Canvaの素材は商用利用OK！利用可能な範囲と著作権について徹底解説

Canvaは、テンプレートやイラストなど豊富な素材を取り扱っているためデザイン作成に最適なツールです。

デザイン初心者からプロのデザイナーまで、誰でも簡単に美しいデザインを作成できます。

そんな便利なCanvaですが、商用利用の範囲や著作権については疑問や不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

「どこまで許可されているのか分からない」「AIで作成した画像の著作権はどうなるのか」など、気になる点がたくさんありますよね。

そこで今回は、Canvaで利用できる素材の商用利用や著作権について詳しく解説します。

商用利用が許可されている範囲や禁止事項などをご紹介していきますので、Canvaを用いて商用利用を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

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Canvaを利用する前に知っておきたい！商用利用と著作権について詳しく解説

最初に、デザインを作成する際に知っておきたい商用利用や著作権について解説します。

理解しているつもりでも混同している可能性もあるため、この機会に一度確認しておきましょう。

商用利用とは？

商用利用は作成したコンテンツや素材などを利益目的で使用することをいいます。

具体的にはデザインを使用して金銭的な利益を得たり、マーケティングなど利益を目的とした活動に使用することです。

デザインなどの制作物を利用する場合は、使用している素材が商用利用可能か必ず確認しましょう。

知らずに、素材サイトなどの規約を破っている可能性もあるので注意が必要です。

著作権とは？

著作権は制作物を保護するための権利。

無断で著作物をコピーされたりネットで利用されたりしないように守ります。

Webデザインも著作物になり、デザイナーが著作者になります。

しかし、webデザイナーがクライアントに依頼されて作成したデザインは、著作権を譲渡する場合もあるので契約の際は注意しましょう。

著作権でトラブルにならないためにも、webデザイナーは契約時に著作権を譲渡するのか明確にしておくと安心です。

ネットにある画像や文章などを使用してデザインを作成するのは著作権侵害になるので、使用する素材は著作権フリーのものを選びましょう。

Canvaの素材はどこまで商用利用OK？

商用利用や著作権について理解が深まったところで、次に「Canvaで利用できる素材の商用利用」について解説します。

利益を目的としてデザインを作成する場合は、どこまで商用利用が許されているのか把握しておきましょう。

基本的にCanvaの素材は商用利用できる

Canvaの素材は、基本的に商用利用が可能です。

テンプレートやイラスト、写真などデザインに使用できるものは、商用利用が許可されています。

無料プラン・有料プランも関係なく、SNSやブログなどに利用できるため、幅広いデザイン作成に役立ちます。

無加工の素材は商用利用できない

Canvaの素材は商用利用できますが、無加工の素材をそのまま使用することは禁止されています。

商用利用する場合は、テンプレートや素材などを組み合わせて、オリジナルのデザインを作成してからにしましょう。

作成したデザインを商標登録することはできない

Canvaの素材は、商標登録ができません。

商標は、企業が扱う商品やサービスを、他者と差別化するために付けられるマークのこと。

他者に勝手にマークを使用され損害を負わないように、商標登録をして利益を守る目的があります。

しかしCanvaで作成したデザインは、商標登録できないので注意しましょう。

デザインを依頼された場合は、Canvaを使用せずオリジナルで作成してください。

他のフリー素材を使用する時は規約に注意する

Canvaには、豊富な素材が用意されていますが、フリー素材を使用する場合も多いでしょう。

フリー素材を使用する場合は、各サイトの規約に沿って利用してください。

商用利用が禁止されているものや、クレジット表記が必須のサイトもあるので、規約を必ず確認しましょう。

Canvaの音楽素材は、商用利用できます。

SNSやYouTubeなどの動画に利用できるので、自由に組み合わせて作成が可能です。

しかし、テレビやラジオなどのCM動画では禁止されているので注意しましょう。

また、Canvaの音楽素材を使用する際は、ライセンス検証が必要な場合があります。

YouTubeやInstagramなど、投稿のIDを申請しライセンス所有者であることを示さなければいけません。

しかし、有料の音楽素材や検証済みの音声ライセンスで動画を作成すると、YouTubeのコンテンツを申請しなくても投稿できます。

動画を作成する方は、一度Canvaの規約を確認してから利用しましょう。

CanvaのText to Image（画像生成AI）で作ったデザインの著作権について解説

Text to Image（画像生成AI）で作成したデザインは、Canvaでは著作権を主張しないと公式ページで記載があります。

生成AIで作成されたデザインの著作権は、住んでいる国によっても対応が異なるので、日本以外にお住いの方は確認が必要です。

Canvaで作成されたデザインについては、所有権は作成者にありますが、画像に対して独占的な権利を持っている訳ではありません。

利用規約に従う形になるので、作成した画像を提供してもらい、Canvaの製品をマーケティングなどに使用する権利を得た状態なので注意しましょう。

Canvaは、商用利用やクレジット表記が必要ありませんが規約があるので、注意してデザインを作成してください。

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Canvaで使える商用利用OKな無料フリー素材サイトを紹介

Canvaのデザイン作成に使用でき、商用利用可能なフリー素材サイトを紹介します。

デザイン作成はCanvaの素材だけでもできますが、フリー素材サイトを使用するとデザインの幅が広がります。

フリー素材の素敵な画像も上手く使いながら、魅力的なデザインを作成しましょう。

風景やシンプルな画像が多い「Unsplash」

Unsplashは、商用利用可能で高品質の画像が多いフリー素材サイトです。

加工もできるので、Canvaでデザインを作成する際に使用できます。

英語表記ですが、無料で手軽に使用できおすすめ。

風景やシンプルな画像を探している時に使用してみてください。

会員登録	不要
クレジット表記	不要
商用利用	可
加工	可

高品質でアート性がある画像が魅力の「BURST」

BURSTは、ECサイトを作成できるShopitfyが運営しているサイトです。

こちらも英語表記ですが、アートのような綺麗な画像が多いので、デザイン作成に向いています。

画像は高画質と低画質を選択できるので、デザインに合わせて選択しましょう。

会員登録	不要
クレジット表記	不要
商用利用	可
加工	可

画像の他に動画もダウンロードできる「Pexels」

Pexelsは、会員登録なしで画像や動画をダウンロードできるフリー素材サイトです。

商用利用や加工も、自由にできるのが特徴的です。

SNSの投稿や広告などにも使用できるので、幅広いデザイン作成に利用したい方におすすめ。

会員登録	不要
クレジット表記	不要
商用利用	可
加工	可

可愛い画像を探している方におすすめの「GIRLY DROP」

GIRLY DROPは女性向けのフリー素材サイトで、カフェやインテリア、ファッションなどの画像が豊富です。

コスメの素材もあるので、女性向けのデザインを作成する際におすすめのサイト。

ランキングで画像を検索することもできるので、どんな画像が人気かを把握しながら使用できます。

会員登録	不要
クレジット表記	不要
商用利用	可
加工	可

Canvaのデザイン作成におすすめ！無料の音楽素材サイト

現在は、SNSでもショート動画がトレンドなのでCanvaでも作成する方が増えています。

そこで、商用利用できる音楽素材サイトもまとめました。

商用利用も可能なので、SNSなどの投稿を作る際の参考にしてください。

音楽の雰囲気やジャンルで素材を検索できる「甘茶の音楽工房」

甘茶の音楽工房は、オーケストラやピアノ、オルゴールなど種類豊富な音楽素材があるサイトです。

自作発言など作曲者を偽ることは禁止されているので、利用の際は規約を読み違反しないようにしましょう。

商用利用が可能で、映像やゲームなどのBGMにおすすめです。

会員登録	不要
クレジット表記	任意
商用利用	可

豊富なジャンルのBGMがダウンロードできる「DOVA-SYNDROME」

DOVA-SYNDROMEは、サイトに登録している作曲者が提供する音楽を無料でダウンロードできるサイト。

検索では音楽の雰囲気や再生時間、キーワードで探すことができるのでデザインに合った音楽をダウンロードできます。

16,000曲以上と素材が豊富なので、他のデザインと被らないオリジナルの動画を作れます。

会員登録	不要
クレジット表記	任意
商用利用	可

長尺の動画作成にも使える「Snow Music」

Snow Musicは他の音楽素材とは違い、ループされた音源をダウンロードできるので、長い映像を作るのに最適。

落ち着いた音楽が多いので、声や映像の邪魔になりにくく使いやすい素材です。

素材は10分と1分のものが用意されているので、必要な長さの音楽をダウンロードしましょう。

会員登録	不要
クレジット表記	任意
商用利用	可

もっと詳しくCanvaを学びたい方は・・・

Canva Proでは、テンプレートやフォント、素材など便利な機能が制限なしに使用できます。

無料プランよりも、利用できる素材が増えるので魅力的なデザイン作成に役立ちます。

という方は、ぜひCanva Proを実際に使用してみてください。

通常Canvaでは、Canva Proを30日間無料でお試しすることが可能ですが、mikimiki Web Schoolのリンクから登録をすると15日間延長して45日間Canva Proのお試し利用することができますよ◎

Canva45日間無料お試しする事ができるので、気になる方は試してみてください♪

よくあるご質問

最後に、Canva素材の商用利用についてよくあるご質問をまとめました。

商用利用や著作権は複雑で分かりにくいと感じる方も多いので、疑問を解消してデザイン作成を始めましょう。

クレジット表記なしで商用利用できる？

Canvaは、クレジット表記なしでも商用利用できます。

ただしCanvaの素材を、無加工で第三者に販売することやクレジットの取得は禁止されています。

商用目的で使用する場合は、素材を複数組み合わせてオリジナル作品を作りましょう。

SNSの投稿にCanvaを使っても大丈夫？

Canvaの素材は、SNS投稿でも使用できます。

YouTubeやInstagramなど、各SNSの投稿を作成して発信が可能です。

CavnaにはさまざまなSNSのテンプレートが用意されているので、魅力的な投稿を作成して発信してみてください。

洋服やマグカップに印刷して販売できる？

Canvaで作成したデザインは、洋服やマグカップに印刷して販売できます。

ただしCanvaにある素材をそのまま使用することは、禁止されているので注意しましょう。

印刷し販売できるデザインは、Canvaの素材を組み合わせたオリジナルのデザインに限ります。

素材の色を変えただけの作品や、サイズを変更しただけなど、コンテンツの利用が単独と判断されると規約違反になります。

また写真素材をそのままTシャツに印刷することも禁止されています。

まとめ

今回は、Canvaの素材が商用利用できるのかをご紹介しました。

Canvaはイラストや写真などの素材が豊富で、テンプレートを使用すると魅力的なデザインをすぐに作成することが可能です。

ほとんどの素材は商用利用ができるので、SNS発信やオリジナルのグッズ販売にも使えておすすめ。

フリー素材サイトを使用するとさらにデザインの幅が広がるので、ぜひ今回紹介したサイトやCanvaの素材を利用して素敵なデザインを作成してみてください。

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