今、何かと話題の「デジタルマーケティング」というワードは聞いたことがありますか?
ビジネスをするならマーケティング知識は必要です。
マーケティングを一言で言い表すのは難しいですが、お客様が欲しいと思っている商品やニーズを引き出して商品を生み出したりサービスを提供することだと、私は考えています。
今回は、そのマーケティングの一種「デジタルマーケティング」について詳しくご紹介します。
- デジタルマーケティングを聞いたことがあるが何かわからない
- Webマーケティングとどう違うのか知りたい
- これからマーケティングをしっかり勉強したい
と考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
今回は、少人数の会社や個人事業主の視点からご説明しています。
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今、デジタルマーケティングが重要な2つの理由
まず、デジタルマーケティングが重要な理由からお伝えします。
- コストがかかりにくい
- デジタルコンテンツの消費量増加
コストがかかりにくい
小規模な会社や個人事業主は、大企業のように資本力がないので大規模なオフラインマーケティングを実施するのは難しいです。
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]ここでお伝えするオフラインマーケティングはweb上以外の施策のことです。オフラインマーケティングのほとんどは広告宣伝費に使われています。
例えば、CMやオフラインでやっているイベントなどがオフラインマーケティングにあたり、これらは金額的に予算がないとなかなか実施できませんよね。
少し前にネスレが行ったキットカットと受験を組み合わせたキャンペーンも、オフラインマーケティングの代表例です。
また、1つのオフラインマーケティングを行うにしても、いろんな機関との調整などで膨大な工数なかかります。
予算や工数がかかるために、オフラインマーケティング実施することが難しい現状から必要になるのがデジタルマーケティングです。
デジタルマーケティングは、Web上で完結するのでコストがかかりにくいのが特徴です。
この特徴から大企業はもちろん、まだ資本力がない小規模な会社やフリーランス・個人事業主にとってデジタルマーケティングはかなり大切です。
デジタルコンテンツの消費量増加
コロナ時代になり、家にいることが多くなりましたよね。
それにより、PCやスマホなどからデジタルコンテンツに触れる時間が多くなっていませんか?
行動が変わったことでデジタル上でマーケティングをする方が、オフラインでマーケティングを行うより消費者と接点を持ちやすくなりました。
デジタルマーケティングは、SNSやスマホを通してみなさんがいつも体験してる消費コンテンツを元に行われます。
ステイホームが始まってからデジタルコンテンツの消費量はかなり増えました。
今の時代とデジタルマーケティングは相性がとても良いと言えます。
デジタルマーケティングとWebマーケティングの違い
デジタルマーケティングとWEBマーケティングは、同じ意味だと思っている方もいるのですが少し違います。
簡単にいうと、Webマーケティングはデジタルマーケティングの一種です。
Webサイトに特化したマーケティングをWebマーケティングと呼びます。
つまり、2つの違いはマーケティングの対象として扱う範囲です。
WebマーケティングはWebサイトを軸に考えるマーケティングですが、デジタルマーケティングはWebサイトの世界にとどまりません。
デジタルで得られるデータやタッチポイントを活用するマーケティングなので、デジタルマーケティングの方が扱う範囲は広いです。
もう少し詳しく説明します。
Webマーケティングは、Webサイトのコンテンツを充実させてサイトへの訪問者を増やしたり、自社の商品やサービス・コンテンツの販売にどう繋げていくかを考えます。
具体的な施策としては、SEO対策や運用型広告の利用、ブログのコンテンツ制作やWebサイトの改善が挙げられます。
一方、デジタルマーケティングはWebサイトだけではありません。
SNSや動画マーケティング、メールの情報、購買のデータまで幅広く活用して施策を考えていきます。
そのため、デジタルマーケティングは専門性を持ったメンバーが必要になります。
例えば、
- webマーケティングの王道であるSEOのスペシャリスト
- SNSマーケティングに詳しいインフルエンサー
- YouTube等の動画マーケティングに詳しい人物
- メールマーケティングのデータ分析をできる人材
- デジタル上で取得したデータをリアルに活用できる人材
このように、さまざまなスキルを持った人が必要です。
デジタルマーケティングの具体的な施策
最後に、デジタルマーケティングの代表的な施策を6つご紹介します。
- Webサイトの作成
- SEO対策
- ブログやオウンドメディアでのコンテンツマーケティング
- デジタル広告
- メールマーケティング
- SNSマーケティング
Webサイトの作成
デジタルマーケティングの施策でまず挙がるのがWebサイトの作成です。
Webサイトを作る目的は、製品やサービスを購買につなげることです。
Webサイトを作る上で重要なのが、「ただかっこいい・可愛い」などのイメージ先行型のサイトを作るのではなく、WebサイトのUI・UXを整えて、ユーザーの購買意欲をアップさせるような導線作りです。
さらに、Webサイトは作って終わりではありません。
作った後は、ユーザーの行動を分析してサイトの改善を重ねます。
Webサイトは育てていくものです。
ユーザーがどのページを見たか、どのページに長く止まっているのか又はどのページで離脱したのか、こういった分析を重ねながらサイトを改善していくことがとても大切です。
SEO対策
Webサイトを多くの人に見てもらえるようにするために行うSEO対策も、デジタルマーケティングの一種です。
SEO対策とは、検索エンジン最適化のことです。
何か調べ物をしたい時には、検索エンジンから検索ワードを入れて調べますよね。
検索結果が出てきたら、上位に出てくるものからクリックしていくと思います。
自身で作ったWebサイトが検索順位に上がっていくための改善を重ねていきます。
これがSEO対策です。
SEOについては以下の記事もチェックしてみてください。
Webサイトを知ってもらう、たくさんの人に訪れてもらえるようなWebサイトにするためにSEO対策は必要です。
ブログやオウンドメディアでのコンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングは、お客さまの役に立つような情報を提供して信頼を獲得し、購買意欲につなげるマーケティング法です。
Webサイトは商品やサービスをアピールポイントを伝えたり、SEOを意識してコンテンツを作ります。
それよりもっと大切なことは、Webサイトでユーザーの課題を解決することです。
課題を解決できたユーザーはそのWebサイトを信頼してくれます。
信頼を獲得できるとリピートしてWebサイトを訪れてくれるようになります。
そして、時間の長さは異なってきますが購買につながる可能性は高まってきます。
コンテンツマーケティングは、長期的ですが信頼を得ることで有効なマーケティング手法です。
後ほど説明しますが、SNSマーケティングと方向性としては近いです。
デジタル広告
SEOやコンテンツマーケティングは、アウトソースしなければ費用はかかりません。
こういった自分で完結していくマーケティング方法をオーガニックマーケティングと言います。
オーガニックマーケティングのメリットとしては、費用がかからないところです。
デメリットとしては効果が出るまでに時間がかかります。
そのため、早く効果を出したい場合は費用はかかりますが、広告も選択肢の一つです。
デジタル広告にはいろんな種類がありますが、代表的なものを挙げておきます。
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- SNS広告
- アフィリエイト広告
上記の広告についての詳しい内容は割愛しますが、デジタル広告の特徴は2つあります。
1.ターゲットをかなり細分化できる
例えば看板広告の場合、看板を見る人は特定できないのでターゲティングは難しいです。
一方、デジタル広告は今から宣伝しようとしている商品を、ある程度興味がありそうな人にピンポイントにターゲティングすることができます。
2.効果測定ができる
例えばCMの場合、実際に効果があったか測定するのがとても難しいです。
デジタル広告は、広告を何人が見てどこのボタンをクリックしたか、そこから何人が購入したかというのを簡単にトラッキングすることができます。
いくら広告を投入していくらリターンがあったのかを把握しやすいのも特徴です。
そういった面でも、デジタルマーケティングは有効な手法です。
メールマーケティング
既に会員登録をしている人や顧客に対してアプローチをしていく場合、メールマガジンを通して関係を築いていくっていうのも1つの手法です。
今は、ニュースレターというメールマーケティングという手法も人気が出ています。
ニュースレターは、海外では既に一般的になっています。
メルマガは会社が伝えたいまいようが詰まっているので、宣伝のように感じ配信解除したいと思うこともあると思います。
一方ニュースレターは、ニュースレター自体が内容として完結しているのが特徴です。
コンテンツマーケティングのように、今から顧客になるであろう見込み顧客に対して、有益な情報を発信することによって顧客との長期的な関係を築くことが可能になります。
従来のメルマガのように購買を促進させたり、Webサイトのリンクを踏んでもらうためのツールではありません。
ニュースレターに関しては、私の運営するデザインオフィスRirianでもニュースレターを配信しているので、どんなものか気になる方は登録フォームがあるのでぜひご登録ください。
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SNSマーケティング
今、SNSはビジネスをする上で欠かせないコミュニケーションツールになっています。
ユーザーとコミュニケーションをとったりリアルな声をもらったりできるので、ビジネスをする上でSNSは切っても切り離せない存在です。
企業が公式SNSを持って発信することも当たり前になっていますよね。
公式サイトでは発信していないような裏側の情報をSNSで配信することで、共感が生まれてファンが増えるというような活用方法もあります。
SNSマーケティングのポイントは、どのSNSを使うかです。
- テキスト型で発信していくTwitter
- 画像ベースで発信していくInstagram
- 記事ベースのnote
- 動画マーケティングのYouTube
どの分野のSNSを使っていくのかは、SNSの属性や自分の持ってる商品だったりサービスの相性・ターゲットに合わせて選んでいくと良いと思います。
接点を増やすという意味では、今紹介した全てのSNSをやることがおすすめです。
まとめ
今回は、デジタルマーケティングについてご紹介していきました。
SNSマーケティングに関しては、「フリーランス向けにInstagram集客講座」をご用意しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。