しくご紹介します。
個人でLINE公式アカウントを始めてみたい方にも役立つ内容となっていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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LINE公式アカウントとは?
LINE公式アカウントと言われると有名企業やインフルエンサーが使っているイメージが強い方も多いのではないでしょうか。
しかし、LINE公式アカウントは誰でも利用可能で、個人ビジネスを助けてくれる力強いツールになります。
以下よりLINE公式アカウントについて簡単に解説していきます。
LINE公式アカウントはビジネス特化型のアカウント
LINE公式アカウントは簡単にいうとビジネスに特化したLINEです。商品紹介やお客様とのコミュニケーションを行うのに適したツールになります。公式アカウント上で、サービスや商品の販売に繋げることも可能です。
LINEアカウントからお客様とのコミュニケーションを行うメッセージなどを送信するには一人一人のトークルームに直接メッセージを送信しないといけません。公式アカウントを使うと一斉にメッセージを送信することができ、お客様に必要な情報を提供することもできます。
また、LINEアカウントと同じく、お客様1人とのチャットをすることも可能です。
リアルタイムで双方向のチャットができ、お客様の満足度を高めることができます。
▼LINE公式アカウントのメニュー一覧〜スマートフォン画面〜
上の画像のようにLINE公式アカウントはLINEアカウントにはない様々な機能があります。また、LINEと同じくスマートフォンでも操作ができるので、手軽にメッセージ配信をすることも可能です。
【ステップ配信とは?】
ステップ配信はあらかじめ用意したメッセージを日時や期間を設定して配信するメッセージのことを指します。ステップ配信を設定しておくとメッセージでの教育や誘導が行いやすいです。配信忘れなどを未然に防ぐこともできるので、自動的に送りたいタイミングでメッセージを送ることができます。
本当に誰でもアカウントを登録できる?
ビジネス特化型のLINE公式アカウントですが、登録については個人で誰でも登録することができます。ただ、アカウントを登録する際にコンプライアンス違反になるアカウントは運用できません。具体的にはアダルト系や悪質商法に値するものと判断されるものです。
しかし、登録の段階ではそのような運用をしないことを前提に登録をすることができます。ビジネスアカウントになるので、どんなサービスを提供しているアカウントになるかという業種選択は必須ですが、詳しい内容までは登録の段階では聞かれません。
また、開業届の提出は不要です。詳しい登録方法については後で解説しますが、気軽にアカウントを作ることができます。
LINE公式アカウントを作る3つのメリット
LINE公式アカウントを作るとどんなメリットがあるのでしょうか。
ここでは大きく3つのメリットについて解説していきます。LINE公式アカウントのメリットを知って、個人のビジネスにどう役立てるかを設計してみてください。
メリット① 必ずメッセージがお客様に届く
LINE公式アカウントを使うことの最大のメリットは圧倒的な到達率です。他のコミュニケーションツールとしてあるのがメールと電話。
メールはアドレスの問題やセキュリティの強化でメールが届かない、もしくは迷惑メールに振り分けられるということが多々起きています。
電話もタイミングが悪いと出てもらえないことがしばしば。見慣れない番号となると当然出てもらえないことがほとんどです。
メールや電話はメッセージがお客様に届きにくいという欠点があります。せっかく、お客様になっていただいてもサービスを提供したり、購入に至らなければビジネスとしての運用が難しいです。
しかし、LINE公式アカウントはLINEに登録するものなので、必ずメッセージ送付できます。届かないということがほぼ起こらないのがLINE最大の特徴です。スムーズにお客様とのコミュニケーションをとることができます。
メリット② お客様にストレスがない登録方法
個人ビジネスでネックになるのがお客様管理です。お客様リストを作成していく必要があり、どんなメッセージを送付したかをツールなどでまとめていく必要があります。
お客様側からしてもメールアドレスをお客様から取得するには手間がかかったり、電話番号となるとお客様が心理的なハードルを感じやすいです。
しかし、LINE公式アカウントはLINEに友だち追加をするだけ。お客様もLINEだと気軽で登録も手間がかかりません。LINE公式アカウントでは個人が運用しやすくするためにさまざまな登録方法を準備しています。運用者とお客様どちらにもスムーズなコミュニケーションが可能です。
▼LINE公式アカウントのお友だちを増やす方法一覧
メリット③ 全ての機能を無料で使うことができる
公式アカウントとなると料金が気になる方も多いと思いますが、LINE公式アカウントは全ての機能を無料で使うことができます。
運用自体も料金がかかるわけではありません。機能についても全ての機能を無料で使用することができます。誰でも手軽に活用することができるのです。
ただ、料金をかけないといけない点が1つだけあります。それが月のメッセージ数です。
LINE公式アカウントは1アカウントにつき月のメッセージ数が200通と決まっています。上限まで達してしまうと翌月まではメッセージを送信することができません。
LINE公式メッセージ数と料金については以下の通りです。
- コミュニケーションプラン(無料プラン) 月上限200通まで
- ライトプラン(月額5,000円) 月上限5,000通まで
- スタンダードプラン(月額15,000円) 月上限30,000通まで
登録者と月に送るメッセージ数に応じて契約プランを考えていく必要がありますが、個人ビジネスで少人数の登録者である場合や登録者とのコミュニケーションがメインの場合はメッセージ数を気にする必要はありません。
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LINE公式アカウントの作成方法
では、LINE公式アカウントを作るにはどうしたらいいのでしょうか。
公式アカウントと呼ばれるくらいなので、かなり面倒な手続きが必要そうに感じてしまいます。
しかし、LINE公式アカウントは冒頭でもお伝えしたように10分程度で作成可能です。そして、スマホからでも手軽にアカウントを作ることができます。
今回はパソコンからのアカウントの作り方とスマホからのアカウントの作り方、どちらもできるように解説していきます。やりやすい方法でLINE公式アカウントを作ってみてください。
LINE Bussiness IDを取得しよう〜パソコン編〜
LINE公式アカウントを作成するには、はじめにLINE Bussiness IDを取得する必要があります。
どのようにLINE Bussiness IDを取得するのか以下のステップをご覧ください。
インターネット検索ツールで「LINE公式アカウント」を検索してください。
検索すると「【公式】LINE公式アカウント – アカウント作成はこちら」というサイトがあります。これがLINEヤフーforビジネスのサイトです。ここからLINE Bussiness IDの取得します。
ページを開くと左側に大きく「LINE公式アカウントをはじめる」というオレンジ色のボタンがあります。下の画像の赤枠の部分です。そちらのボタンをクリックしてください。
▼LINE公式アカウント登録開始ページ
アカウント作成の説明ページに移行しますので、オレンジ色の「LINE公式アカウントをはじめる」を先ほどと同じようにクリックしてください。下の画像の赤枠のところです。
▼LINE公式アカウント説明ページ
クリック後にLINE Bussiness IDを取得するページへと移動します。自分のLINEと連携させたい場合は緑色のLINEアカウントで登録をクリック。下の画像の赤枠部分です。メールアドレスで自分のLINEと分けて登録したい場合は緑色の文字の「メールアドレスで登録」をクリックしてください。下の画像の青枠部分です。
▼LINE Business ID登録画面
自分のLINEアカウントから登録する場合は一度LINEにログインする必要があります。LINEを登録したときのメールアドレスとパスワードを入力するかQRコードをスマホで読み取る2つの方法でログインが可能です。
ログインに成功できると電話番号入力を行い、SMSで暗証番号が届きますので、その番号を入力します。
これでLINE Bussiness IDを取得できた状態となります。
LINE公式アカウントを作成しよう〜パソコン編〜
LINE Bussiness IDを取得すると自動的にLINE公式アカウントを解説するページに移動します。LINE公式アカウントを作るのに必要な入力事項は5つです。
- アカウント名
- メールアドレス
- 業種
- 運用目的
- 主な使い方
▼LINE公式アカウント登録ページ
上の画像で赤枠になっていない所在国や会社名は必須事項ではないです。
特に国はデフォルトで日本になっていますので、海外在住でない限りはそのままで問題ありません。
入力が終われば下にある緑の確認ボタンをクリックしてください。確認画面に移動します。入力内容がよければ下の緑色の完了ボタンを押すと登録完了です。
これでLINE公式アカウントを利用することができます。
スマホからLINE公式アカウントを作成する方法
LINE公式アカウントはスマホからでも登録が可能です。簡単な操作で作成できます。
スマホでLINEアプリを開いて、LINEアプリの下にあるメニューの中から「VOOM」をタップ。VOOMの画面を開きます。下の画像の下側の赤枠の部分です。
▼スマートフォンでのLINE VOOM表示画面
上の画像のようなVOOM画面の上側に人の形をしたマークがあるので、そちらをタップしてください。上の画像の上側の赤枠です。すると自分のアカウントが上部に表示されます。
そのすぐ下に「公式アカウント作成・連携」のボタンがありますので、そちらをタップすれば登録画面に移行して、必要事項を入力するだけです。
▼スマートフォンからのLINE公式アカウント作成ページ画面
VOOMからの場合は自分のLINEアカウントと連携することになりますので、アカウントを分けたいという方はVOOMからのアカウント登録をしないことをオススメします。
認証済アカウントと未認証アカウントとは
LINE公式アカウントを作成すると必ず、認証済アカウントにしてくださいというメッセージが出てきます。
この認証済アカウントについて解説していきます。
LINE公式アカウントの種類
LINE公式アカウントには大きく2つのアカウント種別があります。それが「認証済アカウント」と「未認証アカウント」です。登録をしたばかりの公式アカウントは全て未認証アカウントになります。
未認証のアカウントだから使用することができない。そんなことはありません。未認証でも公式アカウントとして使用することができます。ただ、場合によってはお客様側に未認証で注意書きを表示されることもあるので、気をつけるべき点です。
認証済アカウントにするべき7つのメリット
認証済アカウントは認証されていることがわかるようにLINEのアイコンの右下に青色のLINE公式のバッジがつきます。また、このバッチがついているアカウントはLINEの中で検索表示に出すことができるのが最大の特徴です。そして、検索に掲載される以外にも6つの特徴があります。
認証済アカウントの7つのメリット
- 青色のバッチがつき、検索に掲載される
- 請求書決済が利用できる
- 友だち集めに有効なツールを利用できる
- 「友だち追加広告」を利用できる
- LINEアプリ内にアカウント情報やクーポンを掲載できる
- 「メンバーシップ」を利用できる
- 「アカウント満足度調査」などで、「自由回答」を選択できる
友だち集めのツールは未認証の無料アカウントでもできます。
ただ、認証済になることでLINEのキャラクターが入った店舗で使える案内用ポスターを無料でダウンロードできたり、有料のノベルティの購入が可能です。
LINEのメンバーシップとはLINEでサブスクリプションサービスを作成することができるサービスになります。LINE公式アカウントの収益化することもでき、料金の徴収なども可能になるサービスです。
認証済アカウントにするためには審査が必要
認証済アカウントは先にも述べたようにLINEヤフーが認めたアカウントとなります。認証済にするにはアカウント審査が必要です。
アカウント審査はアカウントを作成したときから申請が可能となっています。LINE公式アカウントを作成すると認証済にしませんかという案内ページが表示されますので、すぐに申請可能です。
認証済アカウントの申請は作成時にしなくても後から申請ができます。後から申請する場合は公式アカウントの管理画面の右上「設定」をクリック。下の画像の赤枠部分です。
▼LINE公式管理画面
設定画面の移動すると情報公開の項目に現状のステータスが表示されています。はじめは未認証です。その下に「アカウント認証をリクエスト」というボタンがあります。下の画像の赤枠部分です。それをクリックすれば申請ができます。
▼LINE公式アカウント管理ページの設定画面
認証済にするためにはLINE公式アカウントをどう利用していくかという申し込みタイプを選択する必要があります。自社または店舗の形態に合わせて選択してください。選択すると会社や店舗に関する詳しい内容を入力していき、申請ボタンを押せば完了です。審査には5〜10営業日が必要になります。
審査が通れば本人確認が行われ、最終的にメールで結果が届き、審査に合格していれば認証済アカウントになります。。
申請には必ずホームページが必要です。
ホームページを持っていないと申請ができないのでご注意ください。
よくあるご質問
- LINEを使ってなくても公式アカウントは使用できますか?
-
可能です。公式アカウントを作成する際にメールアドレスから登録してください。店舗や会社で管理する場合は自社のメールアドレスを使った登録がオススメです。
- 認証済アカウントにしないとダメですか?
-
未認証アカウントでも問題ないです。未認証でもお客様サービスに必要なことはほとんど行うことができるようになります。
最近アカウントの管理が厳しいです。未認証アカウントの活動が販促の場合は投資などの金銭関連には注意するメッセージが表記されるようになります。最悪そのままアカウントを凍結されることもありますので注意が必要です。
まとめ
今回は「個人でLINE公式アカウントを使う3つのメリットとアカウントの作り方」について詳しくご紹介しました。
LINE公式アカウントは個人でも簡単にアカウントを開設することができ、お客様とのコミュニケーションをとるのにも最適なツールです。
ビジネスにも活用できるとても便利なサービスですので、ぜひ今回の記事を参考にLINE公式アカウントを作成して、みなさんの活動を広げてみてくださいね。
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