【保存版】ミッドジャーニーの使い方を図解とプロンプトで徹底解説!

「インスタでみたあの画像、どうやって作るんだろう?自分にもできるかな?」

SNSで目を引く印象的なAI画像。その多くは「Midjourney(ミッドジャーニー)」で作られています。

でも、

「お金を払うほどの価値があるのかな?」

「英語が苦手だけど、ちゃんと使えるかな……」

そう感じて、まだ一歩踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。

実は、ミッドジャーニーは想像以上にシンプル。初心者でも直感的に扱えるツールなんです。

以前は「Discord経由」でしか登録できなかったのですが、2025年現在はWeb版が使用できるようになったため、今では登録のハードルもぐっと低くなっています。

そうはいっても、

「ミッドジャーニーって、英語ができないと難しいんじゃないの?」

と思っている方もいますよね?

その点も心配無用です。

ChatGPTを活用すれば、日本語→英語のプロンプトも簡単にできてしまいます。

 

この記事では、ミッドジャーニーの登録方法から画像・動画生成の方法、プロンプトのコツまで、初めての方でも理解できるよう、全工程を図解付きで解説します。

この記事で分かること
・ミッドジャーニーの登録方法
・プランの選び方
・画像生成のやり方
・動画生成のやり方
・すぐ使える英語プロンプト例

最後までお読みいただければ、ミッドジャーニーの全体像が理解でき、誰でもサクサクとAI画像を作れるようになります。

あなたの頭の中だけにある「理想のイメージ」を、ミッドジャーニーで形にしましょう。

目次

【Midjourneyの使い方】準備編|始める前にやるべき2つのこと

ミッドジャーニーでAI画像生成を始める前に、準備することは下記の2つだけです。

【ミッドジャーニー】始める前にやるべき2つのこと
準備①:「Web版」か「Discord版」を登録する
準備②:料金プランを決める「4つの有料プラン」

この2ステップさえ済ませておけば、すぐに画像生成をスタートできますよ。

初心者の方でも迷わないよう、順を追ってわかりやすく図解解説していきますね。

「Web版」か「Discord版」を登録する

ミッドジャーニーの登録方法は、「Web版」か「Discord版」の2パターンあります。

主な違いは以下の通りです。

比較項目Web版Discord版
操作性直感的で初心者にも分かりやすいコマンドベースで操作に慣れが必要
機能個人での作業に適している共同作業に適している
利用方法Googleアカウントが必要Discordアカウントが必要
プロンプトテキスト形式コマンド形式
メリット見た目で直感的に操作できる細かいパラメーター調整やBot操作に強い

結論、初心者さんにおすすめなのは「Web版」です。なぜなら、「Web版」はGoogleアカウントがあれば登録できますし、操作も初心者向けで簡単だからです。

一方「普段からDiscordを使い慣れている方」「画像生成について、細かい調整を行いたい方」なら、「Discord版」が向いているでしょう。

この記事では、初心者の方向けに「Web版」の登録方法を解説します。

ミッドジャーニーの登録方法は、以下の2ステップです。

【Web版】ミッドジャーニーの登録2ステップ
ステップ①:「ミッドジャーニー公式サイト」へアクセス
ステップ②:「Googleアカウント」情報を入力

ステップ①:「ミッドジャーニー公式サイト」へアクセス

ミッドジャーニー公式サイト」へアクセスし、「Sign Up」または「Log In」を選択しましょう。

次に「Web版」か「Discord版」を選択します。

「Web版」で登録する場合は「Continue with Google」を選択しましょう。

ステップ②:「Googleアカウント」情報を入力

「Googleアカウント」情報を入力しましょう。

もしGoogleアカウントを持っていない場合は、「アカウントを作成」をクリックし、Googleアカウントを作成してください。

Googleアカウントの作成方法については、「Google公式サイト」を参照してください。

「Googleアカウント」情報を入力します。

Googleアカウントの入力が完了すると、下記の画面に移ります。

「プライバシーポリシー」「利用規約」を確認したら「次へ」を選択しましょう。

下記の通り「ミッドジャーニーWeb版」にアクセスできました。

引き続き、料金プランの選択を行います。

料金プランを決める|4つの有料プラン

ミッドジャーニーの登録が完了したら、次は「料金プラン(サブスクライブ)」を決めます。

ミッドジャーニーは無料で利用できないため、必ず下記のいずれかのプランに課金する必要があります。

料金プランは、下記の4つです。

項目ベーシックプランスタンダードプランプロプランメガプラン
月額料金10ドル/月(1,470円)30ドル/月(4,410円)60ドル/月(8,820円)120ドル/月(17,640円)
年間料金96ドル/年(14,112円)288ドル/年(42,336円)576ドル/年(84,672円)1152ドル/年(169,344円)
高速生成約3時間/月約15時間/月約30時間/月約60時間/月
リラックス生成無し無制限無制限無制限
ステルスモード××

※1ドル:147円換算

【ミッドジャーニー】簡単用語解説
高速生成画像を早く作るモードのこと(1枚20秒〜30秒ほどで生成できる)。時間枠を使い果たしたら、リラックス生成に移行する。
リラックス生成時間をかけてゆっくり画像を生成するモード。生成速度は落ちますが、GPU時間を消費しない。  このモードは「スタンダードプラン以上」で利用可能。ベーシックプランでは使用できない。  高速生成の時間が尽きた後、自動的にこのモードに切り替わる(※該当プランの場合)。
ステルスモード自分が作った画像やプロンプト(指示文)を他のユーザーから非公開にできる機能のこと

上位プランになるほど、使える高速生成(Fast Mode)が使える時間が長くなり、画像を大量に・スピーディーに作成できます。

またスタンダードプラン以上になると、リラックス生成(リラックス生成)も使えるため、回数無制限での生成も可能になります。

ミッドジャーニーが初めてで、どれくらい画像生成するか分からない場合は「ベーシックプラン」から始めるのがおすすめです。使っているうちに物足りなくなれば、いつでもアップグレードできます。

ではここから画面で説明します。

画面左側の「Subscribe」を選択しましょう。

料金プランは全4種類、支払い方法は「年払い(Yearly Billing)」と「月払い(Monthly Billing)」の2通りあります。

まずは、「年払い(Yearly Billing)」と「月払い(Monthly Billing)」のいずれか1つを選択します。

次に、表示されている4つの有料プランの中から、希望のプランを1つ選び「Subscribe」をクリックしましょう。

続いて「決済情報」の画面に移ります。

「メールアドレス」と「支払い方法」を入力してください。

「決済情報」の入力が完了し、入力内容を確認したら「申し込む」をクリックしましょう。

「下記のチェックボックス」を確認し、チェックを入れましょう。

最後に下記の画面の「Accept Terms of Service」をクリックしましょう。

以上で、ミッドジャーニーの支払い手続きが完了しました。

お疲れ様でした!

引き続き、ミッドジャーニーの画像生成を実践しましょう。

【Midjourneyの使い方】基本編|AI画像生成の流れを4ステップで解説

ここからは、いよいよミッドジャーニーで画像生成に挑戦しましょう。

ミッドジャーニーでAI画像を生成する方法は、以下の4ステップです。

【ミッドジャーニー】AI画像生成の方法「4ステップ」
ステップ①:プロンプトを入力する
ステップ②:画像を保存する
ステップ③:生成した画像をブラッシュアップする
ステップ④:フォルダ分け・検索機能を活用する 

1つずつ一緒に見ていきましょう。

ステップ1.プロンプトを入力する

ミッドジャーニーの画像生成ステップ1は「プロンプトの入力」です。

ミッドジャーニーでは「プロンプト」と呼ばれる指示文を入力するだけで、AIが画像を自動生成してくれます。

【ミッドジャーニー】プロンプトのコツ
プロンプトは「最初はざっくり、シンプルにする」ことがコツです。

最初から複雑な構文を使っても、AIが意図を正しく汲み取れないことがあるため、思ったような画像にならないことも。
ミッドジャーニーでは、次のような流れでプロンプトを使うと、イメージに近い画像が得られやすくなります。

「まずはざっくりと簡潔に指示 → 微調整しながら詳細を追加 → 徐々にイメージに近づけていく」

英語が苦手な方は、ChatGPTで「日本語→英語」へ翻訳する方法がおすすめです。ChatGPTは登録すれば無料で利用できます。 

今回は「美しい日本人女性」という意味の、

「a beautiful Japanese woman」

というプロンプトを入力してみます。

入力方法は、以下の通りです。

ミッドジャーニーのトップ画面から、赤枠部分にプロンプトを入力し、エンターキーで確定させます。

すぐに画像生成がスタートします。

こちらは、生成55%の状態です。輪郭がぼんやりしていますよね。100%になるまで、もうしばらく待ちます。

生成100%になり、下記のAI画像が完成しました。今回の所要時間は、約20秒です。

いかがでしょうか?

今回は「a beautiful Japanese woman」という、たった1文のシンプルなプロンプトでしたが、完成度はかなり高いです。人物の髪の毛や肌の質感など、高クオリティのオリジナル画像が生成できました。

ミッドジャーニーは、一度の生成で「4枚の異なる画像バリエーション」を生成してくれます。

なお、生成した画像を見返すには、画面左側の「Create」をクリックしましょう。

あなたのアカウントで生成した画像は、「Create」に置かれますので、あとで見返したり、保存したりができます。

ステップ2.画像をダウンロードする

次は、生成した画像をダウンロードする手順です。といっても、ダウンロードはとても簡単です。

まずは、生成した画像の中から、気に入ったものを1枚選択しましょう。

4枚のうち、1枚の画像をクリックすれば、以下のような画面になります。

画面右上の「ダウンロードボタン」をクリックしましょう。

以上で画像の保存は完了です。

ステップ3.生成した画像をブラッシュアップし、イメージに近づける

画像生成の超基本ステップはご理解いただけたと思います。

しかし、実際にやってみると、1回の生成でイメージ通りの画像が作られないことも多々あります。そういうときは、生成した画像を元に、ブラッシュアップしてみましょう。

まずは、1回目に生成した4枚の画像のうち、どれか1枚を選択してください。

次に、画面右下の「Creation Actions」を見てみましょう。

「Creation Actions」では、指定した画像を元に、さまざまなアレンジを加えることができます。

各項目でできることは、以下のイメージです。

項目意味
Vary(新たなバリエーションを再生成)・Subtle:小さく変更
・Strong:大きく変更
Upscale(画像の解像度をアップ)・Subtle:小さく変更
・Creative:創造的なアレンジ追加
Remix(画像の再編集・再構成)・Subtle:小さく変更
・Strong:大きく変更
Pan(画像の生成範囲を矢印方向に拡張)
※Pan機能は、構図の「外側」をAIが想像して描き足してくれるイメージ
↑:上方向に拡張
↓:下方向に拡張
←:左方向に拡張
→:右方向に拡張
Zoom(画像の「引き/拡大」調整機能)・1.5x
・2x
More(その他のアクション)・Rerun:同じプロンプトで、新しい4枚の画像を再生成
・Edit:選んだ画像に対して、再度プロンプトを入力して再生成
Use(要素を指定してプロンプトを再利用)・Image:この画像をベースに、再生成を行う
・Style:この画像のスタイル(色合い・画風など)だけを抽出
・Prompt:この画像を作ったプロンプトをコピーし、編集・再利用
【Animate Image】Auto(動画生成・自動モード)・Low Motion:ゆったりとした動き
・High Motion:ダイナミックな動き
【Animate Image】Manual(動画生成・手動調整)・Low Motion:ゆったりとした動き
・High Motion:ダイナミックな動き

まずは、「More」の「Rerun」で「再生成」を行ってみます。これは、「同じプロンプトで、別バージョンも見てみたい」というときにおすすめの機能です。

生成した画像を1枚選んでください。

そして「More」の「Rerun」をクリックします。

生成結果を見るには、画面左側の「Create」をクリックします。

「Rerun」で「再生成」した画像が以下の通りです。どうでしょうか?

1枚目とは、かなり印象が変わりましたよね。

次に、「Vary」で再生成をしてみましょう。「Vary」では、指定した画像に少しだけ変化を加えて、再生成することができます。

「ベースは変えずに、別バージョンを見てみたい」

というときに便利な機能です。

「Vary」の中で「Subtle:小さく変更」と「Strong:大きく変更」を選択できるようになっています。

「Subtle:小さく変更」

「Strong:大きく変更」

の両方を比較してみました。

まずは「Vary」の「Subtle」をクリックします。

すると、元画像をベースに別画像が自動生成されます。生成結果を見るときは「Create」をクリックしましょう。

続いて、「Strong」でも生成を行い、その結果を比較してみました。

いかがでしょうか?

今回はそれほど大きな違いは出ませんでしたが、

・輪郭

・肌の質感

・目の形や位置

・髪型

・髪飾り

など、微妙に変化した画像を生成できました。

「Creation Actions」のその他の機能は「4. 【Midjourneyの使い方|応用編】便利機能を使いこなそう」でも紹介します。

ステップ4.フォルダ分け・検索機能を活用する 

ミッドジャーニーで生成した画像は、自動保存されます。生成した日付順に保存されていくため、「あの画像、どこにいったっけ?」と、過去の画像を探すときに少し不便を感じます。

そんなときに役立つのが、フォルダ分け(コレクション機能)と検索機能です。

まずは、画面右上の「フォルダマーク」をクリックしましょう。

「New Folder」をクリックし、新しいフォルダを作成します。

フォルダ名を入力しましょう。

今回は「日本人女性」にしてみました。

フォルダ名を入力し、エンターキーを押すと確定されます。

「日本人女性」という新規フォルダが作成できました。

では、このフォルダに入れる画像を選択しましょう。

ミッドジャーニートップ画面の左側にある「Organize」をクリックします。「Organize」では、過去に作成した画像を一覧で見ることができます。

この画面上で、先ほど作成したフォルダを出しておきます。

次に、フォルダへ移動させる画像を1枚選びましょう。

画像が決まれば、クリックしながらフォルダへドラッグします。

これで、フォルダ分けが完了です。

フォルダの画像が「1」と表示されています。「1枚の画像が格納されている」という意味です。

このフォルダ内を見たいときは、フォルダをクリックするだけです。

下記のように、フォルダ分けした写真を見ることができます。

フォルダを閉じるときは、画面右上のフォルダマークにカーソルを合わせましょう。カーソルを合わせると、「×」マークが表示されますので、「×」マークをクリックすれば、フォルダが閉じます。

以上のように、生成した画像を仕分けするときは、フォルダ機能を活用してみてください。

画像を探す手間が省け、作業の効率がアップしますよ。

【Midjourneyの使い方|実践編】プロンプトを駆使してもっと思い通りの画像を作るコツ

ここまでで、ミッドジャーニーの基本的な使い方や、画像生成の流れはひと通り理解できたと思います。

でも、もしかすると、

「英語でプロンプトを作るのがハードルに感じる」

「自分のイメージにピッタリな画像生成が本当にできるか不安」

と感じている方もいらっしゃると思います。

安心してください。

ここからは、実践編として「プロンプトを駆使してもっと思い通りの画像を作るコツ」をご紹介します。

プロンプトを駆使してもっと思い通りの画像を作るコツ
具体的なプロンプトを組み合わせる
ほかのユーザーが作った画像・プロンプトをヒントにする
ほかのユーザーが作った画像を元に編集する
ネガティブプロンプトを活用する
画風を指定する
風景・景色を指定する
構図・アングルを指定する

実際に使えるプロンプトの実例も多数紹介しています。

一緒に見ていきましょう。

具体的なプロンプトを組み合わせる

ミッドジャーニーで思い通りの画像を作るには、「プロンプトの組み合わせ方」がカギになります。

「cat」や「woman」など単体の単語だけではなく、

・メイン(人物・動物・キャラクター・場所・モノ、など)

・シチュエーション(室内・屋外・都市・月面・水中など)

・行動や表情

・季節・時間帯

・色(鮮やか・モノクロ・パステル・くすみカラーなど)

などを、より具体的に指示することで、イメージにマッチした画像が1回で生成できます。

具体的なプロンプトを組み合わせよう!
1回目のプロンプト「a beautiful Japanese woman」では、4枚すべてが「着物を着た女性の画像」でした。
次は、
「もっとカジュアルで自然体の日本人女性の画像を生成したい」「笑顔の女性画像が良い」
というテーマで行ってみます。

今回は、「a beautiful Japanese woman」というプロンプトに、以下の要素を追加して生成してみます。

・「smiling」笑っている

・「white shirt」白いシャツ

・「Shibuya city」渋谷

実際のプロンプトは、以下の通りです。

「a beautiful Japanese woman,white shirt,smiling,in Shibuya city」

プロンプトを追加するときは、「カンマ(,)」で区切ることがポイントです。

実際に生成された画像は以下の4枚です。

白シャツを着た、笑顔の日本人女性の画像が生成できました。渋谷っぽい街も再現されていますよね。

英語プロンプトだからといって、文法通りの1文にまとめる必要はありません。単語をカンマで区切り、並べるだけでOK。

あとは、ミッドジャーニーに任せて画像生成してみましょう。

ほかのユーザーが作った画像・プロンプトをヒントにする

実は、ミッドジャーニーでは、ほかのユーザーが作った画像やプロンプトを見ることができます。

画面左側の「Explore」をクリックしてみましょう。

ここに公開されているのは、世界中のユーザーがミッドジャーニーで生成した画像や動画です。

動画の生成については「5. 【Midjourneyの使い方】新機能|画像から動画を生成する方法」で後述しますね。

「Explore」で、気になる画像を1つ選んでみましょう。

画像数が膨大なので、おすすめは「検索窓」の活用です。画面右上の検索窓に「dog」「cat」など、単語を打ち込めば、探したい画像を一気に絞ることができます。

今回は「cat」と検索してみました。

結果は以下の通りです。さまざまなテイスト、シチュエーションの猫の画像が抽出されました。

この中から、任意の画像を1つ選択してみます。

1枚の画像をクリックすると、画像の左側に、その画像を生成したときのプロンプトが記載されています。

このプロンプトをそのまま真似して、あなたのアカウントで画像生成を行ってみましょう。

プロンプトにカーソルを合わせると「use text」と表示されますので、クリックしましょう。

すると、画像生成の入力バーに、そのプロンプトがそのまま表示されましたね。

エンターキーを押すか、「Submit」をクリックしましょう。

生成結果を「Create」で確認してみましょう。

今回は、以下のような画像が生成できました。

今回のプロンプト
「Cats are playing happily, print style, brown, minimalist, white background, large area of white space–v 7 」(日本語訳:猫たちが楽しそうに遊んでいる、プリント風のスタイル、ブラウン系、ミニマルデザイン、白い背景、余白が広め)

上記のように、自分でプロンプトを考えるのが苦手な方は、他のクリエイターが制作した画像を参考にするのがおすすめです。

繰り返しているうちに「この画像を作るためには、どんなプロンプトにすればいいのかな?」というコツもつかめてきますよ。

ほかのユーザーが作った画像を元に編集する

次は、ほかのユーザーが作った画像を元に、独自のアレンジを加える方法も見ていきましょう。

「Explore」の検索窓に「Golden Retriever」と検索してみました。

かわいいゴールデン・レトリバーの画像が抽出できました。この中から、ベースにする画像を1枚選んでみます。

選んだ画像は、こちら。プロンプトは「a big golden retriever in the garden , full body shot」です。

この画像のプロンプトに「sleeping(寝ている)」を追加して、生成してみます。

実際のプロンプトはこちらです。

「a big golden retriever in the garden , sleeping,full body shot」

生成された画像は以下の通りです。

見事に「庭で寝ている全身ショットのゴールデン・レトリバー」の画像が生成できました。

上記のように「Explore」で他のユーザーが制作した画像を検索し、プロンプトをアレンジする方法は、かなりおすすめです。

とくに「英語が苦手」と感じている方は、活用してみてください。

ネガティブプロンプトを活用する

ネガティブプロンプトとは、「何を描写して欲しくないかを伝えるプロンプト」のことです。

ネガティブプロンプトを使えば、

「◯◯を含めない画像」を生成できます。

具体例で見てみましょう。

今回は「animals」というプロンプトで下記の画像を生成しました。

この画像から「うさぎ」を含めない画像を出してみます。

方法は、先ほどのプロンプトに「––no rabbit」を追加するだけです。

ネガティブプロンプト
プロンプトに「––no」と追加すれば、特定の要素を排除できる

「animals」に「––no rabbit」を追加した結果は、以下の通りです。

最初の画像から、少しテイストが変わりましたが「うさぎ」が含まれていない画像を生成できました。

このように、ネガティブプロンプトを有効活用し「特定の何かを画像に含めない」というテクニックもあります。ぜひ覚えておいてください。

画風を指定する

次は、プロンプトで画風を指定し、イメージ通りの世界観を再現してみましょう。

画風を指定するときは「in the style of ~(〜風の)」をプロンプトに含めればOKです。

具体例として、実際に使える「画風を指定するときのプロンプト」を紹介します。

画風を指定するプロンプト
アニメ風in the style of anime
ポップアート風in the style of pop art
ピトグラム風in the style of pictogram
浮世絵風in the style of ukiyo-e
ビンテージ風in the style of vintage poster
コミックアート風in the style of comic book art
油絵風in the style of oil painting
水彩画風in the style of watercolor painting
写真風in the style of photography

実際にやってみましょう。

「a cute girl holding a cat, in the style of anime(猫を抱いた、アニメ風の可愛い女の子)」で生成した画像はこちら。

ちゃんとアニメ風になっていますね。

次は「a cute girl holding a cat、in the style of oil painting(猫を抱いた、油絵風の可愛い女の子)」と指定してみました。

結果はこちらです。

ちゃんと油絵風の画像が生成できました。

このように、「in the style of ~(〜風の)」を使えば、イメージの世界観に近い画像を生成することができます。

いろんなパターンで試してみましょう。

画風を指定するプロンプトについては、「【保存版】Midjourneyで自由自在に画像を生成!使えるプロンプト 全一覧」でも詳しく解説しています。ぜひチェックしてください。

風景・景色を指定する

プロンプトで「風景・景色を指定すること」で、よりイメージの世界観にマッチした画像を生成できます。

以下のプロンプトを参考にしてみてください。

風景・景色を指定するプロンプト
お花畑in a flower field
ビジネス街in a business district
田舎の景色in countryside landscape
海辺on the beach
森の中in a forest
雪の積もった街並みin a snow-covered town
桜並木の下under cherry blossom trees
星空の下under the starry sky
高層ビルの屋上on a skyscraper rooftop
夕暮れの公園in a park at sunset
南国の楽園in a tropical paradise

実際に生成した画像を見てみましょう。

今回は「A Japanese business man in business district,full body shot,smiling(ビジネス街にいる笑顔の日本人会社員の全身ショット)」としてみました。

その結果は、以下の通りです。

どうですか?日本人の会社員が、日本のどこかのビジネス街にいるように見えますよね?

かなりイメージに近い画像が、1回で生成できました。

このように、風景や背景を指定することで、欲しい画像のイメージにグッと近づけることができます。ぜひやってみてください。

構図・アングルを指定する

ミッドジャーニーでは、プロンプトに「構図」や「アングル」に関するキーワードを加えることで、画像の見せ方を自在に調整できます。

ベースとなるプロンプトは以下を使用しました。
「beautiful Japanese woman, smiling, long hair , white shirt, Shibuya city」(ロングヘアで笑顔の日本人女性、白シャツ、渋谷)

構図・アングルを指定する具体的なプロンプトは、以下の通りです。

構図・アングルを指定するプロンプト
横顔side view
正面front view
後ろ姿back view / from behind
真上からtop view / bird’s-eye view
真下からlow angle view / worm’s-eye view
遠景・引きの構図wide shot / distant view
クローズアップclose-up / zoom-in
セルフィ風selfie

実際に、以下の構図を指定して生成した画像を見比べてみましょう。

プロンプトで指示したイメージ通りの画像が生成できました。

実は、プロンプトに「selfie」を加えるだけで、以下のような「セルフィ風の画像」も簡単に生成できます。

もちろん人物画像に限らず、風景画像でも同じように、プロンプトで構図の指示出しが可能です。

以下の画像は、

a top view of a futuristic cityscape, neon lights, cinematic(都市を真上から俯瞰する構図)」

というプロンプトで生成しました。

まるでドローンが上空から撮った画像のような、臨場感あふれる構図の画像が生成できましたね。

以上のように、ミッドジャーニーではプロンプトを組み合わせるだけで、自由自在にAI画像を生成できます。

いろんなシチュエーションを指示し、あなただけのオリジナル画像を生成してみてくださいね。

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【Midjourneyの使い方|応用編】便利機能を使いこなそう

ここからは、ミッドジャーニーWeb版の便利機能を紹介します。

【ミッドジャーニー】便利機能を使いこなそう
フィルター機能
手持ち画像を元に画像を生成する機能
More機能(画像を修正する)
Pan機能(画像に写っていない範囲を拡張(再生成)する)
Zoom機能(画像の倍率(引きや拡大)を調整する)

便利機能を使いこなせば、わざわざ英語のプロンプトを入力しなくても、クリック1つでイメージに合わせた画像生成ができるようになりますよ。

フィルター機能

プロンプト入力バーの右端に「フィルター機能」があります。

フィルター機能でできることは、下記の通りです。

フィルター機能でできること
Image Size(画像サイズ)「アスペクト比(縦と横の比率)」を調整する
Model(モデル)【Mode】Standard:一般的な画像生成に最適なバランス型モードRaw:プロンプトの内容を忠実に反映しやすいモード
【Version】Standard:通常使用されるAIの最新安定版Draft:試験的で高速な生成を目的とした軽量版
More Options(Speed:生成速度)Relax:時間はかかるが生成コスト(使用量)が抑えられる
Fast:通常のスピードでバランス良く生成
Turbo:非常に高速に生成できるが、より多くのGPU時間を消費する
Aesthetics(美的設定)Stylization:スタイルの強さを調整
Weirdness:独創性やユニークさの度合いを調整
Variety:同じプロンプトでも、生成される画像にどれだけバリエーションを持たせるかの度合い

まずは、フィルター機能の「Image Size」で「アスペクト比(縦と横の比率)」を変更してみましょう。

今回は、「横2:縦1」の比率で、横長の画像を生成してみます。

まずは任意のプロンプトを入力します。今回は、

「a beautiful Japanese female model, full body shot,wearing a light white back ground」

と入力してみました。

次に、フィルター機能のマークをクリックします。

すると、以下のようなフィルタ機能が表示されます。

「アスペクト比」を調整するには「Image Size」の部分をマウスで動かします。

今回は「2:1」に合わせてみます。

「アスペクト比」を決めたら、エンターキーを押して、画像生成をスタートしましょう。

以下のような「2:1」の画像が生成されました。

次は、「Version」機能をご紹介します。

2025年7月現在の最新モデルは「Version7」ですが、この機能を使うと、過去のバージョンで生成することも可能です。

また、「nijiモデル」を選ぶと、「アニメ風画像」を生成できます。

試しにやってみましょう。

まずはプロンプトを入力し、フィルター機能をクリックします。

フィルター機能を開いたら、次に「Version」をクリックしましょう。

アニメ風画像の「nijiモデル」には、「niji4〜niji6」があります。どれを選んでもOKです。

今回は「niji6」を選択してみました。

生成されたアニメ風画像は、以下の通りです。

アニメ風の画像が生成できました。

最後は「Stylization」を紹介します。

「Stylization」は、スタイルの強さを調整し、「0〜1,000」まで自由に調整できます。

「Stylization」でできることは、簡単にいうと「プロンプトの忠実度の調整」です。数値が小さいほど、プロンプトに忠実、逆に数値が大きくなるほど、芸術性が上がるイメージです。

「Stylization」の数値を「100」と「1,000」で比較した画像が以下のものです。

【プロンプト】
「beautiful Japanese woman, smiling, long hair , white shirt, Shibuya city,in a side view」(ロングヘアで笑顔の美しい日本人女性、渋谷にいる、横顔)

どちらも同じプロンプトで作成しましたが、

・「100」の方が圧倒的にプロンプトに忠実な画像

・「1,000」の方が、芸術的な印象の画像

になりました。

「遊び心を加えたいとき」「ミッドジャーニーの芸術性に任せたいとき」は、「Stylization」の数値を上げて画像生成してみてください。

手持ち画像を元に画像を生成する機能

スマホで撮った画像など、手持ちのオリジナル画像を元に、ミッドジャーニーで画像生成ができたら嬉しいですよね。

ミッドジャーニーに画像をアップロードし、プロンプトを追加すれば、簡単に画像生成ができます。やってみましょう。

まず、アップロードする画像を選び、ミッドジャーニーへアップロードする手順です。

今回は下記の画像をアップロードしてみます。

まずは、トップ画面のプロンプト入力バーにある「アップロード」ボタン(画像①)をクリックしましょう。

次にダウンロードボタン(画像②)をクリックし、アップロードしたい画像を指定しましょう。

画像がアップロードできました。

次に「Image Prompts」をクリックしましょう。文字が赤色に変わります。

次は「Image Prompts」の文字の右側にアップロードした画像をドラッグします。

これで画像の設定は完了です。

さらに、この画像に追加したい要素をプロンプトで指示します。

今回は「a swimming whale(泳いでいるクジラ)」としてみました。

その結果は、以下の通りです。

いかがでしょうか?

元の画像をベースにして、泳いでいるクジラの画像が生成できました。

元画像の色合いや「泡のぶくぶく具合」など、テイストは残したまま、プロンプトで指定した「泳いでいるクジラ」を追加できていますよね。

風景画や人物画像などで、色々試してみてください。

オリジナル画像をアップロードすることについての注意点
ミッドジャーニーでは、生成した画像が他のユーザーに公開されます。公開されないように設定できるのは「プロプラン」以上のユーザーのみ(「ステルスモード」が使えれば画像を非公開設定にできます)。
「ベーシックプラン」や「スタンダードプラン」を利用する場合は、公開されることを前提に、画像のアップロードを行いましょう。

More機能(画像を修正する)

ミッドジャーニーでは、1クリックで、

・サイズ変更

・部分修正

を行える機能があります。それが「More」です。

まずは、画像を1枚選び、画面右下の「Creation Actions」から「Edit」を選択しましょう。

すると、下記の画面が表示されます。

「Edit」では、画像の比率を変更や、画像の一部分を指定して再生成することができます。

今回は、画像比率を「1:1」→「16:9」へ変更し、さらに、女性のヘアスタイルを変更してみます。

まずは、画像の比率を変更してみましょう。

画面左側の画像比率の欄を見てください。変更したい比率を選び、クリックします。

さらに、「Erase」を使って、画像の一部を変更してみます。

「Erase」をクリックすると、カーソルがブラシに変わります。

このブラシで、画像の変更したい箇所をなぞると、下記のように、なぞった部分の色が変わります。

ブラシサイズは変更できますので、小さな部分を指定したいときは、ブラシサイズを左側に移動させ、小さくしましょう。大きくする場合は、右側に移動させればOKです。

変更したい箇所の指定が完了したら、「Submit Edit」をクリックしましょう。これで生成がスタートします。

生成結果は、画面左側の「Create」をクリックすると確認できます。

今回は、以下のように画像比率とヘアスタイルを変更した画像が4枚生成できました。

ヘアアレンジも自然で可愛いですよね。

完成度の高さに驚きます。楽しいので、ぜひやってみてください。

Pan機能(画像に写っていない範囲を拡張(再生成)する)

ミッドジャーニーには、画像に写っていない範囲を拡張する「Pan」という機能があります。

「Pan」は、画像を指定して、1クリックするだけで、ミッドジャーニーが自動で画像を追加してくれる超便利な機能です。

やり方は簡単です。

画像を1枚選択し、画面右下の「Creation Actions」を見てみましょう。

「Pan」の欄にある矢印を見つけたら、「拡張したい(広げたい)方向の矢印」を1つクリックしてください。

今回は、「下向きの矢印(↓)」を選びました。

矢印をクリックすると、画像が自動生成されます。

生成結果は、画面左側の「Create」をクリックすると確認できます。

実際に生成した画像は、以下の4枚です。

下方向に拡張した4パターンの画像を生成できました。

かなり自然で、完成度が高いですよね。

Zoom機能(画像の倍率(引きや拡大)を調整する)

ミッドジャーニーでは、画像の倍率を変更する「Zoom機能」があります。

画像を1枚選択し、画面右下の「Creation Actions」から「Zoom」を確認してください。

・「1.5×」

・「2×」

のいずれかを選択し、クリックしましょう。

今回は「2×」を選択しました。

その結果は、こちらです。

2倍にズームアウトして、背景の街並みがより印象的な画像が生成できました。

「Zoom」も、1クリックで簡単に使える機能です。ぜひ覚えておいてください。

【Midjourneyの使い方】新機能|画像から動画を生成する方法

ここまで、ミッドジャーニーの画像生成について、プロンプトや機能の使い方をお伝えしてきました。

難しいイメージがあったかもしれませんが、実際に画像生成のやり方を見ていただいて「自分でもできそう!」と思っていただけたと思います。

ここからは、ミッドジャーニーの新機能「動画生成」を解説します。

ミッドジャーニーの新機能「動画生成」
・どのプランでも利用可能
・1回の生成で4つの動画を生成
・動画の尺は再生時間5秒
・動画の延長機能も利用可能(5秒→9秒くらいの動画に延長できる)

しかも、ミッドジャーニーの動画生成は、まったく難しくありません。初心者の方でも、あっという間に、オリジナル動画が生成できますよ。

それでは、早速やってみましょう。

動画生成の方法|静止画が動く感動を体験しよう!

まず、ミッドジャーニーで生成した画像の中から、動画にしたい画像を1枚選びましょう。

今回は、この可愛いワンちゃんの画像を選択しました。

次に、画面右下の「Creation Actions」を見てみましょう。

「Creation Actions」の「Animate Image」が、動画生成コマンドです。

各項目でできることは、以下のイメージです。

項目意味
【Animate Image】Auto(動画生成・自動モード)・Low Motion:ゆったりとした動き
・High Motion:ダイナミックな動き
【Animate Image】Manual(動画生成・手動調整)※プロンプトを入力する・Low Motion:ゆったりとした動き
・High Motion:ダイナミックな動き

今回は、「Auto(動画生成・自動モード)」の「High Motion(ダイナミックな動き)」で生成してみます。

「High Motion」をクリックしましょう。

自動的に動画生成がスタートします。

生成結果を見るには「Create」を確認しましょう。

下記のような動画が生成できました。

ちなみに、画像生成と同じく、1回で4つの動画を生成できます。

すべてが少しずつ異なる動きをしますので、お気に入りを見つけるのも楽しいですよ。

プロンプトで指示しなくても、ボタン1つで簡単に、高画質な動画を生成できるのは、ミッドジャーニーの大きなメリットといえるでしょう。

動画の再生時間を拡張する方法

1回目の生成で「再生時間5秒程度」の動画ができるとお伝えしましたが、実は「9秒程度」まで延長する機能があります。

それが「Extend Video(動画延長機能)」です。

やり方を見ていきましょう。

動画を延長する場合、まずはミッドジャーニーで生成した動画を1枚選びます。

画面右側の「Extend Video」を確認してください。

各項目の内容は以下の通りです。

「Extend Video」
Auto(動画生成・自動モードで延長する)・Low Motion:ゆったりとした動き
・High Motion:ダイナミックな動き
Manual(動画生成・手動モードで延長する)※プロンプトを入力する・Low Motion:ゆったりとした動き
・High Motion:ダイナミックな動き

今回は「Auto」の「Low Motion」で動画を延長してみます。クリックしましょう。

延長動画が自動生成されます。

生成結果は「Create」から確認できます。

通常の画像生成より、少し時間はかかりますが、1分ほど待つと、指定した動画の延長されたバージョンが生成できました。

以上のように、ミッドジャーニーでは、すべてのユーザーが利用できる動画生成機能が追加されました。

SNSやビジネスシーンで活用すれば、

「まさかAIで作ったとは思えない」

「プロが作った映像かと思った」

などと、注目されるはずです。

いち早く取り入れ、まわりの人をあっと驚かせましょう。

プロンプトを活用してさらに高クオリティな動画を作るコツ
動画生成はプロンプトでも行うことができます。ただし、どんなプロンプトを入力すればいいのか、最初は分かりづらいですよね。
そんなときは、他のユーザーが作成した動画を参考にしてみましょう!

「Explore」から気になる作品を選び、プロンプトをチェックすれば、「どんな風に指示したらこんな動きができるのか」というコツが見つかるはずです。ぜひやってみてくださいね。

Exploreの活用方法は、3-2. ほかのユーザーが作った画像・プロンプトをヒントにするで解説しています。

生成した動画をダウンロードする

生成した動画のダウンロード方法も画像と同様、とても簡単です。

ダウンロードしたい動画を1つ選択し、画面右上のダウンロードボタンをクリックするだけ。画像のダウンロードと同じ方法です。

もしくは、ダウンロードボタンの左隣の3本線のマークをクリックすると、

「Download for Social」

を選択できます。

SNS向けに最適化された形式でダウンロードできますので、どちらか好きな方を選択してください。

【Midjourneyの使い方】よくある質問

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

「難しそう」というイメージがあるミッドジャーニーですが、Web版が使えるようになり、グッと身近な存在になりました。

とはいえ、実際に使っていると、小さな疑問が出てくるはずです。

ここでは、ミッドジャーニーユーザーからよくある以下の質問に、まとめて回答します。

【ミッドジャーニー】よくある質問
Midjourneyの商用利用は可能ですか?著作権はどうなりますか?
日本語でも使えますか?
スマホだけで利用できますか?
プロンプトに使用してはいけないワードはありますか?
画像がイメージ通りに生成できないのですが、コツはありますか?
画像は何枚まで作れますか?生成枚数に制限はありますか?
PCのスペックはどれくらい必要ですか?

Midjourneyの商用利用は可能ですか?著作権はどうなりますか?

基本的に、ミッドジャーニーで生成した画像・動画の商用利用は可能です。

作った画像を自分のWebサイトに載せる、またはチラシ・商品パッケージ・SNS投稿・広告・YouTubeサムネなどに自由に使えます。

【ミッドジャーニー】画像・動画の商用利用について
商用利用基本的にOK
著作権制作者に帰属(条件あり)
禁止事項他人の著作権侵害、誤情報、違法用途など

ただし、いくつかの条件がありますので、利用前に必ず確認しておきましょう。

・年間売上が100万ドル(約1.5億円)を超える企業またはその従業員の場合:「Pro」または「Mega」プランに加入していないと、著作権を保有できません。※「Basic」では不可。
・他人が作った画像をアップスケールした場合: アップスケールしても、その画像の著作権は元の作成者に帰属します。
・「公開スペース」で作成した画像は、他人に見られ・再利用される可能性がある:デフォルトではすべて「公開&再利用OK」の状態です。非公開にしたい場合は「ステルスモード」(Pro以上で利用可)を使用しましょう。

もっと詳しく知りたい方は、「ミッドジャーニー公式サイト」を確認してください。

日本語でも使えますか?

日本語のプロンプトでも画像生成は可能です。

以下の画像は、「白シャツを着た美しい日本人女性,渋谷,笑顔」という日本語プロンプトで生成しました。

ただし、

・ミッドジャーニーのWebサイトは英語表記になっていること

・英語プロンプトの方が精度が高い画像・動画が生成できること

といった理由から、英語は避けられません。

「英語のプロンプトなんて作れない」

という方は、ChatGPTを活用しましょう。

ChatGPTは生成AIツールで、登録すれば誰でも無料でスタートできます。

例えば、

白シャツを着た美しい日本人女性,渋谷,笑顔」を英語にして

と投げかければ、即、英訳して返してくれますよ。

ミッドジャーニーは、日本語プロンプトでも生成可能ですが、英語の方が伝わりやすく、より精度の高い画像・動画が生成できる傾向です。

できれば英語のプロンプトを使うようにしましょう。

スマホだけで利用できますか?

ミッドジャーニーは、Webブラウザ版が提供されており、スマートフォンのブラウザからでもアクセス・操作ができます。

アプリやソフトをダウンロードする必要もありません。

ただし、細かい調整やプロンプトの長文入力、複数タブの管理などはPCの方がスムーズに行えます。

外出先でのアイデアメモや簡易的な生成にはスマホ、本格的なクリエイティブ作業にはPCというように、使い分けるのもおすすめです。

プロンプトに使用してはいけないワードはありますか?

あります。

ミッドジャーニーの規約に基づき、以下のような内容・表現を含むワードはプロンプトに使用できません。

プロンプトに使用してはいけないワード(禁止ワード)
1. 暴力的・攻撃的な表現
2. 性的・アダルトな内容(NSFW)
3. 差別的・憎悪表現
4. 著名人や特定の人物のなりすまし
5. 政治的な目的での使用

出典:ミッドジャーニー「コミュニティガイドライン」より筆者が和訳して掲載

なお、上記に該当するプロンプトは自動でブロックされるか、生成エラーになります。また、アカウント停止・利用禁止などのペナルティを受ける場合もあります。

もっと詳しく知りたい方は、ミッドジャーニーの「コミュニティガイドライン」をチェックしておきましょう。

画像がイメージ通りに生成できないのですが、コツはありますか?

あります。

プロンプトを作るときは、以下を参考にしてみてください。

コツ説明
先頭に被写体(主語)を明確にするAIは前方を優先して処理する
シンプルなプロンプトにする長い指示ではなく短いフレーズが◎
先頭優先にする大事な要素から書く
具体的にする髪型・服装・表情など
例:「short bob haircut」「white blouse」「smiling」など
背景を指定するシーンや場所
例:「in Shibuya」「at the beach」「in a flower field」など
カメラアングルを指定する例:「close-up」「side view」「overhead」「full body shot」など
ネガティブプロンプトを使うプロンプトに「––no」と追加すれば、特定の要素を排除できる
他ユーザーのプロンプトを参考にする「Explore」で世界中のユーザーの画像をチェックしてみよう

ミッドジャーニーを始めたばかりのころは、どんな画像が生成されるかイメージできないと思います。そのため、最初はシンプルなプロンプトからスタートし、徐々に詳細な条件を追加していくのがコツです。

画像は何枚まで作れますか?生成枚数に制限はありますか?

画像の生成枚数の目安は、プランによって異なります。

下記を参考にしてください。

項目ベーシックプランスタンダードプランプロプランメガプラン
月額料金10ドル/月(1,470円)30ドル/月(4,410円)60ドル/月(8,820円)120ドル/月(17,640円)
画像生成枚数の目安約200画像/月約900画像/月約1,800画像/月約3,600画像/月
高速生成(Fast GPU Time)約3時間/月約15時間/月約30時間/月約60時間/月

※1ドル:147円換算

例えば「ベーシックプラン」だと高速生成用のGPU時間が月に約3時間(約200画像分)付与されています。しかし、これを使い切ると高速生成ができなくなります。

ベーシックプランには「Relaxモード」は含まれないため、遅いモードでの生成もできません。つまり、この月は追加購入するか、次の請求月まで待つ必要があります。

追加購入にかかる費用は以下の通りです。

追加購入時間料金
1時間分4ドル(588円)
2時間分8ドル(1,176円)
5時間分20ドル(2,940円)
12時間分48ドル(7,056円)

※1ドル147円で計算

※購入したFast時間の有効期限は60日間

ベーシックプランに加入した場合、GPU時間を頻繁に追加購入するようであれば、アップグレードとどちらがお得か検討してみましょう。

PCのスペックはどれくらい必要ですか?

ミッドジャーニーは、クラウド上で画像を生成するAIサービスです。画像の生成処理自体はミッドジャーニーのサーバーで行われるため、PCやスマートフォンに高いスペックは必要ありません。

ミッドジャーニーをもっと深く学びたい方は「mikimiki webスクール」へ
ミッドジャーニーは、ちょっとしたコツを知っているだけで、想像以上のクリエイティブを形にできるツールです。

「もっと上手に使いこなしたい」
「プロンプトの表現や構図の工夫も学びたい」

そんな方は「mikimiki Webスクール」のMidjourney講座がおすすめです。
「mikimiki Webスクール」のMidjourney講座では、

・思い通りの画像を生成するためのプロンプトテクニック
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・生成AI画像を使ったデザインの作り方

などを総合的に習得できます。
まずは公式LINEに登録し、ミッドジャーニーで今すぐ使える「プロンプト 全一覧」を受け取ってくださいね。

まとめ

今回は、ミッドジャーニーの使い方を解説しました。

ミッドジャーニーの使い方は、以下の4ステップです。

ミッドジャーニーのAI画像生成は、以下の4ステップで行います。

【ミッドジャーニー】AI画像生成の方法「4ステップ」
ステップ①:プロンプトを入力する
ステップ②:画像を保存する
ステップ③:生成した画像をブラッシュアップする
ステップ④:フォルダ分け・検索機能を活用する 

Web版のミッドジャーニーは、初心者の方でも分かりやすい操作性が魅力です。

プロンプトのコツをつかめば、写真のような風景も、アニメのワンシーンのような構図も、映画のような動画までも自在に生み出すことができます。

「もっと思い通りの画像を作ってみたい」

「自分だけの世界観を形にしてみたい」

「ビジネスやSNSでも活用してみたい」

こんな方は、ミッドジャーニーを活用してみてくださいね。

新しい働き方を目指す人のためのmikimiki webスクール
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