フリーランスになる前に知っておきたい!お金やメリット・デメリットについて

【アイキャッチ】フリーランスになる前に知っておきたい!お金やメリット・デメリットについて

今回はフリーランスになる前に知っておきたい、個人事業主との違いやお金、メリット・デメリットを徹底解説します。

時間や場所の自由度が高く、自分の好きを仕事にできるフリーランスはとっても魅力的。一方で、キラキラとしたフリーランス像がひとり歩きをしているように感じることもあります。

フリーランスはその自由度の高さゆえ、生活リズムが崩れて仕事のペースがなかなか掴めなかったり収入面が不安定でメンタルが安定しなかったりと特有の悩みもあります。

「育児しながら仕事も頑張りたい」「旅をしながらフリーランスとして働きたい!」「自分の好きなことを仕事にしたい」

とったように様々な理由でフリーランスを目指している方がいらっしゃると思いますが、メリットとデメリットの両方を理解してしっかりと価値提供できるフリーランスを目指しましょう!

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目次

フリーランスと個人事業主の違い

個人事業主との違い

フリーランスと個人事業主は混同して使われることがありますが、実は明確な違いがあります。

フリーランスとは、「独立した個人が業務を請け負う働き方」のことです。特定の会社に雇用されるわけではなく、基本的に案件ごとにクライアントと契約を結びます。

一方で、個人事業主は「税務上の区分」のことで、開業届を税務署に提出した人のことを言います。

つまり、フリーランスが「働き方」であるのに対し、個人事業主は「税務上の区分」といえます。

【関連動画】:フリーランス8年歴のWebデザイナーが思う、フリーランス1年目にやっておいた方がいい事

フリーランスに多い職業

フリーランスに多い職業

フリーランスといっても、実にさまざまな職種があります。

ここでは、フリーランスに多い職業の一例をご紹介します。

「フリーランスになりたいけれど、どんなお仕事をするか決めていない」という方は、まずいろんな職種を知るところから始めてみてください。

そうでないと、自分がすでに知っている職種や有名な職種にどうしても偏ってしまうため、知らず知らずのうちに自分の可能性を狭めてしまうことがあります。

SNSやnoteなどでフリーランスとして活躍している人にはどんな人がいるかをチェックしてみたり、今 会社員として働いている人はそのお仕事をフリーランスとしてできないかを模索してみると良いかもしれません。

クリエイター系:デザイナー/ イラストレーター/ フォトグラファー/ 漫画家/ 動画編集者/ ハンドメイド作家

文筆系:ライター/ 編集者

技術系:エンジニア / デベロッパー

専門系;コンサルタント /弁護士/ 税理士

【関連記事】:これから需要が高まる!将来性のあるフリーランスのお仕事10選

フリーランスのお金事情

フリーランスのお金について

フリーランスになると、常にお金の心配がつきまといます。

「今の仕事が辛いから、すぐに会社をやめたい!」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、なんの準備もなくフリーランスになるのはちょっと危険です。

事前準備をしっかりと行い、「こんなはずじゃなかった…」とならないようにしましょう!

フリーランスをやっていると、お金の面でさまざまな問題に直面することが多々あります。
例えば

  • 支払い期日になってもクライアントから入金がない
  • 事故や怪我で働けなくなり収入がはいらない
  • 著作権や情報の漏洩で、賠償金を請求された

このような問題に対応するために、フリーランスや個人事業主最適化されたお金や保険のサービスに加入することを考えても良いかもしれません

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貯金と準備でリスクを減らそう!

フリーランスになるまでの入念な準備

フリーランスは会社員と違って毎月の収入に波があります。ボーナスもありませんし、仕事道具もこまごまとした備品も全て自分で買わなくてはなりません。

さらに、基本的には納品してからお金が振り込まれるため、仕事をした月とそのお金が入ってくる月が1、2ヶ月ズレることがよくあります。

貯金が減っていくと精神的にも追い詰められますし、条件が少し悪くてもすぐにお金になる仕事を選んでしまったりする可能性も出てきます。

フリーランスになる前に、無収入でも半年ほどは暮らしていけるお金を貯めておくと良いでしょう。

また、現在会社員として働いている方なら、休日を使って副業として小さくビジネスを始めてみたり、SNSで情報発信をしたり、周りの人の人にフリーランスになる予定であることを伝えておいたりとできることはたくさんあります。

入念な準備をしておくことで、フリーランス生活もスムーズに始められます。

また金に関する知識をつけるということも非常に重要になってきます。
そこでおすすめなのがマンツーマンでお金のトレーニング「ABCash」
というサービスです。


このサービスの特徴としては完全オンラインでお金についての知識が学べて、しかもマンツーマンでプロにお金の話を相談できる点です。

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【関連動画】:【学校では教えてくれない】起業家・経営者だけが知っているお金の話ーお金を稼ぐための3stepー

フリーランスと会社員では公的保障に大きな違いがある

公的保障の違い

フリーランスと会社員では、公的保障の手厚さが大きく違います。両者の違いを見てみましょう。

【健康保険】フリーランスと会社員の違い

 フリーランス

    会社員

健康保険

国民健康保険に加入

協会けんぽや組合健保に加入

保険料の負担

全額自分で負担

会社が半分負担

加入方法

各市町村で自分で手続き

会社が手続き

扶養制度

なし

あり

傷病手当金

なし

あり

出産手当

なし

あり

会社員の場合、健康保険は給料から天引きされた額が支給されますが、フリーランスは自分で手続きして支払わなくてはなりません。

また、フリーランスは会社員に比べくると保証が薄く、病気などで働けなくなった場合に受け取れる傷病手当金や、出産手当を受け取ることができません。

【年金】フリーランスと会社員の違い

フリーランス

会社員

年金

国民年金

厚生年金

保険料の負担

全額自分で負担

会社が半分負担

受給

国民年金のみ

国民年金+厚生年金の2階建て

フリーランスは国民年金のみ受給できますが、会社員はさらに厚生年金を上乗せした金額がもらえます。

国民年金だけでは不安な場合、「国民年金基金」や「付加年金」に加入すれば年金を上乗せできます。これらの制度は任意なので、「フリーランスは絶対に加入しなくてはいけない!」という訳ではありません。老義の資金に不安がある方は加入を検討してみてくださいね。

【関連動画】:【公開】フリーランスWebデザイナーの1日

フリーランスのメリット

自宅でパソコン片手にくつろいでいる様子

ここからはフリーランスになる前に知っておきたいメリット、デメリットについて詳しく見ていきましょう。

好きな時間や場所で働ける

誰しもその日の体調や天候、人間関係などでモチベーションや仕事のパフォーマンスは上下します。

「今日は仕事が捗りそう!」とやる気にみなぎる日もあれば、「今日はどうにもやる気が出ない…」という日もあります。

会社員の場合は就業時間も決まっていますし、通勤もあります。「今日は気分が乗らないので、休みます。」なんてことはできません。

しかし、フリーランスの場合は、調子がいい日に数日分の仕事をすませ、他の日はオフするなど柔軟にお仕事をすることができます。また、会社に通勤する必要がないので家やカフェ、コワーキングなど好きな場所で働くことができます。PC1台でできる仕事なら、旅をしながら働くことだってできちゃいます。

最近は、東京と田舎で2拠点生活をしたり、定額のホテル住み放題サービスを利用して多拠点生活をしたりするフリーランスも増えてきました。自分の生産性が最も上がる場所、インスピレーションをもらえる場所で仕事ができるのは大きなメリットです。

ライフステージが変わっても対応しやすい

女性の場合は、結婚、出産、育児、夫の転勤などライフステージが変わるタイミングがとても多いですよね。

フリーランスであれば働く時間や量をコントロールしやすいため、出産後は少し仕事の量を調整して育児をしながらお仕事をすることもできます。

人間関係のストレスが激減する

会社員として働く場合、必ず出てくるのが人間関係の悩みです。上司も後輩も自分で選ぶことはできませんし、組織にいる以上は良好な関係を保たなくてはなりません。

しかし、フリーランスであれば一緒にお仕事する相手をある程度自分で決めることができます。

もし相性の悪いクライアントに当たってしまった場合も、その案件が終われば関係を解消することができるのがフリーランスのいいところです。また、会社員だと飲み会や社内のレクリエーションを避けることが難しいですが、フリーランスはそういったことがなく、望んでいない転勤や部署異動もありません。

仕事相手を自分で選ぶことができ、会社のイベントに参加する必要がないのもフリーランスのメリットです。

【関連動画】:【超初心者向け】週末フリーランスの始め方・ロードマップ-新しい働き方-【手順】

フリーランスのデメリット

フリーランスのデメリット

フリーランスは自由度が高いことが魅力ですが、自由には責任が伴います。

デメリットもしっかりとチェックしておきましょう!

「やりたいこと」のために「やりたくないこと」をしないといけない

フリーランスになれば、営業や雑務、経理関係、確定申告など全て自分でしなくてはなりません。

会社の場合は分業していることを全て1人でこなさなくてはいけないので、時間もとられます。

収入が十分に得られるようになってきたら、経理関係や確定申告などは外注することもできますが、駆け出しのうちはお金流れを知る意味でも自分でやるのがおすすめです。

社会的な信用度が低い

フリーランスはどれだけ稼いでいようと、どれだけ登録者数やファンがいても、社会的な信用度が低い傾向にあります。

例えば、クレジットカードを作りにくい、賃貸の審査が通りにくい、ローンが通りにくいといったことがあるので、できる限り会社員のうちにカードを作っておいたり、引っ越しをすませておくようにしましょう。

間違いを指摘してくれる人がいない

フリーランスの場合、言葉遣いが間違っていたり、社会人としてのマナーができていなくても誰も指摘してくれません。

また、仕事を効率良く進める時短テクなども1人で作業していると気付きづらく、無駄な作業をしてしまっていることもあります。

社会人経験があってフリーランスになった方は礼儀やマナーなどが身についていると思いますが、新卒フリーランスの方は本で勉強したり、フリーランスが集まるようなコワーキングに行き意見を言い合える仲間を作ったりするのも手ですね。

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まとめ

今回はフリーランスになる前に知っておきたい、お金事情やメリット・デメリットを解説しました。

フリーランスは税金やモチベーション管理など大変なこともたくさんありますが、ライフステージの変化に応じて柔軟に働くことができ、場所や時間の自由度が高いのが魅力です。

フリーランスのメリット、デメリットをしっかりと把握した上で、ご自身の目指すワークライフバランスやキャリアを突き詰めていってくださいね。

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この記事を書いた人

学び・働き方に特化した登録者数22万人のYouTubeチャンネル
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クリエイティブな働き方を応援しています♪
著書:新世代Illustrator 超入門
現在は2児の子育て中。

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