私はフリーランスのWebデザイナーとして8年ほどお仕事をしていました。
その経験から、個人レッスンや講座・YouTubeの生配信などで
「独立までどういうステップを踏んだらいいのか」
「フリーランスになるためには何をしたらいいのか」
「フリーランスやってみたいけど不安があります」
など、フリーランス関連の質問やご相談を多くいただきます。
今回は、私の実体験を踏まえたフリーランスの収入面や辛い面をご紹介していきます。
今からフリーランスを目指している方・やってみたい方には独立をする前に知っておいた方がいい情報かと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
[jin-iconbox01]今回、フリーランスと会社員を比較して内容を書いていますが、フリーランスと会社員は、どちらがいいかという話ではありません。
実体験ベースの事実をこれからお伝えしていこうと思います。
[/jin-iconbox01]フリーランスや個人でお仕事をしたい方、収益化の方法やお仕事を取る方法を知りたい方は個人レッスンチェックしてください♪
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フリーランスが会社員より稼げる理由
今後、私はこれからフリーランスと会社員の垣根がなくなってくる、または曖昧になってくると思っています。
フリーランスと一言に言っても職業はいろいろありますが、スキル系のWebデザイナーやプログラマー・マーケッターなど、ほとんどの場合フリーランスは会社員より稼げる方が多いです。
私の肌感覚ではありますが、企業に勤めている2〜3倍くらいは稼げると思います。
また、フリーランスというお仕事をするのに年齢とかは関係ありません。
実力ベースなのもいいところかもしれません。
フリーランスが稼げる理由は大きく分けて2つあります。
- マージンを抜かれない
- 解雇オプションがある
マージンを抜かれない
「マージン」という言葉を使うには正しくないかもしれませんが、ここではわかりやすくマージンという言い方で解説します。
1つの商品が作られて私たちのところに届くまで、中間マージンがありますよね。
会社がプロダクトを作って卸し会社に行って、いくつかの会社を通して私たちのところへ届く商品が多いと思います。
それと同じイメージです。
具体的にいうと、会社員で働く場合、
- 自分がどれだけ働いたか
- どれだけ結果を出したか
こういったことは関わらず、お給料は基本的に固定給の人が多いと思います。
※営業職の場合は、インセンティブでプラスアルファもらえる人もいます。
こういった働き方の長所は、安定して収入を得ることができるところです。
私は以前ECサイトで働いていたのですが、そのときのお給料は東京で暮らすには結構厳しい部分ありました。
フリーランスになってからは、自分が今までもらっていた収入の2倍になりました。
この経験で、会社にマージンを抜かれるってこういうことだというのを身を持って実感しました。
そのため、自分で仕事をとってこられる人やチャレンジしたい人は、ぜひフリーランスで挑戦してくと、収入の面ではアップしていく可能性があると私は思っています。
また、売上の中にはコストもありますが、先ほどご紹介したデザイナー・プログラマーなどのWeb系のフリーランスは、基本的にあまりコストがかからない職業です。
利益を多く自分に収入にすることができるので、収入は必然的に高くなります。
解雇オプションがある
企業と業務契約をしてる場合、フリーランスは会社側から見ると解雇しやすい対象です。
最初にコストカットの対象になりやすいので、その分あらかじめお給料が高めに設定されていることがあります。
これは嬉しいことではありますが、何かあった時にリスクもあります。
ここまでをまとめると、自分でお仕事を作れる人・取ってこられる人フリーランスは、会社員で働くよりも収入がアップする可能性があると思います。
実体験から感じるフリーランスの真実
次に、フリーランスのちょっと辛い面を3つご紹介していきます。
- MAXの給与は見えている
- 成長できるかは自分次第
- 走り続けないとすぐそこは崖
MAXの給与は見えている
労働集約型のフリーランス(Webデザイナー・エンジニアなど)の給与の形態を分析すると
基本的には、労働時間×時間単価です。
1時間1万円の時給計算で、毎日7時間・月に20日以上働き続けたとして、個人で稼ぐ天井は大体2000万くらいではないかと推測しています。
収入の得方は他にもいろいろありますが、フリーランスの場合、天井の部分はほぼ決まっていると言っていいのではないでしょうか。
成長できるかは自分次第
フリーランスは、最初は自分がお客さまに提供できるサービスを考えます。
軌道に乗っていくと、単価にもよりますが売上ベースで大体300万から1000万くらいいただけるようになるフリーランスの方が多いです。
サービスは、自分が最初に覚えたスキルをお客さまに提供することがローテーションになっていきます。
そのローテーションは、誰かに言われるわけでもなく全部自分でやっていくので続いていきます。
そして、続けていくだけになるといつの間にか知識のアップデートが止まっていることが結構あります。
私自身もそうでした。
[jin-iconbox07]フリーランスは、自分自身が上を目指したり、スキルアップをしていく意識がないと継続していくことが難しくなってしまいます。[/jin-iconbox07]一方会社員の場合は、会社の中で業務がたくさんあるので、その中で仕事を提案してくれる会社も多いと思います。
それでチャレンジをして、自分の成長につなげることもできます。
私も会社員をしていた時に、Webデザイナーになるきっかけをくれたのは上司でした。
上司の「何かやってみたら?」という一言で、Webデザインの勉強をし始めました。
自分の成長は、人がきっかけを与えてくれたるすることもあります。
そう言った面で1人でやっていくフリーランスは成長が止まってしまうとこともあるかもしれません。
そのため、自分自身で成長を続けていかなければなりません。
走り続けないとすぐそこは崖
フリーランスは、常に努力して自分のアップデートを続けないと一寸先は崖の下です。
起業してる方も同じです。
お客さまに新しいものを提供し続けないと持続はありません。
フリーランスは、そのときのお仕事や環境にうまく合わせていきながら成長し続けていくことがとても大切です。
例えば外部環境の変化で、競合の新しいサービスがリリースされたりと、今まであった仕事、安定していた仕事がいきなりなくなる可能性が大いにあります。
また、自分自身の変化で、女性であれば、結婚・出産や引っ越しなどが、仕事の転換期になると思います。
そのため、自分のアップデートをし続けて、オリジナリティあふれる自分の仕事を作っていくのが好きな方、挑戦していくのが好きな方がフリーランス向いていると思います。
フリーランスの今後
優秀な方、やりたいことがある方のフリーランス化、ますます進んでいくと思います
ここでお伝えするフリーランスは2つの種類があります
- フルタイムでフリーランスをやっている方
- どこかの会社に属しながら他の事業をやっている方
2つ目の種類は、副業と思う方も多いと思います。
しかし、私は副業という考え方は無くなっていくと思っています。
会社のお仕事も会社以外のお仕事も、どちらもメインのお仕事になるということです。
まさに、これがフリーランスの新しい形ではないかと思います。
これは、フリーランスのデメリットをカバーするうまい働き方です。
その分労働時間・量ともに大変ではありますが、総合的にみてこう言った働き方は増えていくと思います。
なぜこの風潮が広がっていくのは理由は2つです。
- リモートワークの普及
- 副業緩和の流れ
通勤時間がなくなり、その分時間が増えたことで自分の可処分時間が増えています。
その余った時間を他に活かせないかと考える人がいるはずです。
今後、リモートワークがどんどん普及していくのは間違いありません。
このことから、会社員としてお仕事を持ちながらサブで何か新しい事業を始める方は増えていくと考えています。
また、これからは会社もどんどん副業を解禁していくと思います。
会社員をしながらフリーランスをするという形は、どんどん広がっていくでしょう。
まとめ
今回は、私の実体験を踏まえたフリーランスの実情をお伝えしました。
これからフリーランスを目指す方に参考になれば嬉しいです。