Instagramはさまざまなコンテンツを発信できる人気のSNSですが、定期的に仕様が変わるため最新情報を押さえておくことが大切です。
先日Instagram公式アカウントで最新の投稿サイズが発表されましたが「どんなサイズが最適なの？」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、2025年最新のInstagramの投稿サイズについて徹底解説していきます。
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目次
Instagramの投稿サイズとは？
Instagramはコンテンツの種類によって推奨サイズが異なるため、それぞれの仕様を理解しておくことが大切です。
まずはInstagramの投稿サイズについて、簡単にご説明します。
Instagramのタイムライン・グリッド表示とは？
Instagramのタイムラインは、アプリを開いたときに最初に見る画面のことです。
フォローしている人や興味のあるアカウントの投稿が、新しい順に表示されます。
投稿した画像が4:5、1:1など、画像の大きさによって比率が調整され、表示されます。
Instagramのグリッド表示とは、Instagramのプロフィール画面に表示される投稿の一覧（3×3の四角形グリッド）のことです。
個々の投稿がこのグリッドに並ぶため、統一感のあるデザインを意識すると、プロフィール全体の印象が向上します。
Instagram投稿の最適な投稿サイズ
2025年2月現在の最新情報によると、Instagramの主な投稿は以下の比率で表示されます。
○ フィード投稿
画像サイズ … 4:5（1080px×1350px）
グリッド表示（プロフィールページ） … 3:4（1012px×1350px）
○ リール
画像サイズ … 9:16（1080px×1920px）
グリッド表示（プロフィールページ）…3:4（1080px×1440px）
○ ストーリーズ
画像サイズ… 9:16（1080px×1920px）
セーフエリア…1080px×1610px
Instagramは、仕様変更前まではグリッド表示が1:1比率の正方形で統一されており、この比率に合わせて投稿も多く作成されてきました。
2025年に縦長表示に切り替わったことにより、グリッド表示を基準に統一されていた過去の投稿がズレてしまう人が多く現れました。
Instagram投稿の縦長画像サイズ・グリッド表示の比率の注意点
グリッド表示は3:4比率で表示されます。
縦長投稿のタイムラインでの表示は4:5比率なので、この比率に合わせて投稿を行うと、グリッド表示の際には上下がカットされてしまいます。
Instagramの投稿サイズはなぜ重要？
Instagram投稿は、フィード投稿・ストーリーズ・リールなど、コンテンツの種類によって推奨サイズが異なるため、正しい設定が必要です。
投稿サイズは単に見た目の問題だけでなく、アルゴリズムやエンゲージメントにも影響を与える場合があります。
ここでは、Instagramの投稿サイズが重要な理由を詳しく解説し、より魅力的な投稿を作るためのポイントを解説します。
重要な理由①：Instagramの投稿サイズで画像や動画の見え方が変わるため
投稿サイズが合っていないと、画像が切れたり、画質が低下する可能性がある
Instagramでは、フィード・ストーリーズ・リールなど、それぞれの投稿形式ごとに推奨サイズが決まっています。
適切なサイズで投稿しないと、画像の一部が自動でトリミングされたり、拡大縮小によって画質が劣化したりする可能性があります。
正しいサイズ設定で、見やすい投稿を作る必要がある
Instagramは、フォロワーがスクロールしている最中に、目に留まりやすい投稿が重要です。
フォロワーの滞在時間が長くなれば、エンゲージメント向上にもつながります。
投稿サイズが適切でないと、画像の端に配置した文字などの情報がトリミングされる場合もあります。
情報が正しく伝わらず、ユーザーの関心を引くのが難しくなり、エンゲージメントが低下する原因になります。
Instagramの「エンゲージメント」とは、投稿を見たユーザーがどれだけ反応してくれたかを示すものです。
エンゲージメントが高いと、Instagramのオススメ欄に表示されやすくなり、より多くのユーザーに見てもらえるチャンスが増えます。
「いいね」「コメント」「保存」「シェア」、これらの反応が多いほど「エンゲージメントが高い」と言えます。
重要な理由②：Instagramのアルゴリズムに影響を与える可能性があるため
Instagramはエンゲージメントが高い投稿を優先的に表示
Instagramのアルゴリズムは、ユーザーの関心を引くコンテンツを優先的に表示する仕組みになっています。
「いいね」「コメント」「シェア」「保存」などのエンゲージメントが高い投稿ほど、フィードや発見タブで上位に表示される特徴があります。
4:5比率で作成された縦長画像のフィード投稿は、画面いっぱいに表示されるため、スクロール中に目に留まりやすくなります。
一方で、サイズが合わずにトリミングされた画像は、視認性が低下し、スルーされる可能性が高まります。
画質が悪い、またはトリミングされた投稿はスルーされやすく、リーチが減少する
Instagramでは、「インスタ映え」という言葉が流行ったことからわかるように、鮮明で高品質な画像や動画が求められています。
投稿サイズが合わずにトリミングされたり、低解像度の画像が使用されたりすると、視認性が低下し、フォロワーの興味を引くことが難しくなります。
投稿のエンゲージメントが下がると、Instagramのアルゴリズムによってリーチが制限される可能性があります。
さらに、「発見」タブに表示される投稿は、視覚的に魅力的であることが重要です。
画質が悪いと、スクロール時に目に留まりにくく、ユーザーがスルーしてしまう原因になります。
「リーチ」とは、投稿を見たユーザー数のことです。
リーチが多ければ多いほど、よりたくさんのユーザーに投稿を見てもらえます。
重要な理由③：ブランドやビジネスの印象を左右する
統一感のある投稿サイズでブランドイメージを向上
Instagramは視覚的なプラットフォームであり、統一感のある投稿サイズやデザインは、ブランドのイメージを強化する上で重要です。
サイズがバラバラの投稿や、トリミングされて意図しないレイアウトになった画像は、アカウント全体の印象を損なう場合があります。
統一された投稿サイズを維持することで、一貫性のあるスタイルを確立でき、フォロワーに信頼感やブランドの世界観を伝えることができます。
ビジネスでInstagramを利用する場合、適切なサイズ設定がコンバージョン率に影響する
Instagramは、ビジネスの集客・売上アップにも活用できるツールでもあります。
そのため、投稿のサイズやデザインが、コンバージョンに大きな影響を与えることを理解しておく必要があります。
Instagramの投稿を見たユーザーが、最終的に「目的の行動」を起こしてくれることです。
コンバージョンは、Instagramでの活動がどれだけ成果に繋がっているかを知るための重要な指標です。
例
目的の行動：お客さんに「お店に来てもらうこと」
この場合、投稿を見た人が実際にお店に来てくれたら、「コンバージョン達成」となります。
Instagram最新の投稿サイズ一覧｜2025年最新
2025年2月現在、Instagramの仕様がアップデートされ、投稿の表示サイズが変更されました。
Instagramを最大限に活用するには、最新の推奨サイズを把握し、正しく活用することがポイントです。
ここでは、2025年最新版のInstagramの投稿サイズを一覧で紹介し、各コンテンツの特徴やポイントも詳しく解説します。
Instagramフィード投稿の最新サイズ（正方形・縦長・横長）
• 正方形 … 推奨解像度 1080px×1080px（比率 1:1）
• 縦長 … 推奨解像度 1080px×1350px（比率 4:5） ※フィードで最も目立つサイズ
• 横長 … 推奨解像度 1080px×566px（比率 1.91:1）
カルーセル（2枚以上）投稿の場合、１枚目に設定した画像のサイズに合わせ、2枚目以降の画像サイズが自動調整されます。
4:5の縦長投稿は、スマートフォンの画面いっぱいに表示されるため、視認性が高く、長い時間その投稿に滞在してもらえる可能性が高くなります。
「発見タブ」は2025年２月現在、正方形表示のままなので、注意が必要です。
Instagramストーリーズ・リール投稿の最新サイズ
• ストーリーズ・リール投稿 … 推奨解像度 1080px×1920px（比率 9:16）
Instagramのストーリーズとリールは、スマホ画面いっぱいに表示される縦長のフォーマット（9:16）が推奨されています。
リール投稿などの動画はエンゲージメントが高まりやすいため、高画質かつ適切な比率で投稿することが大切です。
Instagramグリッド表示（プロフィール画面の投稿一覧）の最新サイズ
• グリッド表示 … 比率 3:4 （このサイズに合わない画像は自動的にトリミング）
縦長の投稿画像の比率は4:5ですが、グリッド表示になると3:4比率の表示になるため、上下がカットされるます。
そのため、投稿画像を作成する際に、重要な要素は中央に配置する必要があります。
Instagram投稿のグリッド投稿を上手に活用するコツ
Instagramのプロフィールページでは、投稿が3×3のグリッド形式で表示されるため、レイアウトを工夫することで統一感のある美しいフィードを作ることができます。
さらに、グリッド投稿を上手に活用すると、世界観の統一やブランドのストーリーを伝えやすくなり、新規フォロワーの獲得やプロフィールの滞在時間向上に繋げることができます。
ここでは、グリッド投稿を効果的に活用するためのコツを紹介します。
統一感のあるデザインを意識する
カラーやトーンを揃えると、プロフィールが美しく見えます。
（参考：NEMU | 面倒くさがりさんでも変われる）
分割投稿を活用する
1枚の画像を9分割して投稿し、大きなデザインを作るのも人気の手法です。
プロフィール画面を開いた時に、ユーザーにインパクトを与えることができます。
グリッドでの見え方を考慮する
縦長投稿を使う場合、トリミングされる部分を考慮してデザインするのがポイントです。
Instagramの投稿では、サイズや色合い、デザインを揃えることがポイントです。
グリッド投稿を活用し、3投稿単位でバランスを考えた投稿をすると、フィード全体の印象が統一されます。
Instagram投稿を適切なレイアウトで作成する方法
Instagramでは、投稿サイズが適切でないと画像がトリミングされたり、画質が劣化したりすることがあります。
投稿形式によって推奨サイズが異なるため、最適なサイズに調整することが、見栄えの良い投稿を作るポイントです。
ここでは、誰でも簡単にInstagramの投稿サイズを調整できる方法を紹介します。
ツールの活用や、デザインのコツも解説するので、ぜひ参考にしてください。
Instagram公式による推奨画像サイズ
Instagramの公式アカウントより、最適な投稿サイズが公開されています。
それをもとに、タイムライン表示でもグリッド表示でも見切れない画像を作成する方法を解説します。
フィード投稿では左右が、リール投稿では上下がトリミングされることがわかります。
さらにリール投稿では、トリミング部分だけでなく、投稿の情報などの表示で隠れてしまう部分も考慮する必要があります。
Instagram公式発表のアップデート｜グリッドの活用
Instagramの責任者であるAdam Mosseri（アダム・モッセーリ）氏が、自身のInstagramアカウントで「プロフィール画面」のアップデートを行う予定だと発表しました。
その内容について、以下にまとめていきます。
Instagramアップデートの予定①｜ストーリーのハイライトがタブに移行予定である
現在はプロフィール文とグリッド投稿の間に丸型の
Instagram投稿の長方形表示を正方形表示に変更する方法
Instagramの長方形表示を、正方形表示に変更する方法があります。
この方法で正方形に変更すると、正方形の画像に余白をつけた状態の表示に切り替えることができます。
変更したい投稿の上部にある「…」を開きます。
「プレビューを調整」を選択しましょう。
「画面に合わせる」と「フィル」のボタンで表示方法を切り替えることができます。
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よくあるご質問
Instagramの投稿サイズについて、よくあるご質問をまとめました。
疑問を解消し、Instagramを最大限に活用していきましょう。
推奨サイズを守らないと、画像や動画がトリミングされて意図しない表示になることがあります。また、解像度が低い画像を使用すると、画質が劣化して見づらくなり、フォロワーのエンゲージメントが低下する可能性も。特にビジネスアカウントでは、ブランドの印象を左右するため、正しいサイズ設定が重要です。
はい、Instagramの仕様は定期的にアップデートされるため、推奨サイズが変更されることがあります。 そのため、古い情報のまま投稿すると、意図しない表示になる可能性も。最新情報をチェックし、適切なサイズで投稿することが大切です。本記事でも最新情報を随時更新しますので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
Instagramの投稿サイズは、画像や動画の見え方、エンゲージメント、ブランドの印象に大きく関わります。
2025年現在、Instagramの仕様は頻繁にアップデートされているため、最新の推奨サイズを把握し、正しく調整することが大切です。
Canvaなどのツールを活用すれば、簡単に最適なサイズでの投稿作成が可能です。
今回紹介したポイントを参考にしながら、最適な投稿サイズを意識して、より魅力的なInstagram運用を目指しましょう！
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