「ChatGPTやCanvaを使っているものの、思ったように効率化できていない」と感じること、ありませんか?
特にSNS投稿やチラシづくりなど、日々のコンテンツ制作に時間がかかっている方は、「もっとラクにできる方法があるのでは、、、」と思う場面も多いのではないでしょうか。
じつはChatGPTとCanvaを組み合わせて活用することで、そうした悩みはぐっと解消されます。
実際、私もこの2つのツールを使う前の日常と比べると毎日10時間以上は作業時間を削減に成功し、おかげさまで今では大手企業から学校法人に至るまで様々な方々に「ChatGPT」と「Canva」2つのツールを活用する方法や効率化、クリエイティブを向上させる具体的なポイントを様々な企業・団体・個人の方にお伝えする活動をしています。
【私がChatGPTとCanvaを組み合わせて活用している例】
・ショート動画制作の効率化・質向上
・ホームページ作成の迅速化・ブランディング強化
・ブログ記事・コンテンツ作成の効率化・質向上
・メールマーケティングの自動化・効果向上
etc・・・
【最近の活動例】

▶︎公益社団法人日本印刷技術協会主催「Page2024」AI講師として登壇させていただきました
▶︎KDDI主催・豊田市デジタルリスキング実践講座「Canvaで作るプレゼン資料」講師をさせていただきました
また2022年7月には日本人初のCanva Expertsに就任し、現在チャンネル登録31万人のYouTubeチャンネル「mikimiki web スクール」では生成AIやCanvaの活用方法を多くの人に発信させていただいています。

▶︎世界で26人目!日本初のCanva Expertsに選出されました
本記事では、毎日ChatGPTとCanvaを活用している私が、最新の機能も含めた特におすすめの連携活用法を厳選して7つご紹介します。

この記事を最後まで読んでいただくことで、ChatGPTとCanvaの最新機能をしっかり把握しクリエイティブ業務をワンランク上の効率化へとつなげることができます。
手順も一つひとつ丁寧に解説していますので、ぜひ読み進めながら一緒に試してみてくださいね。
目次
- 1 ① ChatGPT×CanvaでInstagramのリール動画作成を効率化する
- 2 ② ChatGPT×CanvaでWebサイトのデモを一瞬で作成する
- 3 ③ChatGPT×CanvaでLINEスタンプを簡単に作成する
- 4 ④ChatGPT×Canvaでブログ記事の構成とアイキャッチ画像を短時間で作成する
- 5 ⑤ ChatGPT×CanvaでオリジナルTシャツを手軽に作成・印刷する
- 6 ⑥ ChatGPT×Canvaでインフォグラフィックを爆速で作成する
- 7 ⑦ ChatGPT×Canvaでチラシ制作の時間と手間を減らす
- 8 ChatGPTとCanvaをさらに詳しく学びたい方へ
- 9 よくあるご質問
- 10 まとめ
① ChatGPT×CanvaでInstagramのリール動画作成を効率化する
早速、ChatGPTとCanvaを組み合わせた活用法についてご紹介していきます。
まず1つ目は、「Instagramのリール動画作成の効率化」です。
私自身、日頃からInstagramのリール動画やTikTok動画を作成・投稿していますが、構成のアイデア出しから素材の準備、編集、書き出しまで多くの工程があり、完成までに1〜2時間ほどかかってしまうことも少なくありません。
そんな時にChatGPTとCanvaを組み合わせることで、なんと10分程度でリール動画を完成することができます。
リール動画作成で効率化できること
ChatGPTとCanvaを組み合わせることで、次のような作業を効率化できます。
・目的に合ったテンプレートの選択
・リール動画の編集作業
・完成した動画の共有・ダウンロード
・リール動画の構成や内容の生成
・Instagram投稿用キャプション(文章)の作成
・データの接続、一括作成
リール動画作成の効率化はこんな方におすすめ
ChatGPTとCanvaを組み合わせたリール動画の効率化は、次のような方に特におすすめです。
【▼mikimiki webスクールのYouTubeチャンネルでも詳しくご紹介しています】
ChatGPT×Canva|リール動画作成を効率化する具体的な手順
今回は「初夏におすすめのカフェメニュー」についてのInstagramリール動画を作成します。
手順は以下のとおりです。
選択したデザインをチェックして、文字や写真の配置を確認します。

事前にデザインの構成を確認しておくと、プロンプトの作成がスムーズになります。
たとえば、今回のデザインは以下の構成になっているため、それに合わせて内容を準備することで後ほど行うデータの接続も効率的に進められます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1枚目:タイトル
2〜7枚目:メニュー紹介
8枚目:最後のあいさつ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ChatGPTを開き、以下のプロンプトを入力します。
タイトル、商品名と簡単な説明を6種類、最後の挨拶
上記の順番で、初夏におすすめのカフェメニューを考えてください

内容を確認して問題がなければ、以下のプロンプトでCSVファイルに変換しましょう。
上記を全て同じ横一列に配置し、csv化してください
リンクが生成されますので、CSVファイルをダウンロードします。

以下のプロンプトを入力し、キャプションを作成します。
先ほど作成した「初夏におすすめのカフェメニュー」の内容を、Instagramリール動画のキャプションとして最適でお店の宣伝と集客につながる内容でまとめて作成してください。

Canvaで選んだデザインの編集画面を開き、サイドメニューの「一括作成」をクリックします。

一括作成をクリックすると「データを手動で入力」と「データをアップロード」を選択できます。今回は「データをアップロード」を選びましょう。
次に、先ほどダウンロードしたデータを選び「開く」をクリックします。

デザインの1枚目にある「2030年の思い出」の文字を選択し「•••」をクリックします。メニューから「データの接続」を選択しましょう。

次に、紐づけるデータを選びます。今回は「項目1」をクリックします。

データの接続が完了すると、選択した文字の上に接続したデータの名前が表示されます。また、左の画面ではグレーから紫に色が変わります。

すべてのページの文字も同様にデータ接続を行い、完了したら「続行」をクリックします。

データにチェックマークが入っているかを確認し「1点のデザインを生成」をクリックします。

新しいタブが開き、全体の文字が置き換わっていることが確認できます。

文字の置き換えが完了したら、写真とロゴを差し替えて(今回はCanvaの素材を使用)、文字を微調整したら、リール動画の完成です。

デザインが完成したら、編集画面右上の「共有」から「ダウンロード」をクリックします。
ファイルの種類「MP4形式の動画」を選択し「ダウンロード」をクリックして動画をダウンロードしましょう。

▼完成した動画がこちらです
Instagramにリール動画を投稿する際は、あらかじめChatGPTで生成したキャプション文をコピーして貼り付けることで文章を考える時間を短縮でき、スムーズに投稿作業を進めることができます。
リール動画作成を効率化する際のポイント
①はじめにCanvaでテンプレートを選び、配置を確認する
ChatGPTで内容を作成する前に、動画の雰囲気や入れたい要素をざっくり決めておくとスムーズです。
そのため、先にCanvaでテンプレートを選び「タイトルはここ」「コメントはここ」など、文字や画像の配置を把握しておくのがおすすめです。
②「グループ化」に注意する
Canvaでデータを接続する際、文字や素材がグループ化されていると接続ができません。
グループ化されている場合は、クリックすると「グループ解除」と表示されますので、そちらをクリックして接続したい文字などを個別に選択しましょう。
うまく接続できなくて困ったときは、この点を一度確認してみてくださいね。

「Instagramリール動画の作成をもっと極めたい!」「バズるInstagramリール動画の方を知りたい」そんな方はmikimiki webスクールのInstagram講座がおすすめです。

「リール動画の黄金ルール」や「アルゴリズム上の優遇ポイントの違い」など、リール動画に特化した章をご用意していますので、気になる方はこちらからチェックしてみてくださいね。
② ChatGPT×CanvaでWebサイトのデモを一瞬で作成する
2つ目はChatGPTとCanvaを組み合わせて「Webサイトのデモを一瞬で作成する方法」をご紹介します。
Webサイトを制作する際、構成やデザインの方向性が決まっていない段階で、まずは全体のイメージを把握したいという場面はありませんか?
そんなときに役立つのが、ChatGPTとCanvaの新機能「コード生成」を組み合わせたデモサイト作成です。
ChatGPTで構成案とテキストを生成し、そちらをCanvaコードに入力するだけで約5〜10分ほどで動きのあるのWebサイトのデモが仕上がります。通常なら数時間かかる作業を、わずか数分で形にできるため、作業の効率化につながります。
この方法は提案用のたたき台としてはもちろん、これからコーディングを行う際の参考資料としても活用でき、初期段階のアイデア整理に最適です。
現在Canvaコーディングで生成されたデザインは、編集画面上で画像の差し替えやテキストの変更ができないため、あくまで「デザインの第一案」や「全体のイメージをつかむための参考」として活用するのがおすすめです。
Webサイトのデモの作成で効率化できること
ChatGPTとCanvaを組み合わせることで、次のような作業を効率化できます。
・サイトの構成や文章を考える
・自己紹介やサービス内容の文章を作成する
・デモサイトを自動で作る(コードは不要)
・作成したデモサイトをリンクで共有する
Webサイトのデモを一瞬で作成する方法はこんな方におすすめ
ChatGPTとCanvaを組み合わせてWebサイトのデモを作成する方法は、次のような方に特におすすめです。
Canvaコードについてはmikimiki webスクールのYouTubeチャンネルでもご紹介しています。
※動画の10:05~Canvaコードについて解説しています
ChatGPT×Canva|Webサイトのデモを一瞬で作成する具体的な手順
今回は「フォトグラファーのポートフォリオサイト」のデモサイトを作成することを前提に、連携方法を解説していきます。手順は以下の通りです。
ChatGPTにプロンプトで指示を入力し、構成や文章を生成します。
▼ プロンプト
フォトグラファーとしてポートフォリオサイトを作成したいです。
サイト訪問者に自分の撮影スタイルや人柄が伝わり、撮影依頼につながるような構成・各ページの内容・紹介文の文例を考えてください。
想定している撮影ジャンルは「ウェディング、ファミリー、ポートレート」で、写真を中心に魅せるデザインを希望しています。
また、LPとして1ページ完結型の構成でも成り立つように提案してください。
▼ ChatGPTの出力結果

ChatGPTで生成した内容をコピーし、Canvaコードの入力欄へプロンプトを入力します。
入力が完了したら、「→」の送信ボタンをクリックしましょう。

文章内に名前や会社名(例:「名前:mikimiki」)を含めておくことで、コード生成時に全体へ名前を自動で反映させることができます。
送信ボタンをクリックすると、自動でコードを生成してデモサイトを表示してくれます。生成結果を確認して問題がなければ「デザインに使用する」をクリックしましょう。

「デザインに使用する」をクリックすると、新しいタブで編集画面が開き、生成されたサイトが表示されます。サイト全体のデザインや動作を確認したい場合は、編集画面上部にある「プレビュー」ボタンから確認しましょう。
デザインのイメージを他の人にも見せたいときは、編集画面の右上にある「共有」から、アクセスレベルを「リンクを知っている全員」に変更しましょう。今回は表示のみできるようにしたいので、「表示可」を選択します。
最後に「リンクをコピー」をクリックすれば、URLを共有できるようになります。そのリンクを見せたい相手に送れば、プレビューでデモサイトの内容を確認してもらうことができます。

Webサイトのデモを一瞬で作成する際のポイント
①前提条件をプロンプトへ入れる
ChatGPTにサイトの構成を考えてもらう際は、「どんなサイトを作りたいのか」という前提条件や意図をプロンプトにしっかりと盛り込むことが大切です。
「誰に向けたサイトなのか」「何のために作るのか」「デザインや構成の希望」などを具体的に伝えることで、ChatGPTはより的確で具体的な構成や文章を提案してくれます。
今回の場合、「ポートフォリオサイトとしてどんな印象を与えたいか」「最終的にどんな行動(例:撮影依頼)につなげたいか」といったゴールを明確にしておくことで、構成や文章に一貫性が生まれて成果につながるデモサイトの設計を生成してくれます。
②チャットを活用して微調整する
Canvaコーディングで生成されたコードは直接編集できませんが、チャット機能を使って微調整することができます。
たとえば、「色を変更したい」「この項目を追加したい」といった希望をチャットに入力するだけで反映できるため、チャットを活用することでよりイメージに近いデモサイトを作成できます。

③ChatGPT×CanvaでLINEスタンプを簡単に作成する

3つ目にご紹介するのは、ChatGPT(4o Image Generation)とCanvaを組み合わせて「LINEスタンプを短時間で作成する方法」です。
通常LINEスタンプを一から作成するには、イラストの準備、画像の加工、サイズ調整、背景透過など、複数の工程が必要で、1セット(8〜16個)を揃えるのに2〜3時間以上かかることも珍しくありません。
そこで便利なのが、ChatGPTの最新画像生成AI「4o Image Generation」とCanvaを組み合わせた方法です。
ChatGPTの画像生成でスタンプ用のイラストを生成し、そちらをCanvaで編集・保存することで1セットあたり15分程度でスタンプ画像を完成させ、約1/4〜1/6の時間で複数のスタンプを効率よく制作できます。
LINEスタンプ作成で効率化できること
ChatGPTとCanvaを組み合わせることで、次のような作業を効率化できます。
・スタンプ用のイラスト画像の生成
・最適なサイズでの画像の切り抜きと調整
・背景透過画像としての保存(PNG形式)
・複数のスタンプデザインの一括整理・加工
LINEスタンプ作成の効率化はこんな方におすすめ
ChatGPTとCanvaを使ったLINEスタンプ作成は、次のような方におすすめです。
mikimiki webスクールのYouTubeチャンネルでもLINEスタンプの作成についてご紹介しています。
※動画の11:31~解説しています
ChatGPT×Canva|LINEスタンプを簡単に作成する具体的な手順
ChatGPTで新しいチャットを開き「画像を作成する」をクリックします。これで4o Image Generationを使用できますので、以下のプロンプトを入力して送信しましょう。
フレンチブルドッグのLINEスタンプを汎用的で使いやすいシーン別で生成し、背景を透過してください

生成された画像にカーソルを合わせると、右上にダウンロードボタンが表示されます。そちらをクリックして画像を保存しましょう。

Canvaのホーム画面から「カスタムサイズ」を選択して、以下のサイズを入力し「新しいデザインを作成」をクリックします。
幅:370
高さ:320
単位:px

生成した画像をアップロードします。

アップロードした画像を選択し、ツールバーの「切り抜き」をクリックします。
「縦横比」から「カスタム」を選び、画像の四隅や辺に表示される白い丸(ハンドル)をドラッグして、必要な部分だけが表示されるようにサイズを調整しましょう。
調整が終わったら「完了」をクリックします。同じ手順で、4つすべてのイラストを個別に切り抜いていきましょう。

切り抜いた画像のサイズをデザインサイズに合わせて調整します。
デザインが完成したら右上の「共有」ボタンをクリックし「ダウンロード」を選択します。ファイルの種類を「PNG」に設定し「背景を透過」にチェックを入れます(この機能はCanva Proで利用できます)。
「ダウンロード」ボタンをクリックし画像を保存してLINEスタンプ画像の完成です。


LINEスタンプ作成を効率化する際のポイント
①LINE Creators Market推奨のサイズで作成する
LINEスタンプの画像サイズは「370×320ピクセル(偶数)」が推奨されています。また、画像のサイズは、自動的に縮小されるため偶数で作成するようにしましょう。

②PNG形式(背景透過)でダウンロードする
LINEスタンプでは「PNG形式(背景透過)」が指定されています。ダウンロードの際は、必ずこの形式を選んで保存するのがおすすめです。
mikimiki webスクールでは「LINE公式アカウント運用・デザイン完全マスター講座」もご用意していますので、LINE公式アカウントの運用をやってみたい!と気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

④ChatGPT×Canvaでブログ記事の構成とアイキャッチ画像を短時間で作成する

4つ目は「ブログ記事の構成」と「アイキャッチ画像」を短時間で作成する方法です。
私自身これまで長くブログを書いてきましたが、記事のテーマを考えたり、構成を組み立てていく過程はおもしろさや発見があるものの、実際ブログ記事が完成するまでには多くの作業と時間が必要です。
そんなとき、ChatGPTとCanvaを活用し、組み合わせることで記事の構成や簡単な内容、アイキャッチ画像の作成を約10分ほどで行うことができます。
ChatGPTが生成した内容をそのまま使うことはおすすめしませんが、1から記事を作成するよりもぐっと時間を短縮できるのでぜひ参考にしてみてくださいね。
ブログ記事の構成・アイキャッチ画像の作成で効率化できること
ChatGPTとCanvaを組み合わせることで、次のような作業を効率化できます。
・記事全体の構成や見出しの作成
・本文のベースとなる文章の生成
・アイキャッチ画像のキャッチコピーの提案
・アイキャッチ画像の写真素材の準備
・アイキャッチ画像の編集・保存・共有
ブログ記事の構成・アイキャッチ画像の作成の効率化はこんな方におすすめ
ChatGPTとCanvaを使ったブログ記事の構成・アイキャッチ画像作成は、次のような方に特におすすめです。
ChatGPT×Canva|ブログ記事の構成とアイキャッチ画像作成を効率化する具体的な手順
今回は「朝の時間を有効に使うための5つのルーティン」というテーマの記事を作成することを前提に、連携方法を解説していきます。手順は以下の通りです。
まずは記事の構成と内容案をChatGPTに考えてもらいましょう。
▼以下のプロンプトを入力します
「朝の時間を有効に使うための5つのルーティン」というテーマでブログ記事を書きたいと考えています。記事構成と内容案をChatGPTに考えてもらう際に、実際のブログ記事として有効な出力が得られるような、最適なプロンプトを作成したいです。
▼ChatGPTの生成結果

生成されたプロンプトをコピーして、ChatGPTにプロンプトとして送信します。
▼送信するプロンプトは以下の通りです
「朝の時間を有効に使うための5つのルーティン」というテーマでブログ記事を書きたいです。以下の条件をもとに、記事タイトル、構成案、要点付きの見出しなどを考えてください。
【出力してほしい内容】
1. SEOを意識した魅力的な記事タイトル(3案ほど)
2. 読者に共感を与える導入文(H2の前に置く300文字前後の内容)
3. H2・H3レベルの見出し構成(5つのルーティンを中心に)
4. 各見出しごとの要点説明(100文字以内)
5. 記事の締めとして、読者の背中を押すまとめ文(200〜300文字)
【記事の想定】
– 想定読者:20〜40代の男女で、朝をもっと有効に使いたいと思っている人
– 目的:すぐに取り入れられる朝習慣を提案し、生活の質を上げるヒントを伝える
– トーン:前向き・読みやすく・実践意欲がわくような語り口
– 文字数:全体で約1,500〜2,000文字を想定
この条件をもとに、記事全体の構成とポイントを提案してください。
▼ChatGPTの生成結果

こちらで「朝の時間を有効に使うための5つのルーティン」の記事全体の構成と簡単な内容の作成が完了しました。
記事の本文は、こちらの内容をもとに作成することで時間の短縮にもつながります。
続いてアイキャッチ画像のキャッチコピーとデザインイメージをChatGPTに考えてもらいましょう。
▼以下のプロンプトを入力します
上記の記事に合う、アイキャッチ画像用のキャッチコピーを考えてください。
シンプルで視覚的に印象に残るものを複数案ください。また、デザインイメージの詳細も同様に複数提案してください。
▼ChatGPTの生成結果

生成されたキャッチコピーとデザインイメージ案から好みのものを選びましょう。
今回は以下を活用します。
キャッチコピー:「一日が整う、朝ルーティン5選」
デザインイメージ案:案1、やさしい朝の光を感じる写真+手書き風文字
Canvaホーム画面のサイドメニューから「テンプレート」をクリックし、検索窓で「ブログアイキャッチ画像」と検索します。
先程決定したイメージに合うテンプレートをクリックして選び「このテンプレートをカスタマイズ」をクリックしてデザインを開きましょう。

▶︎今回使用したテンプレートのリンクはこちら
今回編集した内容は以下の通りです。
①フォントを「ふい字」に変更し、先程選んだキャッチコピー「一日が整う、朝ルーティン5選」を入力
②長方形のカラーを「#a49781」に変更、透明度を「85」に調整
③男性のイラストと「駆け出しWEBデザイナー」の文字を削除
④背景の画像を素材から「朝の光」で検索し、イメージに合う画像へ差し替え
最後に全体の配置やサイズを調整して完成です。

デザインが完成したら、編集画面右上の「共有」ボタンをクリックし「ダウンロード」を選択します。ファイルの種類は「PNG」を選び「ダウンロード」ボタンを押すと作成したアイキャッチ画像を保存できます。

ブログ記事の構成とアイキャッチ画像を作成する際のポイント
①「プロンプトを作成するためのプロンプト」をChatGPTに考えてもらう
今回STEP1で紹介した方法は、ブログ執筆やChatGPTの活用が初めての方にも役立つ使い方です。
ブログの知識が少なく不安な方、またプロンプトの作成に自信がない方などは「プロンプトを作成するためのプロンプト」をChatGPTに考えてもらうことでより最適な生成結果を得ることができておすすめです。
②ChatGPTで文脈を保つには、同じチャットを使用する
STEP2「アイキャッチ画像用のキャッチコピー案を生成する」では、「上記の記事に合う〜」というように、チャット内の流れを踏まえたプロンプトを使用しています。
このようなプロンプトは同じチャット内で会話がつながっているからこそ成り立つものです。別のチャットで再利用する場合は、前提の内容も含めてプロンプトを調整する必要がある点にご注意ください。
▼ChatGPTのプロンプトの作り方について詳しく知りたい方は、以下の記事をご参考ください
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⑤ ChatGPT×CanvaでオリジナルTシャツを手軽に作成・印刷する

5つ目は「オリジナルTシャツを手軽に作成・印刷する方法」です。
オリジナルTシャツの作成は専門的な知識が必要そうで、制作のハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか。
ですが、先ほどLINEスタンプ作成でも活用したChatGPTの最新画像生成AI「4o Image Generation」とCanvaを組み合わせることで、デザインから印刷の手配までを約15〜20分ほどで完了できます。
通常、イラストの準備に1〜2時間、デザイン調整に30分、印刷用データの作成や入稿にさらに30分以上かかることもありますが、この方法を使えば2〜3時間かかる作業を大幅に短縮することが可能です。
オリジナルTシャツ作成で効率化できること
ChatGPTとCanvaを組み合わせることで、次のような作業を効率化できます。
・オリジナルイラストの生成
・Tシャツ印刷用デザインの作成
・テキストや画像の追加・編集
・印刷手配と入稿
オリジナルTシャツ作成はこんな方におすすめ
ChatGPTとCanvaを使ったTシャツ制作は、次のような方におすすめです。
ChatGPT×Canva|オリジナルTシャツを手軽に作成・印刷する具体的な手順
ChatGPTの新しいチャットを開き「画像を作成する」をクリックします。イラストにしたい画像をドラッグ&ドロップでアップロードして以下のプロンプトを入力しましょう。
この画像のフレンチブルドッグを元に、ミニマルな線画の寝ているフレンチブルドッグだけのイラストを生成してください

生成された画像にカーソルを合わせると、右上にダウンロードボタンが表示されます。そちらをクリックして画像を保存しましょう。

Canvaのホーム画面から「印刷」をクリックして「衣料品」の「Tシャツ」を選択して新しいデザイン作成画面を開きます。

先程生成した画像をドラッグ&ドロップでアップロードして、画像を選択します。
ツールバーの「背景除去(Canvaプロ)」をクリックして、画像の背景を除去しましょう。

▶︎30日間無料お試しできるCanvaProはこちら
サイドメニューの「テキスト」から「見出しを追加」をクリックします。
今回のフォントの編集は以下の通りです。
①「わたしのかぞく。」と文字を入力
②ツールバーのフォントをクリックしフォントの種類を「桜鯰(おうねん)」フォントに変更
③フォントサイズを「76」に調整
④「縦書きのテキスト」をクリックして文字を縦書きに変更
最後に全体の配置を整えてデザインは完成です。

編集画面右上の「Canvaで印刷」をクリックします。
Tシャツ印刷詳細(印刷するページの選択、男性・女性・子供向け、カラー、サイズ、枚数など)を選択して「続行」をクリックし、支払い情報や配送先を追加して印刷手配は完了です。

オリジナルTシャツを作成・印刷する際のポイント
まとめて印刷するのがおすすめ
CanvaでTシャツを印刷する場合、枚数が多いほど割引率が高くなります。
そのため、クラスTシャツやチームグッズなど1つのデザインで多くの枚数を印刷する際はまとめて注文することでコストを抑えられるのでおすすめです。

⑥ ChatGPT×Canvaでインフォグラフィックを爆速で作成する

6つ目は「インフォグラフィックを爆速で作成する方法」です。
インフォグラフィックは、情報を整理して視覚的に伝えるのにとても便利ですが、構成を考えたり文章をまとめたり、バランスの良いレイアウトに整えたりするのに約1〜2時間ほどかかることもあります。
そんなときにおすすめなのが、Canvaのテンプレートに合わせてChatGPTで情報を整理しその内容を反映する方法です。この手順なら、全体の作業を10〜15分ほどで終えられるため、時間が限られていても無理なく取りかかれます。
インフォグラフィック作成で効率化できること
ChatGPTとCanvaを組み合わせることで、次のような作業を効率化できます。
・内容整理や説明文の作成
・デザインへの反映と配置の調整
・カラースタイルやフォントの統一
・ダウンロード・共有用の仕上げ作業
インフォグラフィック作成の効率化はこんな方におすすめ
ChatGPTとCanvaを組み合わせたインフォグラフィック作成の効率化は、次のような方に特におすすめです。
ChatGPT×Canva|インフォグラフィックを爆速で作成する具体的な手順
今回は「Webサイト制作の流れ(受注から納品まで)」をテーマに、インフォグラフィックを使って内容をわかりやすく整理していきます。作成の手順は以下の通りです。
まずは、今回のテーマに合ったテンプレートを選んで配置を確認しましょう。
Canvaのホーム画面から、左側のサイドメニューにある「テンプレート」をクリックし検索窓に「インフォグラフィック」と入力して検索します。
気になるテンプレートをクリックして選択し「このテンプレートをカスタマイズ」をクリックしましょう。

▶︎今回使用したテンプレートはこちら
テンプレートを選ぶ際は、どこにどの内容を入れるかといった大まかな配置や構成のイメージをあらかじめ考えておくとChatGPTで内容を生成する際にもスムーズに進められます。
今回のテーマ「Webサイト制作の流れ(受注から納品まで)」と選択したテンプレートに合う内容を生成してもらうために、以下のプロンプトを入力します。
「Webサイト制作の流れ(受注から納品まで)」を8つのステップに分けて、インフォグラフィックに使える構成で整理してください。
各ステップには以下を含めてください
・簡潔な見出し(3〜6語程度)
・40〜60文字程度の説明文(丁寧でわかりやすい文章)
・クライアントワークを想定した内容にしてください
▼ChatGPTの生成結果

ChatGPTで作成した内容を、選択したCanvaのテンプレートにコピー&ペーストして反映します。

サイドメニューの「デザイン」から「スタイル」タブを選び、組み合わせの「すべて表示」をクリックします。
好みのスタイルを選ぶとデザインに反映されます。クリックを繰り返すことで、さまざまな配色パターンを試すこともできます。


インフォグラフィックを活用する際のポイント
① 伝えたいことを明確にし、内容をシンプルに整理する
まずは「誰に・何を伝えたいのか」を明確にしましょう。今回のようにテーマを決めることで方向性が定まり、整理しやすくなります。伝える情報はできるだけ簡潔にし、ひと目で理解できる構成を意識することが大切です。
② 目的に合ったインフォグラフィックの種類を選ぶ
情報の種類や目的に応じて、最適なレイアウトやスタイルを選びましょう。見せ方ひとつで伝わりやすさが大きく変わります。以下の表を参考に、自分の目的に合う形式を探してみてくださいね。
種類 | 特徴 | 使う場面の例 |
---|---|---|
タイムライン型 | 時の流れを順番に並べる | 制作の流れ、歴史、計画表 |
プロセス型 | 手順をステップごとに表す | 商品開発、申し込み方法 |
比較型 | 2つ以上のものを比べる | 商品やサービスの違い |
統計・データ型 | 数字をグラフなどで見せる | 調査結果、実績レポート |
地図型 | 地図を使って伝える | 地域ごとの情報、イベント案内 |
階層型 | 分類や関係を上下で見せる | 組織図、カテゴリー分 |
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⑦ ChatGPT×Canvaでチラシ制作の時間と手間を減らす

最後にご紹介するのは「チラシ制作の時間と手間を減らす方法」です。
チラシ制作では、キャッチコピーや紹介文を考えるだけでなくレイアウトの調整や画像の準備など、さまざまな工程が必要になり完成までに1〜2時間以上を要しますが、ChatGPTとCanvaを連携すれば約15〜20分ほどでチラシを仕上げることができます。
限られた時間の中でも取り組みやすく、継続的な販促活動にも活用しやすい方法でおすすめです。
チラシ制作で効率化できること
ChatGPTとCanvaを組み合わせることで、次のような作業を効率化できます。
・ターゲットに合わせたキャッチコピーと紹介文の生成
・イラストや写真素材の準備
・テンプレートの選定とデザインへの反映
・レイアウトや配色の調整
・印刷用データの作成と共有
チラシ制作の効率化はこんな方におすすめ
ChatGPTとCanvaを組み合わせたチラシ制作の効率化は、次のような方に特におすすめです。
ChatGPT×Canva|チラシ制作の時間と手間を減らす具体的な手順
今回は「スーパーの求人チラシ」をテーマに手順を解説していきます。
ChatGPTで今回のテーマに合うキャッチコピーと紹介文を作成します。
▼以下のプロンプトを入力
「未経験OK・パートスタッフ募集」のスーパーマーケットの求人チラシに使える、応募者に響くキャッチコピーと、簡潔な紹介文(2〜3行)を複数考えてください。
ターゲットは主婦層で、働きやすさや家庭との両立をアピールしたいです。
▼ChatGPTの生成結果

チラシに使用するためのイラストをChatGPTで生成します。「画像を作成する」をクリックし、以下のプロンプトを入力しましょう。
スーパーマーケットで働く女性スタッフの全身が写ったイラスト。緑のエプロンとオレンジの制服を着て、買い物カゴを両手で持って笑顔を見せている。買い物カゴにはレタス、トマト、パプリカ、牛乳などの食材が入っている。背景は透過。やさしい雰囲気のイラスト、2Dフラットスタイル、9:16の縦長構図。
画像が生成されたらダウンロードします。

Canvaのホーム画面でサイドメニューの「テンプレート」をクリックし、「チラシ」のテンプレート一覧を表示します。デザインを選び「このテンプレートをカスタマイズ」をクリックすると、編集画面が開きます。

▶︎今回使用したテンプレートはこちら
今回編集した内容は以下の通りです。
①ChatGPTで作成したキャッチコピーと紹介文をテンプレートのテキストへ差し替えて、位置を調整
②人物イラストを削除し、生成いた画像をアップロードして元のイラストの位置へ配置

サイドメニューの「デザイン」から「スタイル」タブを選び、カラーパレットの「すべて表示」をクリックします。
好みのカラーパレットを選ぶとデザインに反映され、クリックを繰り返すことで複数の配色パターンを確認できます。

チラシ制作の時間と手間を減らす際のポイント
イラストを生成する際は、サイズ比率を指定する
ChatGPTでイラストを生成する際は、用途に合わせてサイズ比率を指定するのがポイントです。
サイズの指定をすることで、目的に合った構図の画像をより的確に生成することができます。
たとえば今回は、チラシに使用する女性スタッフの全身イラストを縦長で使いたかったため、プロンプトに「9:16の縦長構図」と追記しました。このように、比率やサイズを伝えることでイメージに合う画像を生成できます。
ChatGPTで画像生成できるサイズは以下となりますので、生成する際は参考にしてみてくださいね。
・正方形(1:1):1024 x 1024 ピクセル
・横長(16:9):1792 x 1024 ピクセル
・縦長(9:16):1024 x 1792 ピクセル
ChatGPTとCanvaをさらに詳しく学びたい方へ

最後までお読みいただきありがとうございます。
ここまで読んでくださったみなさまは、ChatGPTとCanvaを活用することでどれほど多くの作業が効率化できるかを実感いただけたのではないでしょうか。
中には「もっとChatGPTについて深く学びたい」「Canvaの他の便利な機能も知りたい」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
mikimiki web スクールでは、初心者の方から上級者の方にまで幅広いニーズにお応えするChatGPTとCanvaそれぞれの講座をご用意しています。
【ChatGPT】
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【Canva】
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【▼実際にご受講いただいているみなさんからのお声の一例】

どちらの講座も最新アップデートに対応しており、ChatGPTやCanvaのアップデートをいち早く講座に反映させているため、最新の情報をキャッチアップする事が出来ます。
YouTubeやブログ、Instagram、勉強会など、さまざまな場で日々情報を発信しながら、私自身も学び続けてきた経験をもとに、私だからこそお届けできる内容をぎゅっと詰め込んだ充実の講座となっています。
ChatGPTやCanvaをさらに深く学んでみたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
よくあるご質問
- ChatGPTのAI画像生成(4o Image Generation)は無料で使えますか?
はい、無料でご利用いただけます。
OpenAIの公式サイトにも記載されている通り、無料プランをご利用の方でもお使いいただけますが、提供内容は随時変更される場合がありますので詳しくはこちらをご確認ください。
まとめ
この記事では、ChatGPTとCanvaを組み合わせてできる効率化術7選をご紹介しました。

今回ご紹介した内容だけでも、ChatGPTとCanvaを組み合わせることでどれだけ作業を効率化できるか実感いただけたのではないでしょうか。
この2つを活用すれば、これまで時間がかかっていた業務の時短だけでなく新たなアイデアの発見や挑戦にもつながります。
ぜひこの記事の内容を参考にしていただき、できることから少しずつ試してみてくださいね。
また、mikimiki webスクールの公式LINEにご登録いただくと、現在「ChatGPT業務効率化アイデア50選」をプレゼントしています。日々の業務にすぐ役立つアイデアをまとめていますので、こちらもぜひご活用ください。

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この記事が、みなさんの毎日に少しでもお役に立てればうれしいです。