Instagramは、すでに正方形のおしゃれな写真をアップするSNSではなくなっています。
それは、Instagramをよく観る方なら感じてきている方も多いのではないかと思います。
どんどん進化していくInstagramを運用していくにはどうしたらいいか。
Instagramの責任者Adam Mosseri氏が、自身のアカウントで今後注力していくものを紹介してくれました。
今回は、アダム氏が紹介してくれた情報を踏まえて、Instagramの4つのマーケティングトレンドをお伝えします。
トレンドをしっかり掴んで自社のアカウントを伸ばしていきましょう。
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Instagram事業責任者が語る今後の注力エリア
最初にお伝えしたように、Instagramの責任者Adam Mosseri氏が紹介した今後の注力することは4つです。
- クリエイターが収益化できる仕組み
- 動画
- ショッピング/EC
- メッセージ
ひとつひとつ解説します。
1クリエイターが収益化できる仕組み
日本では、今のところInstagramで収益化できる仕組みがありません。
今後Instagramも、例えばYouTubeのように収益化できる仕組みができると言われています。
2動画
YouTubeやTikTokをはじめとした、動画をベースとしたSNSが主流になってきています。
動画は、SNSにとってかなり重要なキーワードです。
Instagramは写真から始まったSNSなので、動画のイメージはそこまで強くないと思います。
しかし、Instagramは今かなり動画に注力していて、
- 15秒の動画を上げることができるストーリーズ
- 長編の動画をライブ配信できるIGTV
- 15〜30秒の動画をアップできるリール
これだけの動画コンテンツが存在します。
今後Instagramはますます動画コンテンツに注力していくと明言しています。
3ショッピング/EC
コロナによってショッピングの体験はオフラインからオンラインへ急激にシフトしていきました。
もちろんInstagramもこのトレンドに乗っていくと言っています。
すでに、ショッピング機能は力を入れていて、トップページにショッピングのアイコンは表示されています。
Instagram×ECの相性は抜群に良く、自分の商品をIGTVやリールなどの機能を使ってどう見せていくのかがこれからのポイントになってきます。
4.メッセージ
詳しくは言及されていませんが、今後のフォーカスエリアとして挙げられているので何かしらの新機能が追加されると予想されます。
今後のInstagramトレンド
以上の4つのキーワードを踏まえて、押さえておくべきトレンドを4つご紹介します。
- 四角いお洒落な写真SNSから動画アプリへの変化
- クリエイターエコノミー
- マガジン化
- Google化
1.四角いお洒落な写真SNSから動画アプリへの変化
アダム氏が特に強調していたのが、今後動画にますますフォーカスしていくということでした。
単なる四角い写真をアップするSNSではないと言っています。
Instagramも写真の共有アプリから、YouTubeやTikTokのように動画共有アプリへとシフトしていくそうです。
それに伴い、スマホで閲覧しやすいUIを整えてコンテンツを推進していくことが予測されます。
現在、Instagramの画面表示の割合を見てみると画面の65%がフィード投稿です。
ストーリーズは画面上部15%しかありません。
実は、この小さい15%しか表示されていないストーリーズに多くの時間を使っているというデータがあります。
みなさんも、フィード投稿よりもストーリーズの方を多く見てる方もいるのではないでしょうか?
この結果もあり、今後動画に力を入れていくと言っています。
動画に力を入れていくのには2つポイントがあります。
リール
リールは比較的最近リリースされた機能です。
完全にTikTokを意識した15〜30秒のスマホに最適化された縦長短編動画です。
今かなりリールを推していて、何かハッシュタグで検索をすると今は必ずリールが表示されていますよね。
リールはアルゴリズム的にリコメンドに反映されやすくなっているので、積極的にアップしてくのがおすすめです。
フィードで投稿するよりも、リールに投稿する方が効果大きく変わっていくこと間違いなしです。
インスタライブ
コロナになって注力してきたエリアの1つです。
オフラインで商品の販売が難しくなり、インスタライブで商品の魅力を発信するのが主流のスタイルになってきました。
人と話せなかったり、気になる商品があっても店頭に行けなかったりする状況が続いています。
インスタライブは、人と繋がりたい・人と会話したいというニーズを満たしてくれる機能なんです。
以前は1時間しかできなかったインスタライブも今は4時間できるようになりました。
今後、リールとインスタライブの動画コンテンツはアルゴリズムで優遇されることはほぼ間違いないので押さえておきましょう
クリエイターエコノミー
クリエイターエコノミーは収益のことです。
youtubeや有料メルマガ・有料noteなど、クリエイティブな発信をする全ての人がその発信やコンテンツによって収益化できる仕組みのことです。
先ほどもお伝えしたように、Instagramは日本では収益化できる仕組みがまだありません。
今後、収益化できる仕組みを構築すると言っています。
具体的に言われているのがIGTVです。
IGTVに広告が実装されると言われています。
YouTubeのようにクリエイターが広告費で収益化することができるようになります。
すでに1部ではテストが開始されているようです。
また、バッジ機能もリリースされると言われています。
これは、インスタグラマーのバッジを購入すると売り上げが100%インスタグラマーに入る仕組みになります。
バッジの購入特典としては、自分のユーザー名にバッジ購入者のマークがつくようになり、インスタライブで他の視聴者より目立つことができます。
YouTubeライブでいうスーパーチャットのような機能ですね。
マガジン化
今まで、Instagramといえばおしゃれで非日常的な写真をアップすることがメインでした。
数年前に流行した「インスタ映え」という言葉も象徴的です。
最近はInstagramのマガジン化が顕著になっています。
各アカウントが専門領域に特化してお役立ち情報を雑誌のように情報を配信することがマガジン化です。
私も以前は旅の発信をしていましたが、今はWebデザインやフリーランスなどの情報をまとめてアップするように変わりました。
ただ情報を発信するだけではなく、雑誌のように綺麗にデザインされた見やすいコンテンツが今ユーザーに好まれるようになってきています。
また、インスタ運用していく際には、専門性のあるチームを作って運用していくことが当たり前になってきています。
特に企業アカウントはチームで運用しています。
チームでの運用は、
- コンテンツを考える人
- デザインを作る人
- ハッシュタグやインサイトを研究する人
など、各分野のプロフェッショナルが集まって1つのアカウントを運用する流れになってきています。
マガジン的なクリエイティブを作成する場合はリサーチも必要になります。
このことから、1人で運用するのではなくチームで運用していくことが、Instagram運用のこれからのトレンドになっていくと思います。
Google化
これまでInstagramは「おすすめの投稿」を閲覧する「受身型」のSNSと言われていました。
ユーザーの利用頻度をもっと上げるために、検索を促す検索プラットフォームとして変化しています。
その施策の1つとして地図機能がリリースされました。
地図機能のやりかたは以下です。
虫眼鏡マークをクリック
↓
地図マークをクリック
現在地周辺のオススメスポットが出てくるので、気になる画像をタップするとその場所の投稿が出てきます
また、海外ではサジェスト機能も導入されている国があります。
サジェスト機能とは、キーワードを検索した際に、検索されやすいキーワードを自動で提案してくれる機能です。
例えば、Googleで「銀座」と検索すると「カフェ」というサジェストキーワードが出てきますよね。
あのようなキーワード候補が出てくると言われているんです。
今まではハッシュタグ1つでしか検索できませんでしたが、サジェストキーワードが出てくることによってより検索の幅が広がると思います。
まとめ
本日は4つのキーワードから見るInstagramの今後のトレンドについてご紹介していきました。
この4つのトレンドを押さえて、Instagramの運用に役立てください!
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