「Canvaってよく聞くけど、なにができるツールなの?」
「おしゃれなインスタ投稿作りたいけど、Canvaって本当に簡単なの?」
「Canvaは、パソコン苦手なわたしにも使いこなせるかな?」
あなたは今、こんな風に考えていませんか?
Canvaとは、オンラインで使える「グラフィックデザインツール」です。豊富なテンプレートが特徴で、登録すれば、誰でも無料で利用できます。
知識やセンスに自信がなくても大丈夫です。Canvaなら、洗練されたデザインを簡単に作成できます。
SNS上では「Canvaでおしゃれな投稿が作れた」「集客につながった」といった声をよく目にします。
実際Canvaでは、
・SNS投稿用のデザイン
・チラシや名刺などの印刷物
・ビジネス向けのプレゼン資料
など、さまざまなシーンに対応したデザインを手軽に作成できます。
まさにCanvaの可能性は無限大。あなたのやりたいことを、きっと叶えることができるでしょう。
そうはいっても、「本当に私でも使いこなせるの?」と不安な気持ちもありますよね。
安心してください。
この記事では、Canvaを一度も使ったことがない方に向けて、
・Canvaがどんなツールなのか
・Canvaは何ができるのか
・無料プランと有料プランの違いは何か
・どうすればCanvaを使いこなせるのか
など、余すところなく徹底解説します。
また、PC操作が不安な方向けに、すべての操作画面を実際の画像付きでわかりやすく解説していきます。
この記事を読めば、Canvaを使う未来が明確にイメージでき、やりたかった発信をデザインで叶えられるようになるでしょう。
目次
Canvaとは?初心者でもプロ級デザインが作れる魔法のツール
Canvaは、オーストラリア発のオンラインデザインツールです。2017年より日本版がリリースされました。
デザインツールはたくさんあるのに、なぜCanvaが爆発的な人気となったのでしょうか?
その理由は「Canvaはデザイン知識ゼロでも、スマホやパソコンで簡単におしゃれなデザインが作れるから」です。
ここからは具体的に「Canvaってどんなツールなの?」「何ができるの?」を以下の項目でご紹介していきます。
Canvaとは?4つの特徴を解説 |
①初心者でもプロ級のおしゃれなデザインが作れる ②操作が簡単でスマホでもデザインを作成できる ③登録すれば無料で使える ④クラウド利用でPC・スマホの容量を圧迫しない |
気になる項目があれば、上記のリンクから飛ぶことができます。
初心者でもプロ級のおしゃれなデザインが作れる
Canva最大の特徴は「初心者でもプロ級のおしゃれなデザインが作れること」です。
なぜCanvaでは、完成度の高いデザインが簡単に作れるのでしょうか。
その理由は、Canvaには「世界中のデザイナーが作ったデザインテンプレート」が豊富に揃っているからです。
「デザインテンプレート」とは、完成されたデザインの型のことです。
出典:テンプレートはCanva公式サイトより
文字や写真、画像をあなた流に差し替えれば、あっという間にイメージ通りのオリジナルデザインが完成します。
色合いや配置など、プロが作成したテンプレートをそのまま使えば、デザイン知識ゼロでもセンス抜群のデザインになりますよ。
「そうはいっても、みんなが同じテンプレートを使ったら、デザインがかぶっちゃうんじゃない?」
そう思う方もいるのではないでしょうか?
それも心配いりません。
なぜなら、Canvaのデザインテンプレートは「220万点以上」と、とにかく数が豊富だからです。しかも、テンプレートは常にアップデートされています。
わたしの生徒さんたちも「数が多すぎて選べない」という方がいるほどです。
出典:素材はCanva公式サイトより
写真やアイコンなど、素材も470万点以上と豊富に揃っているため、自分で素材を準備しなくても大丈夫。Canvaだけで、思い通りのデザインが自由自在に作れます。
具体的なデザインのやり方は「2. 【初心者向け】Canvaでできること一覧」で詳しく解説しますね。
操作が簡単でスマホでもデザインを作成できる
「デザインツールって、パソコンが得意じゃないと使えないんじゃない?」
そんな不安を持っている方もいるかもしれませんね。
でも、Canvaなら大丈夫です。
1つアカウントを作っておけば、PCでもスマホでもタブレットでも、自由にデザインを作成できます。
実際、パソコンを持っていない学生さんや、子育て中でパソコン作業が難しい方でも、スマホだけでInstagram投稿やLINEリッチメニュー、チラシデザインを作っている方がたくさんいます。
スマホなら「移動中」「スキマ時間」に作業できるので、通勤中の車内や家事の合間にデザインを進められるのもポイントです。
「難しいツールは続かないけれど、Canvaなら使い続けられる」
そう感じる方が多いのも、Canvaの魅力のひとつです。
登録すれば無料で使える
Canvaが無料で使えるのかどうか、気になっている方も多いと思います。
結論からお伝えすると、Canvaは無料で利用できます。
最初にアカウント登録を行えば、すぐにその場でCanvaをスタートできます。
基本的な機能や、デザインテンプレート、写真やグラフィック素材など、無料で使える範囲もかなり幅広いです。
その他にも、以下のような基本機能が無料プランで使用できます。
「まずは自分でデザインを作ってみたい」という初心者の方や、「使用頻度はそんなに高くない」という方なら、無料プランだけでも十分です。
「デザインツールはお金がかかるもの」というイメージを持つ方も多いですが、Canvaは違います。まずはあなた自身の手で、気軽に試してくださいね。
有料プラン(Canva Pro)なら、もっとできることが増える! |
無料で使えるCanvaですが、有料プランならデザインの幅がグッと広がります。 有料プラン(Canva Pro)について、詳しくは「3-3. Canva Pro(有料)でできること」で解説します。 |
クラウド利用でPC・スマホの容量を圧迫しない
デザインツールを使うときに気になるのが、
「スマホやパソコンの容量が重くならないか」
「高スペックのパソコンが必要なんじゃないか」
という点ですよね。
それも、Canvaなら大丈夫です。
Canvaの魅力のひとつは「スマホやパソコン、タブレットの容量をほとんど使わずにデザインが作れること」です。
なぜなら、Canvaはクラウド(インターネット上)で使うデザインツールだからです。
作成したデザインやアップロードした画像はすべてCanva上に保存されるため、スマホ本体やPC内に大きなデータを保存する必要がありません。
「容量が足りなくてアプリが動かない……」
「デザインを保存するために泣く泣く写真を削除……」
そんな悩みを抱えている人こそ、Canvaなら安心してデザイン作成を始められますよ。
【初心者向け】Canvaでできること一覧
ここまでお読みいただいた方は、
「Canvaがデザインを作成できるツールだというのは分かったけど、実際にはどんなことに使えるの?」
と感じていますよね。
実はCanvaは、仕事にも趣味にも、日常のちょっとした場面にも、幅広く活用できるんです。
Canvaユーザーたちが、実際どんな風にCanvaを使っているのか、以下の表にまとめてみました。
【初心者の方向け】Canvaでできること一覧 | |
SNS投稿用の画像・動画作成 | ・Instagram投稿 ・YouTubeサムネイル ・LINEリッチメニュー、など |
バナー画像・ヘッダー画像の作成 | ・ブログ用 ・SNS用 ・YouTube用、など |
プレゼン資料・企画書作成 | ・プレゼン資料 ・企画書 ・グラフ ・フローチャートの作成、など |
画像編集・写真加工 | ・画像の切り抜き ・背景透過、など |
印刷用の資料作成 | ・チラシ ・名刺 ・印刷物、など |
簡単な動画編集 | ・インスタリール ・ショート動画作成、など |
ホームページ・LPの作成 | ・自社サイトの制作 ・簡易的なポートフォリオサイト ・単発イベント告知ページ、など |
ロゴデザインの作成 | ・ブランドロゴ ・Instagramショップやネットショップ用ロゴ ・ブログ・YouTubeチャンネル用ロゴ、など |
気になる項目だけをピックアップして読むことも可能です。上記のリンクから、各解説パートへ飛べます。
SNS投稿用の画像・動画作成(Instagram投稿, YouTubeサムネ, LINEリッチメニューなど)
Canvaでできること1つ目は「SNS投稿の作成」です。
皆さんのなかにも「SNS投稿をCanvaで作成したい」と思っている方が多いのではないでしょうか。
お任せください!CanvaにはSNS投稿用のおしゃれなテンプレートが豊富に揃っています。
まず、Canvaで作成できるSNS投稿を一覧表でご紹介します。
Canvaで作成できるSNS投稿一覧 |
・Instagram投稿 ・Instagramストーリー ・YouTubeサムネイル ・YouTubeバナー ・Facebook投稿 ・Facebookカバー ・Facebook広告 ・LINEアイコン ・X投稿 ・note見出し画像 ・LinkedIn記事カバー画像 ・LinkedIn背景写真、など |
SNS投稿のデザインのなかで、もっとも人気があるのは「インスタグラム投稿」です。
インスタグラムには、
・フィード
・リール
・ストーリーズ
・動画投稿
があります。
このすべてを、Canvaで簡単に作成できます。
「いいな」と思ったテンプレートを選び、写真やグラフィック素材を入れ替えたり、文字を変えたりすれば、あっという間におしゃれなインスタ投稿が作れます。
Canvaはテンプレートの数がとても豊富です。あなたのイメージにピッタリ合うテンプレートを、きっと見つけることができますよ。
インスタグラム以外にも、
YouTubeのサムネイル画像やLINEリッチメニューなど、さまざまなSNS投稿を作成できますよ。
写真やグラフィック素材も豊富なので、「どれにしようかな?」と選ぶのも楽しいです。
「おしゃれな投稿でフォロワーを増やしたい」
「ビジネスの宣伝になるような目を引く投稿を作りたい」
「SNS投稿デザインを外注せず、自社で内製したい」
そんな方は、Canvaを試してみる価値ありです。
こちらの動画もチェックしてください! |
インスタグラム投稿のやり方について詳しく知りたい方は、わたしmikimikiのYouTube「【2025年最新】Canvaを使ったInstagram投稿デザインを作る方法・完全解説」をぜひチェックしてください。 |
バナー画像・ヘッダー画像の作成(ブログ・SNS・YouTube用)
Canvaでできること2つ目は「バナー画像・ヘッダー画像の作成」です。
バナーとは |
バナーとは、インターネット上で使われる画像の広告や案内のことです。 具体的には、 ・ブログやホームページの告知画像 ・SNSやYouTubeチャンネルのカバー画像 ・キャンペーンやイベントを知らせる告知画像 など、「目立たせたい情報を伝えるために使う横長・四角の画像」のことを指します。 |
Canvaでは、以下のようなさまざまな種類のバナーを作成することができます。
Canvaで作成できるバナーの種類 |
・HP ・ブログ ・YouTube ・X ・Twitch、など |
HPやブログ、SNS、YouTubeチャンネルなどを運営していると、
「おしゃれなヘッダー画像を設置したい」
「キャンペーン告知用にバナーを作りたい」
「見栄えの良いプロフィールヘッダーを用意したい」
と思うときがありますよね。
しかし、デザインを一から作るのはハードルが高く、後回しになりがちです。かといって、外注するとなると1個3,000円〜1万円くらいかかってしまいます。
そんなとき、Canvaならスムーズ、かつ簡単にバナー作成ができます。
バナー用テンプレートも、ビジネスライクなものから、女性っぽい雰囲気のもの、かっこいい系やおしゃれ系など、さまざまなテイストがあります。
あなたの作成したいバナーサイズのテンプレートを選び、カスタマイズするだけ。簡単にプロ顔負けのおしゃれなバナーが作成できますよ。
プレゼン資料・企画書・グラフ・フローチャートの作成
Canvaでできること3つ目は「プレゼン資料・企画書・グラフ・フローチャートの作成」です。
ビジネス向けの資料を作っているとき、
「プレゼン資料はいつもパワポで作っているけど、毎回同じようなデザインになってしまう」
「もっとおしゃれで見栄えする資料を作成したい」
こんなお悩みがある方も多いのではないでしょうか。
そんなときは、Canvaにお任せください。
実はCanvaは、ビジネス向けの資料作成も得意なのです。
出典:Canva公式サイト
Canvaで作成できるビジネス系資料は、以下の通りです。
Canvaで作成できるビジネス向けの資料 |
・プレゼンテーション資料 ・企画書 ・営業資料 ・ビジネス文書、など |
Canvaのテンプレートがあれば、もうデザインに悩む時間は不要です。
イメージに合うテンプレートを選んだら、データや素材を入れ替え、フォントや配置を整えるだけ。驚くほどクオリティの高いビジネス資料が作成できますよ。
さらに、グラフやフローチャートもCanva上で簡単に作成・カスタマイズできるので、データの見える化や提案内容の整理がスムーズです。
ビジネスでは、作成した資料をチームで共有することも多いと思います。その点も、Canvaは便利です。
Canvaは、URLを共有するだけで、複数の人がファイルを開いたり、編集したりできます。
・上司やディレクターがコメントを入れてフィードバックをする
・チームで1つの資料を編集する
といったことも自由自在です。
以上のように、ビジネス資料にオリジナルのグラフを挿入すれば、数字や文章だけではイメージしづらい情報も、直感的に伝えられ、説得力のある資料が作成できます。
同僚やクライアントをあっと驚かせるような「伝わる資料」をCanvaでぜひ体感してみてください。
こちらの動画もチェックしてください! |
プレゼン資料の作り方について詳しく知りたい方は、わたしmikimikiのYouTube「【脱パワポ!】Canvaでダサいプレゼン資料をお洒落に変身!「伝わる」資料作成術」をぜひチェックしてください。 |
画像編集・写真加工(画像の切り抜き・背景透過)
Canvaでできること4つ目は「画像編集・写真加工」です。
Canvaでは、自分でアップロードした写真はもちろん、Canva内の豊富な写真素材も自在に加工・編集できます。
Canvaでできる画像編集・写真加工 |
・背景除去(背景透過) ・背景ぼかし ・画像の切り抜き ・画像の不要部分の削除 ・画像の補正(明るさ・コントラスト・色味・フィルター加工など) ・画像の高画質化、など |
Canvaでとくに人気の機能は「背景除去(透過)」です。
背景除去機能を使えば、ワンクリックで背景から「被写体だけ」を切り抜くことができます。
例えば、背景除去で人物だけを切り取り、別の背景に差し替えることも可能。写真素材はCanva内にたくさんありますし、オリジナル画像をCanvaにアップロードすることもできますよ。
SNS映えする画像を作成するなら、「高画質化」もおすすめです。Canvaでは画像の解像度を最大8倍までアップすることができます。
出典:画像はCanva公式サイトより引用
「昔のスマホで撮った写真の解像度をアップさせたい」「ピンぼけを補正したい」といったときに役立つ機能です。
以上のように、Canvaの画像編集・写真加工機能を活用すれば、
・商品画像やプロフィール写真の背景を透過し、デザインに合わせて配置する
・写真の明るさや色味を整えて、印象をアップさせる
・不要な背景をカットし、必要な部分だけを活かした投稿や資料を作る
といったことも簡単に実現できますよ。ぜひあなたご自身で、試してみてください。
チラシ・名刺・印刷物のデザイン作成
Canvaでできること5つ目は「チラシ・名刺・印刷物のデザイン作成」です。
お店のチラシや名刺、ポスターやショップカードなどを作りたいとき、
・デザインソフトを使うのはハードルが高い
・外注するとコストがかかる
・自分で作ろうにもおしゃれにできる自信がない
と悩む方も多いのではないでしょうか。
そんな方は、ぜひCanvaのデザインテンプレートを活用してください。無料でも、かなりたくさんのテンプレートを使用できるため、外注費を大幅に削減できます。
出典:Canva公式サイト
テンプレートはすでに完成度の高いものばかりなので、文字や素材を入れ替えるだけでOK。デザインに悩み、時間を浪費する心配もありません。
また、Canvaで作成したデザインは、Canva上で印刷用の高画質PDFデータにできます。
・お店の集客用チラシ
・イベント告知ポスター
・ショップカード
・名刺
など、印刷物が必要な場面は多くあります。
Canvaを活用すれば、外注費をかけずに自分でおしゃれで伝わるデザインを作れるようになりますよ。印刷物のデザイン作成にもCanvaを活用してみてくださいね。
簡単な動画編集(インスタリール・ショート動画作成など)
Canvaでできること6つ目は「インスタリール・ショート動画作成などの簡単な動画編集」です。
「動画を作ってみたいけれど、難しそうで手を出せない」
「編集ソフトを使うのはハードルが高い」
「ちょっとした動画をスマホだけでサクッと作りたい」
そんな方こそ、Canvaを試してみてください。
Canvaなら、インスタリールやYouTubeショート、SNS用の告知動画など短尺動画の作成を簡単に行うことができます。
Canvaでできる動画編集 |
・Instagramリール ・TikTok ・YouTubeショート動画、など |
例えば、インスタグラムのリール動画を作成したいときは、Canvaのテンプレートから「Instagramリール動画」を検索し、テンプレートを選びます。
出典:Canva公式サイト
テンプレートの素材をそのまま使ってもいいですし、好きな素材や自分でアップロードした画像と差し替えてもOKです。
さらに、動画に、
・文字
・BGM
・アニメーション(画像や文字が動くような機能のこと)
・トランディション(場面の切り替えに使う動きや効果のこと)
などを追加したり、不要な部分をカットしたり、自由に編集可能です。
動画編集機能が使えるようになれば、
・商品の使い方を紹介する動画
・キャンペーンのお知らせ動画
・イベント告知用の短尺動画
・店舗の雰囲気を伝えるPR動画
・フォロワーとの接点を増やすリール動画
・旅Vlog用の動画
などを作成でき、より鮮明に、かつ魅力的にイメージを伝えることができます。
動画は発信力を高める大きな武器です。「自分で動画を作って発信してみたい」という方は、ぜひCanvaで挑戦してみてくださいね。
こちらの動画もチェックしてください! |
Canvaのインスタリール動画編集について詳しく知りたい方は、わたしmikimikiのYouTube「【PC版・動画編集】Canvaで作るInstagramリールの作り方(TikTok/YouTubeショート用にもOK)」をぜひチェックしてください。 |
ホームページ・LPの作成
Canvaでできること7つ目は「ホームページ・LPの作成」です。
「自分で簡単にホームページを作れたらいいのに」
「ネットショップやイベント用のLPをサクッと作りたい」
そう感じたことはありませんか?
実際にホームページやLPを外注すると、10万円以上の費用がかかることも珍しくありません。
テンプレートが豊富なCanvaなら、デザインの専門知識がなくても、短時間で「視覚に訴える魅力的なサイト」を作成できます。
出典:Canva公式サイト
Canvaで作成できるWEBサイト |
・ランディングページ(LP) ・ビジネス用 ・ポートフォリオ用 ・イベント用 ・小売店用、など |
例えば、教室やスクールのLPを作成したい場合、テンプレートから「ランディングページ」と検索するだけで、多数のテンプレートが表示されます。
イメージにマッチするものを選び、文字や素材を入れ替えるだけで、あっという間にLPが完成します。
Canvaを使って、
「お店やサロンの紹介ページを作りたい」
「単発イベントやキャンペーン用のLPを作りたい」
「ポートフォリオや自己紹介ページを作って営業に活用したい」
「ネットショップのトップページをおしゃれにしたい」
こんな方は、Canvaのホームページ作成機能をぜひ活用してください。
ロゴデザインの作成
Canvaでできること8つ目は「ロゴデザインの作成」です。
「お店やブランドのロゴを作りたいけど、デザインソフトは難しそう」
「外注すると費用がかかるから、自分で作れたらいいのに…」
そんな方にもCanvaはおすすめです。
Canvaには、プロのデザイナーが作成したロゴテンプレートが数千種類以上用意されており、業種別・テイスト別に簡単に選ぶことができます。
出典:Canva公式サイト
テンプレートを選択したら、あとは、自分のブランド名やカラーに差し替えるだけで、世界に一つだけのオリジナルロゴが完成します。
Canvaなら、
・ショップ・カフェ・サロン
・ハンドメイドブランドやネットショップ
・InstagramやYouTubeなどSNSアカウント
・学校や部活動、イベント用のチームロゴ
など、オリジナルのロゴ制作が簡単にできます。
画像としてダウンロードしたり、SNSやチラシ、名刺などにそのまま使ったりすることも可能です。
あなたのアイデアや想いを「世界に一つだけのロゴ」として、Canvaで形にしてみてくださいね。
Canvaの料金プラン|無料プランと有料プラン(Pro)の違い
ここまで「Canvaでできること」を詳しく解説してきました。
Canvaの機能が分かったところで、次に気になるのが「これって全部無料でできるの?」という点ですよね。
Canvaには無料プランと有料プラン(Canva Pro)の2種類のプランがあります。
「無料でどこまでできるのか?」「課金する価値はあるのか?」を、実際の使い方に合わせて解説していきます。
「Canva Pro」の細かい機能については、こちらの15分ほどの動画でも紹介していますので、ぜひチェックしてください。 |
Canvaの料金プランは無料と有料の2種類
Canvaには、大きく分けて2つのプランがあります。
項目 | 無料プラン | 有料プラン(Pro) |
料金 | 無料 | 月額/1,180円(税込) 年額/11,800円(税込) |
テンプレート数 | 200万点以上 | 500万点以上 (すべてのテンプレートにアクセス可能) |
素材数 | 450万点以上 | 1.4億点以上 |
写真・素材加工 (AI機能除く) | ・回転 ・トリミング ・エフェクト ・フィルター ・ぼかし ・補正や調整、など | 同左 |
写真・素材加工 (AI機能) | なし | ・背景透過 ・マジック消しゴム ・マジック切り抜き ・テキスト切り抜き ・マジック加工 ・マジック拡張、など |
クラウドストレージ | 5GB | 1TB |
参考:Canva公式サイトを参考に筆者作成
※2025年7月時点での情報です
上記の通り、有料プラン「Canva Pro」の料金は月額1,180円(2025年7月現在)です。年払いだと、11,800円(2025年7月現在)なので、月額千円以下と、かなり割安になります。
無料プランと有料プランの一番大きな違いは「使えるテンプレートや素材の数」です。
有料プランなら、すべてのテンプレートや素材が利用できるため、使い勝手が格段にアップします。
とはいえ大前提として、無料プランでも十分すぎるほど多機能なのは確か。
そのため「ちょこっとデザインを作ってみたい」という方や、使用頻度がそれほど高くない方なら、無料プランから始めてみるのがおすすめです。
一方、
・おしゃれなSNS投稿で差別化したい
・1ヶ月に何度もデザインを作成する
・デザインで収入を得たい
という方は、有料プランに向いているでしょう。
実際、テンプレートや素材を探していると、「王冠マーク」が付いた有料のものの方が多いことが分かります。
Canvaを使い始めると「使いたい素材が有料プラン限定だった」ということがたびたび起こります。
「テンプレートや素材探しにストレスを感じたくない」
という方は、有料プランを検討してみるのもおすすめです。
有料プラン限定のAI機能については、「3-3. Canva Pro(有料)でできること」で詳しく解説します。
有料プランの補足: 実は、有料プランの中にも「Canvaチームス」「Canvaエンタープライズ」というプランもあるのですが、いずれも個人向けというより「法人向け」のイメージです。そのため今回の記事では割愛させていただきます。 Canvaを法人向けとして検討している方は、Canva公式サイトをチェックしてください。 |
無料プランでできること
有料プランの料金体系について、ご理解いただけたと思います。
とはいえCanvaをこれから初めて使う方にとっては、課金のハードルは高いことでしょう。
無料プランでできることを、下記にザッとまとめてみました。
Canva「無料プランでできること」 | |
テンプレート素材 | ・デザインテンプレート(220万点以上) ・写真、グラフ、吹き出し、アニメーション素材など(470万点以上) ・オーディオ素材(75本) ・フォント、アイコン、イラスト、図形など(数百種類) ・動画素材 |
デザインの種類 | ・SNS投稿 ・ビジネス文書 ・プレゼンテーション資料 ・バナー ・チラシ/フライヤー ・名刺 ・ロゴデザイン ・ポスター ・動画(ショート動画・リールなど) ・Instagramストーリー/ハイライトカバー ・LINEリッチメニュー ・YouTubeサムネイル ・Webサイト(LP・ポートフォリオなど) ・カレンダー ・スケジュール表 ・メニュー表 ・結婚式・イベント招待状 ・履歴書 ・職務経歴書 ・Zoom背景/バーチャル背景 ・表紙(電子書籍・冊子・ノート) ・ハガキ ・A4文書 ・4コマ漫画、など |
機能 | ・写真加工 ・文字エフェクト ・お絵描き機能 ・表、グラフ作成 ・画像変換(JPG→PNGなど) ・デザインサイズのカスタマイズ、など |
使用デバイス | ・PC ・スマホ ・タブレット |
共有 | チームでの共同編集 |
ダウンロード | ・JPG ・PNG ・MP4 ・GIF ・PPTX 作成したデザインは上記すべての形式でダウンロード可能 |
保存 | 5GBのクラウドストレージ |
参考:Canva公式サイトを参考に筆者作成
※2025年7月時点での情報です
すでにご紹介した通り、Canvaの一番の魅力は「豊富なテンプレートと素材」です。
無料プランでも「200万点以上のテンプレート」「450万点以上の素材」が使用できます。多くのユーザーにとって十分すぎるほどの数でしょう。
デザインの種類も「SNS投稿」や「プレゼンテーション」「チラシや名刺」といったあらゆる種類が利用できます。
もし、作りたいテンプレートが無いという場合は、デザインのサイズを指定し、カスタマイズすることも可能です。
また、Canvaでは「文字のエフェクト機能」も無料で利用できます。エフェクトとは、文字を装飾する機能のことで「影付き、浮き出し、中抜き」など、幅広い選択肢があります。
太さやエフェクトの強度を調整すれば、ガラリと違った印象の文字入れが可能です。デザインの幅がグッと広がるので、ぜひ試してみてください。
以上のように、Canvaは無料でも使える機能が豊富です。とくに、テンプレートと素材の充実度は、他ツールと比べても圧倒的です。
「とにかくデザインを始めてみたい」という初心者の方なら、まずは無料プランから始めてみましょう。
Canva Pro(有料)でできること
ここまで読んでいただいた方は「Canva、無料でも結構いろいろできるんだな」と理解いただけたと思います。
ただし、なかには、
・もっと自由にデザインしたい
・もっと効率よく作業したい
・もっとプロっぽい仕上がりを目指したい
という方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、有料プラン「Canva Pro」です。
有料プラン「Canva Pro」だけにできることを、以下にまとめました。
Canva「有料プランだけにできること」 | |
テンプレート素材 | ・すべてのデザインテンプレート(500万点以上) ・すべての写真、グラフ、吹き出し、アニメーション素材、アイコン、イラスト、図形(1.4億点以上) ・すべてのオーディオ素材(25,000本以上) ・プレミアムフォント(3,000以上)、など |
デザインの種類 | 無料プランと同じ |
基本機能 | ・デザインのリサイズ(例:YouTubeサムネイル→フェイスブックバナー)・ブランドキット、など |
AI機能 | ・背景除去(背景透過) ・マジック消しゴム ・マジック切り抜き ・テキスト切り抜き ・マジック加工 ・背景生成 ・マジック拡張 ・マジック作文 ・AI自動翻訳、など |
【新機能】動画生成AI | 動画生成AI「Veo3」 |
使用デバイス | 無料プランと同じ |
共有 | 無料プランと同じ |
ダウンロード | ・JPG ・PNG ・SVG(有料プラン限定) ・MP4 ・GIF ・PPTX 作成したデザインは上記すべての形式でダウンロード可能 |
保存 | 1TBのクラウドストレージ |
参考:Canva公式サイトを参考に筆者作成
※2025年7月時点での情報です
有料プラン「Canva Pro」の詳しい機能については、下記の動画でも解説しています。
有料プランの特徴は、テンプレートと素材の数です。有料プランなら、Canva内にあるすべてのテンプレートや素材を自由に使用できます。
また、オーディオ素材の充実度もかなりのもので、無料プランの約75点に対し、Proでは25,000点以上と圧倒的。動画編集メインの方には、とくに嬉しいポイントです。
フォント種類も格段に充実しており、どれにするか迷うこと必須です。
選択肢の多さに加え、機能の充実度も格段にアップします。なかでも注目したいのが、有料プラン限定「AI機能の数々」です。
今話題のAI機能、実はCanvaの得意分野でもあります。
ここでは有料プランのみで使える「人気のAI機能」について、いくつかピックアップしてご紹介します。
【有料プラン限定】AI機能「マジック消しゴム」 |
その名の通り、「消しゴムのように画像の一部だけを削除する機能」。画像の中の任意の素材を選択し、クリックするだけで、あっという間に素材を消すことができる。 |
画像の「コーヒーカップ」を指定したところ、消しゴムで消したように綺麗に削除できました。
また有料プランでは、無料プランとは比べものにならない「大容量の1TBストレージ」も魅力です。
Canvaの使用頻度が高く、たくさん画像をアップロードする予定の方は、有料プランの方が安心して利用できるでしょう。
上記の通り、Canvaの有料プランでは、無料プランには無いデザインの数や機能が充実しています。
他のデザインツールと比較してみたいという方もいるでしょう。
有料プランを試してみたい方は、下記からアクセスし、「45日間無料トライアル」をぜひ利用してくださいね。
CanvaProを試してみたい方へ~45日間無料トライアル~ |
CanvaProは、通常30日間無料でトライアルすることが出来ますがこちらのリンクから登録すると45日間無料でお試しが可能です。 Canvaに登録済みの方でもOKです。 |
Canvaが向いているのはこんな人
ここまで「Canvaとはどんなツールなのか?」について、詳しく解説してきました。
Canvaはデザインが初めての方でも、あっという間にプロ顔負けのデザインを作れる魔法のような便利ツールです。
しかも基本機能の多くは無料で利用でき、クラウド上で共有してチームで共同編集することもできます。
こんな魅力的なデザインツールCanvaですが、実際、どんな人に向いているのでしょう?
Canvaが向いているのはこんな人 |
・手軽さ・簡便さを求める人 ・自分でデザインを作りたい人 ・副業・ビジネス活用したい人 |
手軽さ・簡便さを求める人
Canvaは「とにかく簡単に・早く・見栄えのするデザインを作りたい」という方にぴったりのツールです。
難しい操作は一切不要。テンプレートを選び、文字や画像を入れ替えるだけで、まるでプロが作ったかのようなデザインが完成します。
しかも、アカウント登録すれば、その場ですぐにデザイン作成をスタートできます。
このように、
・デザインソフトを一度も使ったことがない
・パワポやWordよりも、もっとオシャレなものを手軽に作りたい
・「時間をかけずに、それっぽく」仕上げたい
そんな方にとって、Canvaは理想的なツールといえるでしょう。
とくに、スマホやタブレットでも直感的に操作できるので、移動中やスキマ時間でもサクッと作業が進みますよ。
自分でデザインを作りたい人
Canvaは「外注に頼らず、自分でデザインを作りたい」という方にもぴったりのツールです。
なぜなら専門的なスキルがなくても、誰でも簡単にクオリティの高いデザインが作れるからです。
たとえば、WEBショップを運営している場合、
・リール動画投稿
・公式LINE投稿
・店舗のキャンペーン告知
・チラシ作成
・ショップカード作成
などを外注すると、費用も日数もかかってしまいますよね。
そのお悩み、Canvaなら解決できます。
Canvaは豊富なテンプレートをベースに、写真やテキストを入れ替えるだけで、驚くほどプロっぽい仕上がりになるからです。
しかもテンプレートは200万点以上あり、業種・目的別に用意されているので、デザインの方向性が決まっていなくても安心。
「デザインは苦手だけど、見た目にはこだわりたい」
「こだわりの洗練されたデザインを自分で作ってみたい」
という方は、Canvaを試してみる価値ありです。
副業・ビジネス活用したい人
Canvaは「副業やビジネスでデザインを活用したい」と考えている方にも非常におすすめのツールです。
なぜなら、ゼロからデザインスキルを身につけなくても、即戦力になるレベルのビジュアルを短時間で作れるからです。
たとえば、以下のようなシーンで、Canvaは大活躍します。
【Canva】副業やビジネスシーンでの活用方法 |
・SNS運用代行 ・名刺やチラシのデザイン作成 ・ネットショップ用バナー制作 ・プレゼンテーション資料作成 ・ビジネス用の名刺、チラシ作成 ・クライアント向けの提案書作成 |
とくに近年では「SNS運用」「デジタルコンテンツ販売」「オンライン講師」「スモールビジネス立ち上げ」など、副業や個人事業のチャンスが広がっています。
こうした場面で「見た目の印象」は売上や信頼に直結します。
Canvaを使いこなせば、プロに頼まなくても、ビジュアル面のクオリティを自分で高めることができるのです。
また、Canvaはチラシやバナーだけでなく、Instagramストーリー、PDF資料、簡易LP、動画まで一貫して作成できるため、業務の幅がグンと広がります。
「副業の立ち上げを低コストで始めたい」
「見栄えにこだわりたいけど、外注する余裕はない」
そんな方にとって、Canvaはまさに最強の味方となるでしょう。
【超簡単】Canvaの使い方~基本編~
ここまでお読みいただいた方は、「Canvaって思ったよりもできることが多い」「自分にもできそう」と感じていただけたのではないでしょうか。
ここからは、使い方が具体的にイメージできるように、Canvaの基本的な使い方について「簡単4ステップ」で説明します。
【超簡単】Canvaの使い方~4ステップ~ |
ステップ①:作りたいデザインの型を選ぶ ステップ②:テンプレートを選ぶ ステップ③:文字と素材を編集する ステップ④:ダウンロードする |
「Canvaの使い方」について、動画で確認したい方は下記をチェックしてください。
ステップ①:作りたいデザインの型を選ぶ
最初に行うのは「作りたいデザインの型を選ぶこと」です。
「2. 【初心者向け】Canvaでできること一覧」でご説明した通り、Canvaでは、さまざまなデザインを作成できます。
Canvaで作れるデザインの型 |
・SNS投稿 ・ビジネス文書 ・プレゼンテーション資料 ・バナー ・チラシ/フライヤー ・名刺 ・ロゴデザイン ・ポスター ・動画(ショート動画・リールなど) ・Instagramストーリー/ハイライトカバー ・LINEリッチメニュー ・YouTubeサムネイル ・Webサイト(LP・ポートフォリオなど) ・カレンダー・スケジュール表 ・メニュー表 ・結婚式・イベント招待状 ・履歴書・職務経歴書 ・Zoom背景/バーチャル背景 ・表紙(電子書籍・冊子・ノート) ・ハガキ ・A4文書 ・4コマ漫画、など |
例えば、
・インスタグラムの投稿
・インスタグラムのリール
・YouTubeサムネイル
・プレゼンテーション
・名刺
など、あなたが作ってみたいデザインを選びましょう。
Canvaのトップページにある検索窓に「名刺」や「Instagram投稿」などと入力すれば、すぐに該当の型が表示されるので便利です。
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もちろん、自分で好きなサイズを指定して「カスタムサイズ」で作ることも可能です(例:幅1080px × 高さ1920pxなど)。
ステップ②:テンプレートを選ぶ
デザインの型を選択すると、型に合ったテンプレートが表示されます。
無料と有料のテンプレートがあるため、無料で始める場合は「王冠マークが付いていないテンプレート」の中から、好きなものを選んでください。
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テンプレートを選ぶと下記の画面が表示されます。「このテンプレートをカスタマイズ」をクリックするだけです。
↓
デザイン作成のページに切り替わります。
↓
いよいよ、ここからデザインをカスタマイズしていきます。
ステップ③:文字と素材を編集する
テンプレートを選んだら、次は「自分用にカスタマイズ」するステップです。
テンプレートにある「文字」や「写真」はもちろん、背景など、すべての素材を変更できます。
サイズを大きくしたり小さくしたりも自由自在です。
テンプレートの文字部分をクリックしてみてください。
カーソルが点滅している状態で、好きな文字を入力してみましょう。
↓
テンプレートの文字を編集してみました。
ちなみに、文字の大きさを変えたり、エフェクト(装飾)を変更したりも可能です。文字列を選択した状態で、画面上部に表示されるツールバーを操作してみましょう。
↓
文字のエフェクトや大きさ、色を変更してみました。
かなり印象が変わりましたよね。
変更したい素材を選択し、削除しましょう。
そして、画面左側のバーから「素材」を選択します。
Canvaの素材は種類も数もかなりたくさんあります。欲しい素材のキーワードとなる言葉を検索窓に打ち込んでみましょう。
例えば「女性 笑顔」などです。
↓
次に素材の種類を選択します。
・写真
・グラフィック
など、希望する種類を選びましょう。今回は「写真」を選択してみます。
すると、下記のように、候補となる写真素材が表示されます。
↓
気に入った素材をいずれか1つクリックしてみましょう。
すると、デザイン画面に反映されます。
ただし、このままではサイズが合っていません。素材の角の部分をドラッグして、サイズを調整しましょう。
サイズを調整する場合、デザインから素材がはみ出しても大丈夫です。
少し背景の色も調整してみました。
以上で完成です。
いかがでしょうか?最初に選んだテンプレートと比較すると、かなり印象が変わったことがわかると思います。
Canvaには、テンプレートや素材が数多く用意されています。
イメージに近いものを選び、さらにあなた流にアレンジしてみてください。
あっという間に、オリジナルのデザインが完成しますよ。
ステップ④:ダウンロードする
デザインが完成したら、最後にダウンロードを行いましょう。
Canvaでは下記の通り、さまざまな形式でダウンロードできます。
Canvaでダウンロードできる形式 |
・JPG ・PNG ・MP4 ・GIF ・PPTX、など ※有料プランでは、SVG(有料プラン限定)も選択できる |
ダウンロードの手順は、以下の通りです。
画面右上の「共有」→「ダウンロード」→「ファイルの種類」の順に選択し、目的に合った形式を選択しましょう。
印刷物として配布したいときは「PDF」、SNS投稿やブログで使いたいときは「PNG」や「JPG」など、目的に応じて形式を選んでください。
以上が「Canvaの基本的な使い方」です。
Canvaはデザインツールの中でも、初心者に優しく、直感的な操作で使いやすいツールです。
ぜひあなたの手で、実際にデザインを作成し、Canvaの世界観を体験してみてください。
こちらの記事もチェックしてください! |
Canvaの使い方について、詳しくは「【保存版】Canva使い方完全ガイド!基礎から便利機能まで解説」でも解説しています。 |
Canvaを無料で始める方法|登録は簡単1分
ここまで読んで「Canvaを使ってみたい!」と思った方に向けて、「Canvaの始め方(登録方法)」をご紹介します。
Canvaの登録はとても簡単です。
必要なものは、
・Googleアカウント
・Yahoo!JAPANアカウント
・Facebookアカウント
・メールアドレス
のいずれか1つのみ。所要時間は、わずか1分ほどで完了します。
ぜひ、このまま一緒に登録を行いましょう。
まずは「Canva公式サイト」へアクセスしてください。
↓
画面右上の「登録」をクリックしましょう。
↓
続いて、登録方法を選択します。
登録方法は、以下の通りです。いずれかを選択しましょう。
・Yahoo!JAPAN
・メールアドレス
今回は「Googleで続行」を選択します。
↓
「Googleアカウント」にログインしましょう。
↓
次に「Googleアカウントのログインパスワード」を入力します。
↓
登録完了まで、あと少しです!
次は「Canvaの利用目的」を選択します。「プライベートで利用する方」や「自分のビジネスで利用する方」は、「個人」や「小規模ビジネス」を選択すればOKです。
↓
次の画面で、
「Canvaのプライバシーポリシー」
「Canvaの利用規約」
を確認した上で、「次へ」を選択しましょう。
↓
「メール設定を完了させましょう」という画面が出てきます。
メール設定は後からでも行えますので、「今はしない」を選択して進んでOKです。
お疲れ様でした!
以上でCanvaの新規登録が完了です。
↓
画面左側の「作成」をクリックすると、デザインの作成画面へ移動します。
早速、Canvaでデザイン作成を体験してみてくださいね。
Canvaの疑問をまとめて解決!よくある質問集
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
最後に、Canvaについて、よくある質問に回答します。
Canvaの疑問をまとめて解決!よくある質問集 |
Q1. Canvaで作ったデザインは商用利用できる? Q2. Canvaはスマホだけでも使える? Q3. 他のデザインツールとの違いは? Q4. 有料プランにした方がいいのはどんな人? Q5. Canvaで収益化も可能? |
Canvaで作ったデザインは商用利用できる?
はい、Canvaで作成したデザインは、基本的に商用利用が可能です。ただし、いくつか注意点もあります。
まず、商用利用が可能なケースは、以下のような場合です。
Canvaで作ったデザインで商用利用OKなケース |
・自作のチラシや名刺を配布する ・ネットショップやブログのバナーに使う ・SNS投稿画像として活用する ・デジタル教材・講座資料として配布する ・クライアント向けのデザインを制作する ・印刷製品の販売をする(ポスター、Tシャツ、ステッカーなど) |
出典:Canva公式サイトを元に筆者作成
Canvaを使ってオリジナルのデザインを制作した場合、またはCanvaの素材やテンプレートを使って、オリジナルのデザインに編集して制作した場合は、商用利用が可能とされています。
ただし、以下の2点には注意が必要です。
Canva商用利用の注意点 |
注意点①:無加工のテンプレートや素材そのままの再販はNG 注意点②:有料素材(Pro向け素材)の利用にはProプランが必要 |
禁止事項の事例として「Canvaのテンプレートや素材を一切編集せず、そのままのデザインとして販売すること」があります。
具体的には「Canva内の写真1枚をそのままTシャツに印刷して販売する」などはNGです。
加えて、課金していないのに、有料のプレミアム素材を使用して商用利用することも禁止されています。
商用利用について、もっと詳しく知りたい方は「Canva公式サイト」をご確認ください。
Canvaはスマホだけでも使える?
はい、Canvaはスマホだけでも使えます。
CanvaにはiOS・Androidのどちらにも対応した公式アプリがあります。アプリをダウンロードすれば、スマホやタブレットからでも、パソコンとほぼ同じような操作が可能です。
Canva公式アプリをダウンロードしよう! |
・App Store ・Google Play |
また、1つのアカウントで作ったデザインは、デバイスが変わっても共有されます。
そのため、「自宅のPCで作ったデザインを、移動中の電車内でスマホを使って編集する」といったことも可能です。
Canvaをスマホで使う方法について、詳しくは、こちらの動画で解説しています。
ぜひチェックしてください。
他のデザインツールとの違いは?
Canvaを検討している方のなかには、「他のデザインツールとの違い」が気になる方もいらっしゃるでしょう。
有名なデザインツールというと、すぐに思い浮かぶのは、
・Photoshop
・Illustrator
・PowerPoint
などですよね。
Canvaと他のデザインツールについて、大まかな違いをまとめてみました。
項目 | Canva | Photoshop / Illustrator | PowerPoint |
難易度 | ◎初心者向け | △プロ向け | △ビジネス用途向け |
専門スキル | ◎不要 | △必要 | ◎不要 |
テンプレート数 | ◎ 非常に豊富(200万点以上) | △少ない | △少ない |
スマホ対応 | ◎ アプリとPCで同等の操作が可能 | △ PC向き | △ PC向き |
料金 | ◎ 無料で利用可有料でも月1,000円程度 | △ 有料 | △ Microsoft Officeの購入が必要 |
Canvaが、他のデザインツールと圧倒的に違うのは「テンプレートや素材の数」です。
しかも、Canvaは無料で利用できる機能も幅広く、操作も簡単。そのためデザイン初心者でも、完成度の高いデザインがあっという間にできてしまいます。
デザイン初心者、またはデザインツールを使ったことがない方は、無料、かつシンプルな操作性のCanvaから始めてみましょう。
有料プランにした方がいいのはどんな人?
Canvaは無料でも非常に多機能で使いやすいツールですが、より本格的に使いたい方には有料プラン「Canva Pro」がおすすめです。
とくに以下に1つでも当てはまる方は、有料プランがぴったりです。
【Canva】有料プランが向いている人 |
・人とかぶらないおしゃれなデザインを作成したい人 ・テンプレートや素材を探す時間を短縮したい人 ・背景透過や画像加工などのAI機能を使いたい人 ・InstagramやYouTubeなど、複数媒体に展開したい人(リサイズ機能) ・デザインの統一感を保ちたい人(ブランドキット) ・大量の画像や動画を扱う人(無料は5GBまで。有料プランでは1TBまで使用可能) |
「3-3. Canva Pro(有料)でできること」でお伝えした通り、無料プランと有料プランの一番の違いは「テンプレートと素材の数」です。
実際、Canvaを使っていると、
「この素材良いな」
「このテンプレート、イメージにぴったり!」
と思っても「王冠マークの有料プラン向け素材だった」ということが頻繁に起こります。
探しても使えないというストレスから解放され、思い通りのデザインにスピーディにたどり着けるのが、有料プラン最大の魅力です。
さらに、有料プラン限定の「AI機能」や「リサイズ機能」、「ブランドキット」などを使えば、デザインの幅も効率も格段にアップします。
「無料でも使えるけど、なんだかんだ有料素材が気になる」
「使いたいテンプレートがことごとくProだった」
「SNSごとにサイズ調整するのが面倒」
そんな風に感じたら、Canva Proへの切り替えを検討してみましょう。
CanvaProを試してみたい方へ~45日間無料トライアル~ |
CanvaProは、通常30日間無料でトライアルすることが出来ますが、こちらのリンクから登録すると45日間無料でお試しが可能です。 Canvaに登録済みの方でもOKです。 |
Canvaで収益化も可能?
結論から言えば、Canvaを活用して収益化することは十分可能です。
実際、Canvaの使い方を身につけたことで、
・フリーランスとしてデザイン案件を受注している
・SNS用の画像制作を副業として請け負っている
・オンライン講師として教材を作成し販売している
といった実例が数多くあります。
「mikimiki Webスクール」の受講生さんのなかにも、Canvaで収益化を叶えた方が多くいらっしゃいます。
Canvaで収益化の事例 |
・Instagram投稿のデザイン代行で受注 ・Instagramから公式LINEへとつながる集客の流れを構築して収益化 ・YouTubeサムネイルの制作代行で副業スタート ・ネットショップのバナーや商品画像を整えてLTV向上に成功 ・デザイン経験ゼロからココナラでデザイン案件を受注 |
これらの事例に共通しているのは、「専門的なデザインスキルがなくても、Canvaを使えば見栄えのする成果物が作れる」という点です。
「副業を始めたいけれど、何から手をつけていいか分からない…」
そんな方にとって、Canvaは収益化への第一歩として最適なツールです。
まずはCanvaの基本操作をマスターし、小さな案件から始めてみましょう。
まとめ
今回は「Canvaとは、どんなツールなのか?」について、詳しく解説しました。
Canvaの特徴は、主に下記の4つです。
Canvaとは?4つの特徴を解説 |
①初心者でもプロ級のおしゃれなデザインが作れる ②操作が簡単でスマホでもデザインを作成できる ③登録すれば無料で使える ④クラウド利用でPC・スマホの容量を圧迫しない |
Canvaでできることは、下記の通りです。
【初心者の方向け】Canvaでできること一覧 | |
SNS投稿用の画像・動画作成 | ・Instagram投稿 ・YouTubeサムネイル ・LINEリッチメニュー、など |
バナー画像・ヘッダー画像の作成 | ・ブログ用 ・SNS用 ・YouTube用、など |
プレゼン資料・企画書作成 | ・プレゼン資料 ・企画書 ・グラフ ・フローチャートの作成、など |
画像編集・写真加工 | ・画像の切り抜き ・背景透過、など |
印刷用の資料作成 | ・チラシ ・名刺 ・印刷物、など |
簡単な動画編集 | ・インスタリール ・ショート動画作成、など |
ホームページ・LPの作成 | ・自社サイトの制作 ・簡易的なポートフォリオサイト ・単発イベント告知ページ、など |
ロゴデザインの作成 | ・ブランドロゴ ・Instagramショップやネットショップ用ロゴ ・ブログ・YouTubeチャンネル用ロゴ、など |
Canvaには、大きく分けて2つのプランがあります。
項目 | 無料プラン | 有料プラン(Pro) |
料金 | 無料 | 月額/1,180円(税込) 年額/11,800円(税込) |
テンプレート数 | 200万点以上 | 500万点以上 (すべてのテンプレートにアクセス可能) |
素材数 | 450万点以上 | 1.4億点以上 |
写真・素材加工 (AI機能除く) | ・回転・トリミング ・エフェクト ・フィルター ・ぼかし ・補正や調整、など | 同左 |
写真・素材加工 (AI機能) | なし | ・背景透過 ・マジック消しゴム ・マジック切り抜き ・テキスト切り抜き ・マジック加工 ・マジック拡張、など |
クラウドストレージ | 5GB | 1TB |
参考:Canva公式サイトを参考に筆者作成
※2025年7月時点での情報です
Canvaはデザイン初心者やPCが苦手な方にも使いやすいツールです。豊富なテンプレートがあるため、完成度の高いデザインを簡単に作成できます。
Canvaを通じて、想いをカタチにする楽しさを、ぜひ感じてみてくださいね。あなたの一歩を応援しています。