本記事では Webデザインを独学で勉強するのにおすすめの本をご紹介します。
どの本も読めば必ず実になる、名著と呼ばれる本ばかりです。
習得したいスキル別にご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
デザイン&コーディングのおすすめ本
まずは、デザインとコーディングのおすすめ本をご紹介していきます。
デザイン基礎を学ぶなら『なるほどデザイン』
価格 2200円
なるほどデザインは、デザインの基礎やエッセンスをイラストを使ってわかりやすくまとめた本です。
いわゆるデザインの指南書ではないため、デザインツールの使い方やショートカットなどは載っていませんが、豊富な図解やイラストでデザインの原則を感覚的に学ぶことができます。専門用語を使っていないので、ノンデザイナーが読んでもスッと理解しやすいのが特徴です。
数々の現役デザイナーが「絶対に読むべき!」と太鼓判を押している、まさにデザイナーを目指す上で必読の一冊です。
購入はこちら「なるほどデザイン」
デザインを見る目を養うなら『やってはいけないデザイン』
価格 1980円
この本は、「デザイナーが本職ではないけれど、自分でデザインしなくてはならない素人デザイナー」に向けて書かれた本です。
デザインを始めたばかりの時は、「このデザインなんかイマイチだけど、どこをどう変えたらいいか分からない。」そう思うことが多いのではないでしょうか。
本書ではダメな例と良い例をセットで紹介しているので、デザインを改善するための着眼点とそのノウハウをたっぷり知ることができます。
豊富なサンプルを通して、良いデザインをするための目を養うことができる一冊です。
購入はこちら「やってはいけないデザイン」
クライアントとのやりとりを知るなら『どうする?デザイン』
価格 2200円
「デザインはできるようになったけど、いざお仕事となるとクライアントとのやりとりや仕事の流れが分からない」。こう思う方も多いのではないでしょうか?
この本では、デザイナーとクライアントとの会話形式で話が進み、ヒアリング、ラフ、提案、修正、提案、校了までデザインのプロセスをわかりやすく学ぶことができます。
各お題に対して、クライアントやターゲット、訴求ポイント、キャッチコピー、素材などがしっかりと作り込まれているので、「自分ならどのようにデザインするか?」と考えながら読み進めていくのがおすすめです。
購入はこちら「どうする?デザイン」
配色について学ぶなら『COLOR DESIGN カラー別配色デザインブック』
価格 1980円
この本は一般的な配色の本とは一味違い、「使いたい色が決まっているとき」に便利な本です。
例えば、「メインの色は赤に決めたけど、何色を合わせたらイメージ通りにできるのか分からない。」このような場面はありませんか?
本書ではメインカラーとその色に合う配色がイメージ別に紹介されており、色を組み合わせたデザイン例もたっぷり掲載されています。
さらに、カラー数値も表記されているのですぐに真似することができます。
「配色センスがない」「いつも色選びに迷う」「選んだ色にまとまりがでない…」このような悩みを持っている方におすすめの一冊です。
購入はこちら「COLOR DESIGN カラー別配色デザインブック」
▼【関連動画】Illustratorで色を一括変更する方法をYouTubeで紹介しています。
フォントについて学ぶなら『ほんとに、フォント』
価格 1980円
この本はクライアントのイメージやデザインの方向性といった情報をもとに、新米デザイナーと先輩デザイナーの2人がデザインを作成するというストーリーで、その作例からフォント選びのコツを学ぶことができます。
先輩デザイナーのアドバイスがリアルかつ的確で、具体的な改善ポイントやイメージに合ったOKフォントの例を知ることができます。
「全く同じ情報でもフォントが違うだけで、こんなに印象が変わるのか!」とびっくりするほど、デザインにおいてフォントは大事な要素です。
フォント選びにいつも時間がかかる方や、初期フォントしか使ったことのないという方におすすめの本です。
購入はこちら「ほんとに、フォント」
▼【関連動画】フォントについてさらに学びたい方は、こちらの動画がおすすめ!
余白について学ぶなら『けっきょく、よはく』
価格 1980円
「けっきょく、よはく。」は、デザインの引き算について学ぶことができる良書です。
クライアントとのやりとりの中で、「あの情報もこの情報もいれたい。」「ここに余白があるから、情報を入れられるのではないか。」といった声をいただくケースは多々あります。
しかし、全く余白のないデザインは見ていて窮屈で、伝えたいことが伝わらないデザインになってしまいます。
この本で余白をうまく使いながらレイアウトするコツを知り、情報がしっかりと伝わるデザインができるようになりましょう!
購入はこちら「けっきょく、よはく」
デザインソフトの使い方を学ぶなら『世界一わかりやすいIllustrator 操作とデザインの教科書』
価格 2508円
Illustratorの使い方を学ぶ入門書としてぴったりの本です。
Illustratorをマスターすれば、名刺やチラシ、パンフレット、 Webサイト用のカンプなどありとあらゆる制作物を作ることができるようになります。
この本はWebデザインを独学で学ぶ個人だけでなく、スクールや専門学校、大学の授業などでも教科書として使われているため、安心のクオリティです。
特典のサンプルファイルには実践問題が入っており、自分の理解度をチェックすることができます。
これからIllustratorの使い方を学ぶ方や基礎から復習したい方におすすめの本です。
購入はこちら「世界一わかりやすい illustrator 操作とデザインの教科書」
コーディングを学ぶなら『初心者からちゃんとしたプロになる HTML+CSS標準入門』
価格 2750円
Webサイトをイチから作ることで、 HTML+CSSの基本から応用までを習得できる本です。
各記事ごとに15分、30分、60分と学習時間の目安が記載されており、「今日はここまで進めよう!」といったように学習ペースが掴みやすい構成になっています。
また、この本を通して作成していく Webサイトは、FlexboxやCSS Gridなど最新の手法を使っています。
コーディングの世界は次々に新しい技術や言語が出てくるため、本の内容が追いついていないことが多々ありますが、この本では最新の手法を解説しているのできっと制作現場でも役立つはずです。
購入はこちら「初心者からちゃんとしたプロになる HTML+CSS標準入門」
+αの知識を身につけたい方向け
続いて、Webデザインと相性のいいスキルを身につけられるおすすめ本をご紹介していきます。
印刷について学ぶなら『印刷ボーイズに花束を』
価格 1430円
Webデザイナーの主な仕事内容は Webサイトやバナーの作成などですが、フリーランスであれば名刺やチラシなどの印刷物の制作も仕事内容に入ってくる可能性があります。
印刷物の仕事を請け負うなら、入稿データの作成方法や紙・インクなどの知識も持っておかなくてはなりません。
そこでおすすめなのが、漫画で面白く印刷について学べる『印刷ボーイズに花束を』という本です。
印刷用語やよくある印刷トラブルについて主人公たちのドタバタ劇を見ながら学ぶことができ、読み終わった頃には一通りの知識が身についている本です。
印刷についてちゃんと学んでおきたい方、印刷もできるデザイナーになりたい方、印刷会社とのやりとりに苦労した経験がある方にはおすすめの本です。
購入はこちら「印刷ボーイズに花束を」
SEOライティングについて学ぶなら『沈黙のWebライティング』
価格 2200円
実際の制作現場では、 Webデザインだけでなくサイト内の文章やキャッチコピーなどを考える場面もあります。
また、フリーランス Webデザイナーを目指す場合も、ライティングができると自身のサイトの文章を考えるときやブログを執筆するときにも役立ちます。
『沈黙のWebライティング』では、成果をあげるためのSEOライティングや検索エンジンに評価される記事について徹底的に学ぶことができます。
小手先のテクニックではなく、地道かつ正攻法のSEOライティングを学ぶため内容はかなり濃いですが、漫画形式で楽しく読み進めることできます。
購入はこちら「沈黙のWebライティング」
まとめ
今回は、Webデザインを独学で勉強するのにおすすめの本をご紹介しました。
デザインやコーディングの良書や、学んでおくと相性効果の高い印刷やライティングの本まで幅広くお届けしています。
本は知識の宝庫です。今回ご紹介した本を読んで、ぜひ効率よく楽しく知識を学んでくださいね。