AI画像生成ツールとして注目度が高まるMidjourneyですが、「Web版とDiscord版との違いは?」「アカウント登録は難しい?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
「無料プランはあるの?」「アカウント登録は難しいの?」といった疑問を抱えたまま、導入に踏み切れない方も多いのではないでしょうか。
本記事ではMidjourneyの「Web版」に特化し、特徴や料金プランの比較、実際の使い方・応用テクニックまでをまとめて解説します。
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目次
【Web版】Midjourneyの概要と特徴

Midjourneyは、高品質な画像生成を直感的な操作で行えるAIツールです。プロフェッショナルから初心者まで幅広いユーザー層に対応しており、イラスト作成やプロンプトを活用したクリエイティブな表現が可能です。
以下では、「Midjourneyとは何か」「Web版の特徴」「Web版とDiscord版の違い」について詳しく解説します。
Midjourneyとは

Midjourneyは、AIを活用した画像生成AIで、ユーザーが入力したテキスト(プロンプト)を基に、リアルで美しい画像を生成します。特にアートやデザインの分野での活用が注目されており、以下のような特徴があります。
①高精度な画像生成:文章だけでリアルな画像やイラストを作成できます。
②多様なスタイルの対応:写実的なイラストからアニメ風まで、幅広いスタイルを実現可能です。
③クリエイティブな支援:アーティストやデザイナーがイメージを形にする補助としても活用されています。
MidjourneyはAI生成の高品質な画像を提供することで、ビジュアルコンテンツを簡単に制作したい人々にとって最適なツールです。
Web版の特徴
▲Web版Midjourneyの操作画面
導入が簡単
Web版の大きな魅力の一つは、クオリティの高い画像生成を手軽に試せることです。特別なソフトをインストールしなくても、安定した描画と豊富なスタイルをいつでも利用できる環境が整っています。これにより、作業環境に左右されず、アイデアを思い立った時に即座に形にすることが可能です。
直感的な操作性
操作画面がシンプルに設計されており、初めて触れる方でも簡単に使用することができます。プロンプトの入力欄が見やすく配置され、必要な情報を入れるだけで画像生成がスタートします。結果がすぐに表示されるため、試行錯誤を繰り返しながら理想のイラストを追求できます。
Web版とDiscord版の違い
▼【Web版】 ▼【Discord版】

MidjourneyにはWeb版とDiscord版がありますが、それぞれに以下の違いがあります。
比較項目 | Web版 | Discord版 |
---|---|---|
操作性 | 直感的で初心者にも分かりやすい | コマンドベースで操作に慣れが必要 |
機能 | 個人での作業に適している | 共同作業に適している |
利用方法 | Googleアカウントが必要 | Discordアカウントが必要 |
以上のように、Web版とDiscord版はそれぞれ異なる強みを持っています。利用目的に応じて、最適なプラットフォームを選ぶと良いでしょう。
▼Midjourneyの詳しい登録方法や使用方法については、以下の記事がおすすめです
【Web版】Midjourneyの料金プラン

Midjourneyは用途やニーズに応じた複数の料金プランが用意されており、利用者が自分に最適なプランを選べる仕組みになっています。ここでは、各プランの比較や無料プランの有無について詳しく解説します。
各プランの比較(Basic/Standard/Pro/Mega)
Midjourneyの料金プランは、主に4つのカテゴリーに分かれています。それぞれの特徴を以下にまとめました。
Basic Plan | Standard Plan | Pro Plan | Mega Plan | |
---|---|---|---|---|
料金 | 10ドル/月 | 30ドル/月 | 60ドル/月 | 120ドル/月 |
高速生成 | 約200分/月 | 15時間/月 | 30時間/月 | 60時間 |
リラックス生成 | 無し | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
Basic Plan
毎月の生成枚数に制限があるため、月間の使用頻度が少ないユーザーにおすすめです。価格も手頃で、初めてMidjourneyを試す方に適しています。
Standardプラン
リラックス生成で無制限に生成出来るため、ほとんどのユーザーはStandardプランで十分です。
Proプラン/Megaプラン
高速生成を多用する場合はProプラン・Megaプランを利用することをおすすめします。
無料プランはあるのか?
かつてMidjourneyでは、新規ユーザー向けに無料で最大25枚まで画像を生成できるサービスが提供されていました。しかし、利用者の増加によるサーバー負荷や、生成された画像の不適切な利用などの問題を受け、2023年3月28日をもって無料版の提供が終了しました。
将来的に無料版が再開される可能性はありますが、その場合は有料プランと比べて利用範囲が制限されることが予想されます。さらに、無料版では生成した画像を商用利用できない可能性もあります。
商用目的で利用する際は有料プランの契約を検討することが推奨されます。
【Web版】Midjourneyの始め方

アカウント登録から画像生成までの流れを解説します。
Web版Midjourneyを利用する際は、Googleアカウントを使用します。

左の「Subscribe」をクリックします。

お好みのプランを選択して支払い方法などの設定を行いましょう。

①テキストボックスに英語でプロンプトを入力し、エンターキーを押すと画像を生成できます。

【“dog”で生成されたイラスト】

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【Web版】Midjourneyの詳しい使い方
パラメータ設定
テキストボックスの右側にある設定ボタンをクリックします。

ここで各パラメーターを設定できます。

① Image Size
「Image Size」ではアスペクト比の選択が可能です。
Portrait ▶︎ 1:2
Square ▶︎ 1:1
Landscape ▶︎ 4:3
上記3つはクリックで選択でき、スライダーを移動させることで最大「1:2~2:1」までの画像サイズを幅広く選択できます。

② Model
「Model」では、使用するMidJourneyのモデルやバージョンを選択できます。
Mode
「Raw」モード:リアルで詳細な画像を生成
「Standard」モード:より加工された印象の画像を生成

Version
「1 〜 6.1」
「Niji 4 〜 Niji 6」まで現在選択が可能

③ Aesthetics
Stylization(スタライズ)
生成画像の「スタイル度」を調整できます。
値が低いほどシンプルで具体的、高いほど抽象的で芸術的な仕上がりになります。

Weirdness(ユニーク度)
画像の「独自性を調整」するパラメータです。
低い値は伝統的で落ち着いた印象、高い値はエキセントリックで個性的な結果になります。

Variety(バリエーション)
生成画像の「多様性を管理」できます。
低設定では統一感を重視し、高設定では創造的で予想外の結果を得ることが可能です。

③ More Options
「生成スピードを設定」することができます。
高速生成は各プランによって回数制限がありますので、みなさんが選んでいるプランの範囲内で設定が可能です。
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プロンプト活用と応用テクニック

プロンプトはWeb版・Discord版どちらのMidjourneyを使用する際にも、とても重要な要素です。
適切なプロンプトを入力することでイメージ通りの画像を効率的に作成できます。
プロンプトの基本
プロンプトとは、生成したい画像のイメージをAIに指示するための文章のことです。ポイントとして、以下の点に気を付けると効果的です。
英語を使用する
Midjourneyのプロンプトは英語で入力する必要があります。簡単な英単語や短いフレーズを使いましょう。英語が苦手な方もDeepLなどで翻訳することで簡単に使用できます。
簡潔に表現する
長すぎる文章よりも、表現したい要素を具体的な内容で短く記述することが好ましいです。
(例)長すぎるプロンプト
「とても大きくてかわいらしい黒猫が、青い目をしていて、夜の街の静かな通りに座っている。街灯が少し明るく光っていて、その光が猫の毛に反射しているような、少し幻想的な雰囲気の画像を生成してほしい。」
(例)具体的で短いプロンプト
「巨大な黒猫、青い目、夜の街、街灯の光が反射している幻想的な雰囲気」
具体的なキーワードを含める
「花」とだけ記述するのではなく、「赤いバラの花束」など詳細な情報を盛り込むことで、精度の高い画像が生成されます。
例えば、『A vibrant bouquet of red roses with fresh green leaves, arranged in a clear glass vase, sunlight streaming through a nearby window, creating a soft and warm glow, realistic and detailed』というプロンプトには、鮮やかな赤いバラの花束、新鮮な緑の葉、ガラスの花瓶、差し込む日差し、柔らかで暖かい雰囲気、写実的で詳細という具体的な要素が含まれており、AIに対して明確なイメージを伝えることができます。

▲【”A vibrant bouquet of red roses with fresh green leaves, arranged in a clear glass vase, sunlight streaming through a nearby window, creating a soft and warm glow, realistic and detailed”で生成されたイラスト】
実写風・アニメ風など多様なスタイルを生成するコツ
Web版Midjourneyでは、実写風やアニメ風など多様なスタイルの画像を作ることが可能です。
これを実現するためのプロンプトの作成方法をご紹介します。
実写風のスタイル
実写風の画像を生成したい場合、「photo-realistic, high-resolution, natural lighting」のような指示を追加します。これにより、実際の写真のような仕上がりになります。
▼【”dog, photo-realistic, high-resolution, natural lighting”で生成されたイラスト】

アニメ風のスタイル
アニメスタイルの画像を生成したい場合には、「anime style, vibrant colors, cel-shaded, detailed eyes」といったフレーズを使います。特に、目や髪のディテールを重視するとアニメらしさが向上します。
▼【”dog, anime style, vibrant colors, cel-shaded, detailed eyes”で生成されたイラスト】

独特なスタイルの追求
「cyberpunk, dark neon, futuristic」など、特定のテーマや雰囲気を強調するフレーズを活用することで、独創的な作品が作れます。
▼【”dog, cyberpunk, dark neon, futuristic”で生成されたイラスト】

このようにスタイルの指示をプロンプトに組み込むことで、AIが描画の方向性を理解しやすくなります。
▼Midjourneyで同じキャラクターを生成したい!そんな方はこちらの記事がおすすめです
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よくあるご質問

- Web版とDiscord版でどちらを選ぶべきですか?
特にこだわりがなければ、Web版を使用することをおすすめします。Web版は直感的に操作ができて、ブラウザからすぐにアクセスできるため、初心者にも使いやすいです。
- Midjourneyで生成した画像の著作権はどうなりますか?
Midjourneyで生成された画像は商用利用や個人利用が可能です。ただし、生成画像に使用されたデザインや素材が完全にオリジナルでない場合もあるため、商用利用を検討する際は慎重に確認することをおすすめします。また、利用規約が更新される場合もあるので、定期的に確認しましょう。
まとめ

今回は、Web版Midjourneyの特徴や料金プラン、使い方などを総合的に解説しました。高品質な画像を直感的に生成できる一方、Discord版とは異なる操作性や利便性も魅力です。
自分の目的や使用頻度に合ったプランを選んで、画像生成を体験してみましょう。
また、プロンプトのコツや応用テクニックを活かすことで、より幅広いスタイルの作品を生み出せます。あなたのアイデアを形にする強力なツールとして、ぜひWeb版Midjourneyを活用してみてください。
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