フリーランスを目指されている方は、今増えてきています。
フリーランスになると、収入は会社員時代よりもアップすると考えています。
その理由は大きく2つあります。
- 中間マージンが取られない
- IT系フリーランスの場合はコストがあまりかからない
1つ目の中間マージンが取られないというのは、つまり会社に売り上げが取られないということです。
2つ目のIT系フリーランスの場合はコストがあまりかからないというのは、WebデザインやエンジニアなどのIT系のフリーランスは、PCの中で解決する仕事が多く、あまり原価がかかるものがないので、単純に売り上げが利益につながりやすいお仕事だからです。
この2つの理由により、フリーランスになると会社員時代よりも収入が上がる人が多くなる傾向にあります。
実際、私自身も会社員時代のお給料よりも収入がアップしました。
しかし、これが当てはまるのは、お仕事を取れるフリーランスのみです。
現実は厳しくて、なかなか仕事が取れず稼ぐことが難しいフリーランスが多くいます。
私は、今までたくさんのフリーランスの方を見てきて、フリーランスで稼げない人は特徴が似ていることに気づきました。
前置きが長くなりましたが、今回は「フリーランスで稼げない人の特徴」をお伝えしていきます。
この記事を見て、今回ご紹介する項目に当てはまる部分はないか、チェックをしてみてください。
もし、そう思われた方がいても大丈夫です。
後半にご紹介するヒントを見て行動していただければ、フリーランスとして成功する可能性もぐんと上がるので、ぜひ最後までご覧ください。
記事を見るメリットはこちら
- フリーランスで稼げないその特徴がわかりフリーランスを目指すための1歩が踏み出せる
- フリーランスとして稼げるためのヒントがわかる
フリーランスで稼げない人の特徴
フリーランスで稼げない人の特徴は、6つあります。
- 自主性がない
- 成長意識がない
- 計画性がない
- 言い訳が多い
- 自己管理ができない
- 変化が苦手
それでは、1つずつ解説していきます。
1.自主性がない
自主性がない人とは、誰かに指示をしてもらわないと動き出せない人のことです。
自主性がないのは、フリーランスとしてはかなり致命的だと思います。
たとえ運良く仕事を取れたとしても、お客様に言われたことだけのことしかできないと、お客様の満足度が下がってしまうので、次のお仕事につながる確率は低くなってしまいます。
フリーランスのお仕事は、ご依頼いただいた内容を+aのサービスや価値を提供することで、よりお仕事の幅が広がっていきます。
「1」のことを言われたら「10」「 100」にも大きくして、お客様が期待している以上のサービスや価値を提供して届けることが大切です。
2.成長意欲がない
成長意欲がないと、知識やスキルをアップデートできません。
それと同時に、お客様の求める成果や結果を出すことができず、仕事はだんだん減っていくかもしれません。
今持っているスキルでお仕事をいただけても、もしかしたら来年はそのスキルをいろんな人が持てるようになってしまい、お仕事がなくなってしまう可能性も多くあると思います。
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例えば今の時点でブログアフィリエイトで収益を上げていたとします。
今後Googleのアルゴリズムの変化によりSEOの判定に変化が出るとしたら、今まで稼げていた収入が半減したり、もしくはなくなってしまうかもしれません。
それくらい今は、世の中の流れが早いです。
だからこそ、知識を常にアップデートして、1つの領域だけではなくいろんな領域で収入をいただけるようになると言うのが理想的です。
私自身はWebデザイナーです。
デザインのトレンドは日々変わっていきます。
私がデザインを始めた時は、可愛らしいラデュレみたいなエレガント系のデザインが主流でした。
しかし、今はよりスタイリッシュでシンプルなデザインの方が好まれるようになっています。
毎年デザインの流行やお客様の好みが変わっていってるので、自分の軸を持ちながらも変化していく姿勢が重要だと感じています。
海外に出かけたり、いろんな作品を見たりして、自分の感覚やデザインスキルをアップデートできるように努力することを心がけています。
3.計画性がない
フリーランスで働くこと、すなわちクライアントワークが基本です。
クライアントワークは、お客様からご注文をいただくので、お客様の希望納期スケジュールに合わせてお仕事を進めていきます。
そのため、納期に遅れる・自分都合でできなかったというのは絶対にNGです。
そうならないためにも、計画的にお仕事を進めていく必要があります。
ドタバタで仕上げるお仕事は、運よく作品が生まれることもあるかもしれませんが、やはり焦ってつくる仕事はミスや抜けが出てくるので、計画的に進めるのが大切です。
例えば私の場合、自分が提案した納期の1日前にできるだけお届けするように心がけています。
4.いい訳が多い
何か不都合なことが起こった際に、稼げない人は人のせいにする傾向にあります。
フリーランスは個人事業主です。
文字通り個人で働いています。
つまり、最終的にはすべて自分の責任になります。
もちろん人間なので、誰しも間違えてしまうことはあるでしょう。
間違いを起こしたときに、自分の間違いを認めて素直に改善していける人は伸びが早いです。
逆に人のせいにしがちな人は、お客様側から見たら不信感に繋がり、お仕事を今後いただけなくなります。
もし、何か問題が起こった際に言い訳をよくしてしまう心当たりがある方は、まず起こってしまったことを認めて向き合うところから始めてみましょう。
実は私も、昔は「でも」「だって」が口癖でした。
よく人のせいにしてしまっていたのですが、これではダメだと思い、意識的に嫌なことや不都合なことが起こった際には自分自身に矢印を向けて、「あの時自分にできたことはなかったのかな」と考える癖をつけていきました。
最初は無理矢理やっている感じでしたが、続けていくうちに慣れてきます。
そのうち習慣に変わっていき、出来事に向き合うことが普通の思考になっていきました。
こういった意識的な行動を繰り返していくうちに、人というのは少しづつ変化していくものです。
5.自己管理ができない
フリーランスのスケジュールの組み方は全部自分のさじ加減です。
そのため、朝も決まった時間に起きる必要はなく、夜も何時まで起きていても良いのです。
ただ、夜遅くまで起きていると翌朝起きることができず、お仕事のパフォーマンスも落ちがちです。
これに関してはそれぞれお仕事のスタイルがあるので一概には言えません。
しかし、健康的に長くお仕事を続けていくためには人は規則正しい生活が基本です。
私は、フリーランスはプロフェッショナルだと思っています。
自分のスキルにお金を払っていただいているので、最大限の価値やサービスを提供する必要があります。
優秀なフリーランスの方は、よく見ていると規則正しい生活習慣を送っている方がほとんどです。
だから、私もフリーランスを始めた当初から基本的には夜更かしをせずに朝早く起きるように心がけています。
6.変化が苦手
フリーランスは、社会の変化やビジネストレンドに合わせて、自分自身を柔軟に変化させていく必要があります。
社会が変化するということは、お客様のニーズも常に変化してるということです。
例えば私は、フリーランスとしてスタートした当初はWebデザインを専業でやっていましたが、SNSがどんどん普及して、HPもSNSと連携した形で設計して欲しいとオーダーをいただくことが多くなりました。
さらに、SNSの運用も踏まえてアドバイスが欲しいというお客様も増えて、WebマーケティングやSNSマーケティングを猛勉強しました。
今ではWebマーケティング、SNSマーケティングと合わせてマネジメントのお仕事もさせていただいています。
フリーランスは個人なので、社会の変化をもろに受けやすいです。
変化が苦手な人はずっと同じことをしているので、時代の変化に乗れず、だんだんお仕事は減ってきて、お仕事をいただけなくなってしまう傾向にあります。
したがって、フリーランスになりたい方は、柔軟性を意識するといいと良いでしょう。
▼Webマーケティング、SNSマーケティング等のご相談はこちら▼
フリーランスとして稼げるようになるためのヒント
ここまで、フリーランスの稼げない人の特徴6つをお伝えしました。
- 自主性がない
- 成長意識がない
- 計画性がない
- 言い訳が多い
- 自己管理ができない
- 変化が苦手
当てはまるところはありましたか?
もし、少し当てはまる部分があっても大丈夫です。
次のフリーランスとして稼げるようになるためのヒントを意識していただければ、フリーランスとして稼げるようになる糸口がわかるようになります。
フリーランスとして稼げるようになるために「個性を伸ばす」
フリーランスとして稼げるようになるためのヒントは、
『個性(自分が得意な領域)を見つけて伸ばす』
これがフリーランスとして活動していく中で1番重要なことです。
皆さんは、自分の個性や得意なことをすぐに答えることができますか?
何か得意なことは1〜3つあるのではないでしょうか。
大きなことである必要はありません。
本当になんでも大丈夫です。
例えば私がフリーランスになろうと決意したときに、自分が定義した個性(得意な領域)は、「女性向けの可愛いデザインは誰にも負けない」ことでした。
その当時Webデザイナーとして活躍されている方は企業向けのデザインをされている方が多くいました。
企業向けのデザインは男性的なクールなデザインが多く、女性のWebデザイナーもそこまで多くいなかった印象があります。
そんな中で、私は女性に特化して、さらに個人のサロンさん向けにデザインを発信し、それが差別化になってお仕事をいただけるようになりました。
自分自身のポジションを明確にして、他の人と差別化することがとても大切なのです。
ただお仕事をこなしているだけでは、あなたにお仕事を振っても他の人に振っても同じです。
この人にお仕事をお願いしたいという何か個性的な際立つものがあると、お仕事はいただきやすくなります。
例えば「山がとても好きなカメラマン」のように、個性が際立つアイデンティティを見つけるといいと思います。
このように自分の個性や得意なことを明確にして定義してそこで突き抜けるというのがフリーランスとして稼げる1番のヒントになります。
自分の個性を育てて突き抜けさせましょう。
まとめ
今回はフリーランスで稼げない人の特徴というテーマでお伝えしました。
この記事が読み終わったら自分の個性を一つでも、大きくなくてもいいので見つけて書き出してみましょう。
もし自分でわからないときは、誰かと対話してみるのもいいと思います。
それが自身のビジネスの競争力の源泉になります。